サチャインチオイルで血液サラサラにして脳を活性化する方法


日本の健康意識は世界と比べても高く、食生活に欠かせないオイルも健康志向のものが増えてきましたが、中でも健康のバロメーターとも言われている“血液”に効果をもつオイルは多いですよね。

その中のひとつ「サチャインチオイル」は含有している脂肪酸の約50%がαリノレン酸という私たちの体が不足しがちなオメガ3系脂肪酸でできていて、血液サラサラ効果が脳にまで良い影響を与えてくれる健康オイルなのです。

インカインチオイルという別称のとおりインカ文明から重宝されてきた貴重なたんぱく源であり、ペルーのアマゾン流域が原産地となる植物“サチャインチ”から摂れる歴史あるオイルです。今回はそんなサチャインチオイルがもたらす血液サラサラ作用と脳の活性化についてお伝えします。



サチャインチオイルで血液サラサラにして脳を活性化する方法

サチャインチオイルの働きや効果を知ろう!

体に良いとされているオイルでよく耳にすることがあるオメガ3系脂肪酸の一種「αリノレン酸」ですが、この脂肪酸こそがサチャインチオイルが健康に良いと言われるカギとなっており、さらには美容では抗酸化作用の代名詞的存在でもあるビタミンEも多く含まれていることからとても魅力の多いオイルなのです。

<サチャインチオイルの働きや効果>

・血流改善効果
・心筋梗塞や脳梗塞の予防
・脳活性化作用
・コレステロール値の低下
・抗酸化作用による老化防止、美肌効果
・アトピーやアレルギー症状の緩和
・免疫機能の向上

健康から美容までマルチに働くサチャインチオイルですが、このポイントとなるαリノレン酸が属する“オメガ3系脂肪酸”とはそもそもどのような存在なのでしょうか?

オメガ3系脂肪酸とは?αリノレン酸は体内であの成分に変身する!

油を構成する成分である脂肪酸は炭素・水素・酸素から成っておりその結合の仕方によってオメガ6系、オメガ9系、飽和脂肪酸…などのように呼び名が付けられており、中でもサチャインチオイルの“オメガ3系脂肪酸”は体内では作ることができない栄養素である必須脂肪酸であり、食べ物から摂取しなければなりません。

オメガ3系脂肪酸に属する脂肪酸にはαリノレン酸の他にもイワシやサバなどの青魚に含まれることで知られているEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)もあり、実はαリノレン酸は体内に入って代謝されるとEPAやDHAとなるのです。

昔から青魚が頭に良いとされてきた理由にはオメガ3系脂肪酸が大きく関わっており、これと同種類であるαリノレン酸にも脳活性化作用が認められているということなのです。

αリノレン酸がなぜ脳に良いの?!血液サラサラ効果と脳活性化作用の相乗効果

サチャインチオイルの主要な構成成分でもあるαリノレン酸が体内で代謝後になるDHAとEPAですが、特にDHAはオメガ3系脂肪酸の中でも唯一脳に関係がある脂肪酸でもあります。

DHAは脳の神経細胞の中に存在しており一定の年齢から減少が始まる上に、減少したDHAを元に再生することはできませんが、残りのDHAを活性化することにより神経伝達物質の生産が高まり、脳の情報伝達が活発化されるのです。

これに加えて血流改善によってエネルギーやビタミン、脂肪酸、ミネラルなど高い栄養素が脳へより多く届くことによって記憶力や学習パフォーマンスの向上、さらにはアルツハイマー型認知症などの予防にも役立つことが、サチャインチオイルが脳に良いと言われている理由なのです。

つまり子供に必要と思われがちな青魚の栄養素であるDHAやEPAですが、大人になってからも脳の老化防止のためにとても大切な栄養素なのです!

サチャインチオイルの効果を発揮する摂取方法とは?!

気になるサチャインチオイルの摂取方法ですが、1日小さじ1杯程度、もしくは調理油にサチャインチオイルを使用しても良いのです!
他のオメガ3系脂肪酸オイルであるえごま油などは加熱に弱くサラダや納豆などに“かけて”食べる方法しかないのですが、サチャインチオイルはビタミンEが豊富なため抗酸化作用が高く熱による劣化も防止できるため加熱に強いのが最大の特徴で、炒めても焼いてもOKなので生活に取り入れやすいですね。

また他のオイルと比べ、比較的あっさりしているため“えごま油が苦手だった…”という人でも口にしやすいクセのなさで加熱やもちろん、ドレッシングに混ぜたり、サラダやピザ、パンにつけるなど摂取方法の多さも魅力のひとつです!

これだけは気を付けたい!サチャインチオイルの弱点を知っておこう

加熱に強いサチャインチオイルですが、保存の際には他のオメガ3系脂肪酸のオイル同様に“熱・光・酸素”による劣化に気を付けなければなりません。
そのため保存の際はコンロの近くなどには置かずに直射日光が当たらず低温が維持できる冷蔵庫などで保管、さらに使用するたびに酸素にも触れることになりますのでできるだけ1~2か月で使い切るのが理想的です。

また体に良いサチャインチオイルだからたくさん摂らないと!と思いがちですが、カロリーは1gで9kcalもありますので摂りすぎに気を付けてくださいね。

劣化した油や過剰摂取は健康や美容効果ではなく体に悪影響となりますので、油は質を維持できるように普段から気を付けておきましょう!


さてサチャインチオイルで血液サラサラにして脳を活性化する方法についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょう。

体に良いとされている健康オイルがたくさん注目されている中で、良いと聞いたから!と無理して取り入れるのではなく、自分の食生活や効果に合った油を選ぶことが大切ですね。

中でもサチャインチオイルは味のクセが比較的少ない上に、加熱OKという取り入れやすさが魅力的なオイルですが、健康や美容効果に期待するにはどれだけたくさん摂取したかではなく“継続”が大切ですので、まずは自分に合ったオイルで続けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

健康に美容に万能なサチャインチオイルで血液をサラサラにして脳も活性化する方法

・サチャインチオイルの働きや効果としては、血流改善、心筋梗塞や脳梗塞の予防、コレステロール値の低下、アトピーやアレルギー症状の緩和、免疫機能向上、高い抗酸化作用、脳活性化作用などがある。
・高い健康、美容効果はサチャインチオイルの約50%を占めているオメガ3系脂肪酸に属するαリノレン酸の影響である。
・αリノレン酸は体内で代謝されると青魚に含まれるEPA(エイサヘキサエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変わる。
・DHAは脳に関係する唯一の脂肪酸であることから、αリノレン酸を多く含むサチャインチオイルでも脳活性化作用に期待ができる。
・DHAを摂取すると細胞内に残っているDHAが活性化されることで、神経伝達物質の生産量が増え、情報伝達が活発化される。
・さらに血流改善作用が加わることでエネルギー、脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどの高い栄養素が脳にも運ばれ、記憶力や学習パフォーマンスの向上につながる。
・サチャインチオイルの1日の摂取目安量は小さじ1杯程度であり、加熱に強いため料理に使用しても大丈夫である。
・保存の際は熱、酸素、光に注意して冷蔵庫などで保管するのが理想的である。
・サチャインチオイルは油なので1g=9kcalもあるため過剰摂取には気を付ける。


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