睡眠時無呼吸症候群が慢性疲労の原因かも?枕を変えてぐっすり眠る方法

快眠 枕

いつも身体が疲れている、なかなか疲れが取れないといった症状に悩まされることってありますよね。その症状、「睡眠時無呼吸症候群」という病気が原因かもしれません。

睡眠時無呼吸症候群は、枕の高さが影響して症状が起きてしまうことがあります。そんな時は、自分に合った枕の高さを見つけることで、睡眠時無呼吸症候群を改善することが出来ます。では、自分に合った枕の高さはどのようにすればわかるのでしょうか?

実は、自分の身体に合った枕は玄関マットとタオルケットを使うことで、簡単に手作りすることが出来るのです!
そこで今回は、睡眠時無呼吸症候群の症状や原因、身体に合った枕の調べ方や、自作の枕の作り方についてお伝えします。



睡眠時無呼吸症候群が慢性疲労の原因かも?枕を変えてぐっすり眠る方法

睡眠時無呼吸症候群の主な症状は?

10秒以上息が止まってしまうことを「無呼吸」といいます。
寝ている間に無呼吸の状態が1時間に5回以上ある時や、7時間の睡眠の中で無呼吸の状態が30回以上起きてしまうことを「睡眠時無呼吸症候群」と言い、気道が狭くなっている時は寝ている間にいびきをかいていることがあります。

【睡眠時無呼吸症候群の症状】

・いびきをかいている
・いびきが止まり、大きな呼吸をした後にまたいびきをかく
・呼吸が止まってしまう
・寝ている時にむせている
・寝汗をかいている
・何回も目が覚めてしまう

寝ている時にこれらの症状が起きている時は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
起きたときに頭が痛かったり、なかなかスッキリ目覚められないようなときは、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
また、日中生活している時に強い眠気に襲われたり、いつも疲れが取れない、倦怠感を感じるときなども、夜しっかり睡眠を取れていない可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群の原因

寝ている時に無呼吸になってしまうのにはいくつかの原因があります。

喉に脂肪がついてしまうなどして喉や気道が狭くなってしまうと、睡眠時無呼吸症候群になってしまうことがあり、睡眠時無呼吸症候群を患っている人の約90%の人はこれが原因になっていて、太っている人は特に喉についた脂肪が原因で寝ている時に呼吸が止まってしまったり、いびきをかいてしまうといった症状が出てしまうのです。

また、脳が「呼吸をする」という命令を出さないということが原因になる事もあります。
命令を出さなくなる原因は色々ありますが、心肺機能が低下してしまうことで無呼吸になる事があり、そのままの状態にしておくことは危険な状態を招いてしまうことにもなりかねません。

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、自分で判断することはせずに、病院で診察してもらうようにしましょう。

無呼吸になっているのは枕が原因?

気道が狭くなってしまうことが原因で睡眠時無呼吸症候群になっている時、枕の高さを調整することで、症状を緩和することが出来るのですが、どのくらいの枕の高さが自分に合っているのかはなかなかわからないものですよね!
こういったとき、タオルケットやバスタオルを利用することで、自分に合った枕の高さを調べることが出来ます。これには第三者の協力が必要になってくるので、結婚しているのであればパートナーに、もしくはご家族に協力をしてもらって確認しましょう。それが難しい人は、録画や録音するなどして調べてみましょう。

普段使っている枕の下に、タオルケットやバスタオルを畳んで敷き、睡眠時無呼吸症候群の状態が改善されているか、もしくは悪化していないかを確認してみてください。

枕の高さを高くして無呼吸の状態やいびきが改善されていれば、枕の高さはそのくらいのものが良いということになり、反対にいびきが増えてしまっていたら、枕の高さが高すぎるということになります。

枕の高さが高すぎる場合は、使っている枕より低い枕を使うと良いでしょう。低い枕を使って寝ている時の状態を調べ、睡眠時無呼吸症候群になっていないか、いびきをかいていないかを確認してみてください。症状が現れない高さが自分に合った枕の高さということになります。

自作の枕で無呼吸になるのを改善しよう!

睡眠時無呼吸症候群の改善をする方法に、自作の枕で症状を改善するというものがあります。枕の作り方はとっても簡単ですので、睡眠時無呼吸症候群に悩まされている人は枕を手作りしてみてください。

【自作の枕の作り方】

〇用意するもの

・玄関マット…1枚
・タオルケット…1枚
・バスタオル…必要な場合

〇作り方

・玄関マットを三つ折りにする
・タオルケットを、縦に一回→横に一回→三つ折りの順番で折りたたむ
・タオルケットを玄関マットに重ねる

ここまで作れば、枕のベースになるものが完成します。そして、枕に寝てみて高さが自分に合っているかを確認してみましょう。
自分に合った高さかどうかは「仰向けに寝た状態で首が楽に感じる・呼吸がしやすい」と感じる高さがベストで、「おでこと鼻と顎が一直線になり、床と平行になる」ということが大切です
畳んだタオルケットを一枚ずつ減らして細かく高さを調整し、自分に合う高さを見つけましょう。

自作の枕で快適な生活を!

身体に合っていない高すぎる枕を使っていると、枕で頭が持ち上がってしまい、首や骨に負担がかかってしまいます。そうすると、肩こりに悩まされるようになったり、手や足にしびれを感じるようになることもあるのです。

睡眠時無呼吸症候群の対策として自作の枕を利用すると症状の改善が期待できますが、身体に合った枕を使うことで、肩こりや手足のしびれといった症状も改善されることが期待できます。


さて、今回は睡眠時無呼吸症候群についてお伝えしてきました。睡眠時無呼吸症候群になってしまう原因の90%が気道が狭くなってしまうことで、喉に脂肪がついてしまったり、自分に合った枕を使っていないことで症状が引き起こされてしまいます。
タオルケットやバスタオルを利用して、普段使っている枕が自分に合っているのかどうかを確認し、症状の改善につなげましょう。
また、自分で枕を作ってみることも睡眠時無呼吸症候群の症状を改善することにつながります。
自作の枕は無呼吸やいびきの改善のほかにも、肩こりや手足のしびれといった不快な症状を改善する効果が期待できます。
身体に合った枕を使い、健康的な生活をすごせるようにしましょう!

まとめ

睡眠時無呼吸症候群は自作の枕で症状を改善することが出来る!

・10秒以上息が止まってしまうことを「無呼吸」と言う
・起きたときの頭痛や日中強い眠気に襲われる時は、睡眠時無呼吸症候群の可能性がある
・睡眠時無呼吸症候群になってしまう原因の90%は気道の狭さ
・枕の高さが合わずに気道が狭くなり、睡眠時無呼吸症候群になっていることがある
・タオルケットやバスタオルを利用して自分に合う枕の高さを見つける
・自作の枕を作って利用することで、睡眠時無呼吸症候群を改善することが出来る
・自作の枕は肩こりなどの不快症状の改善も期待できる



 

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