えごま油の老化を防ぐ効果を引き出すための5つの知っておきたいこと

美容や健康の敵と思われがちな油ですが色々な種類の油が広まってきて、選び方によっては美容や健康、アンチエイジングの強い味方であることが知られてきましたね。

そんな中でもアンチエイジングにぴったりな油のひとつが「えごま油」です!

えごま油は美容効果に加え特に健康効果に大きな期待ができ、ダイエットや高血圧などの病気だけではなく、脳の血流や神経にまで働きかけ、認知症やアルツハイマー病、さらにはうつ病などにも期待ができるのです!

そのカギを握るのは油の中でもトップクラスの含有量であるαリノレン酸なのですが、効果を最大限に生かすためにはいくつか気を付けておかなければならないことがあるのです。

そこで今回はえごま油の老化を防ぐ効果を引き出すための5つの知っておきたいことについてお伝えします。



えごま油の老化を防ぐ効果を引き出すための5つの知っておきたいこと

2.αリノレン酸はえごま油がトップクラス!その幅広いエイジングパワーとは?!

えごま油が老化を防ぐと言われている大きな理由はえごま油に含まれている豊富なαリノレン酸であり、体内では合成されない必須脂肪酸のため食べ物から摂取しなければならない成分なのです。

<αリノレン酸に期待できる美容・健康効果>

・美肌
・腸の働きを活性化
・中性脂肪を減少
・脂肪燃焼の促進
・血流アップ
・血糖値を下げる
・肝機能アップ
・がん予防
・高血圧、動脈硬化の予防
・認知症やアルツハイマー病、うつ病の予防

身体全体の老化防止に働きかけてくれるαリノレン酸ですが実は弱点もあり、その効果を最大限に引き出すためにはいくつかのポイントを知っておかなければ、逆効果になってしまう可能性もあるのです。

2.調理しないで!えごま油はそのままで食べよう!

アンチエイジングのカギであるαリノレン酸は熱、空気、光に弱いため摂取方法や保存方法に注意しなければ、その効果を発揮することはできません。

熱に弱いαリノレン酸は加熱調理には向いておらず100℃を超えるとαリノレン酸が壊れ、過酸化脂質という身体に良くない成分になってしまうため、例えばサラダやお味噌汁、たまごかけご飯にかけてみるなどそのままの状態で摂取することがとても大切です。さらにαリノレン酸は空気に弱く酸化しやすいため、食べる直前にかけるようにしましょう。

3.酸化しやすいαリノレン酸…保存は冷蔵庫がベスト!

えごま油は食べる時だけではなく、それ以外の時でも熱、空気、光に注意しなければなりません。
保存の際にはコンロの横などではなく直射日光が当たらず低温が維持できる冷蔵庫で保存し、1ヶ月~2か月の間に使いきる様にしてくださいね。

劣化した油は老化防止効果が無くなるだけではなく身体に悪影響を及ぼす油になってしまうので、とにかく酸化・劣化させないように心がけてえごま油の効果を最大気に引き出せる様にしましょう!

4.えごま油を1日に摂る量やベストなタイミングは?

肌や内臓、脳、血液など様々な場所で老化現象に働きかけてくれるαリノレン酸ですが、いつ・どれくらい摂取するのがベストなのでしょうか?

えごま油の1日の摂取量は小さじ1杯~大さじ1杯が理想的で、少ないのでは?!と感じる人もいるかと思いますが、αリノレン酸の量でいうとサバ200g(2尾)分、さらにいわし300g(3尾)分に相当するのです!

さらに摂取するタイミングは、日中の活動期にαリノレン酸を摂取しておくのが理想なので体の酸化が1番進む朝がベスト、または反対に夜から仕事や活動などが始まる人は夜に摂取する方が良いです。

いくら老化を防止したいからと言って何度もたくさん摂取するのではなく、ベストな量とタイミングを心掛けてえごま油の効果を最大限に引き出しましょう!

5.買う時に気を付けなければいけないことは?!酸化に注意が必要

えごま油を実践してみよう!と、いざインターネットで調べてみると…「危険」という気になるワードが出てきてしまい、気になる方も多いでしょう。
しかし「方法2」でお伝えした、えごま油は熱、空気、光に弱いということを思い出せば大丈夫です!

<えごま油の購入時に気を付けたいこと>

・熱に弱い…低温圧搾(低温焙煎)のものを選ぶ
・光に弱い…日光の当らないビンや箱入りのものを選ぶ
・国産

海外産(韓国産が多い)は高温でつくられているものが多いため、色も黄色や黄褐色になっており、そのような場合αリノレン酸の含有量も少なくなっています。

せっかくえごま油を利用するのですから、αリノレン酸ができるだけ多く含有されている条件のものを選びましょう!


さて、体にいい油として知られているえごま油の老化防止効果を最大限に引き出すために知っておきたいことについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

どれでもいいからとにかく口にすればいい!という訳ではなく、いくら体に良くても油は油ですのでたくさん摂取すればその分摂取カロリー増え、単純に「安いから」と購入してしまうとαリノレン酸が崩れてしまい、ほとんど含まれていなかった…なんてこともありえます。

購入時の見極めや、摂取量、摂取方法などをしっかり守って、えごま油の最大限の効果を得られるように気をつけましょう。

まとめ

アンチエイジングのためのえごま油の食べ方と特性

・えごま油が美容から健康面まで体にいいカギとなるαリノレン酸は、非常にデリケートである
・えごま油は熱、空気、光に弱い
・高温調理を避け、食べる直前にかける
・保存の際には日光が当たらず低温を保持できる冷蔵庫が望ましい
・1日の摂取量は小さじ1杯~大さじ1杯
・摂取のベストなタイミングは活動開始前の朝(活動が夜の人は夜摂るのが良い)
・サプリメントで摂取したい人は、αリノレン酸が体内で吸収されたあとになるDHAやEPAを選ぶと良い
・購入時のチェック項目は「低温圧搾(低温焙煎)」「日光が入らないビンや箱入り」「国産」であること


 

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