スーパーフード☆キヌアが若見えに絶大な効果をもたらす５つの魅力

Quinoa / 4nitsirk

今、世界中で注目を集めている穀物と言えば「キヌア」。スーパーフードと言われる所以は、精白米に比べ、タンパク質は2倍、鉄分は5倍、カルシウムは6倍、食物繊維は10倍！さらに、体で作ることが出来ず、食物から摂るのが不可欠な必須アミノ酸のすべてをバランスよく含んでいます。そんなスーパーフードの魅力をお伝えします。

スーパーフード☆キヌアが若見えに絶大な効果をもたらす５つの魅力

魅力1.キヌアの歴史…近年見直されたきっかけは？

キヌアは、コロンビアからアルゼンチンにかけてのアンデス地方が発祥です。 5000年ほど前から人の食用に使われていたといわれ、13世紀のインカ帝国では神聖な食べ物として「穀物の母」と呼ばれていました。ところが16世紀にインカ帝国がスペインによって征服されると、その支配によりキヌアは姿を消します。

再び注目を集めたのが1990年代。NASA（アメリカ航空宇宙局）が栄養面や取り扱いやすさなどの観点から、宇宙空間での長期滞在に適した穀物として発表。アンデス地方で再び栽培がなされるとともに、アメリカやヨーロッパ各国でキヌアの関心が高まり研究か進められています。

2013年、国連が「国際キヌア年」と制定。国連事務総長が「これを機に食料・栄養安全保障・貧困撲滅・持続可能な農業の分野で、キヌアが持つ潜在力についての理解が広がることを期待する」を述べています。

魅力2.キヌアの栄養価…まさにスーパーフード！世界一の栄養価！

キヌアは先ほども申し上げたように、精白米と比べ、タンパク質は2倍、鉄分は5倍、カルシウムは6倍、食物繊維は10倍！他にも良質な脂質、カリウム、マグネシウム、リン、などを含みます。

必須アミノ酸は9種類も含まれており、牛乳に匹敵するほど良質です。麦に含まれるグルテンが入っていないため、小麦アレルギーの人でも安心して食べられる穀物です。

魅力3.キヌアの効果…女性にうれしい効果がたくさん！

・ダイエットに

キヌアは高タンパク・低カロリー。お米と違ってタンパク質が含まれていることから、炭水化物を燃焼させる効果があります。

・美肌効果

キヌアにはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB2は皮膚や粘膜を保護します。ビタミンB6はアミノ酸の代謝を手助けします。

・更年期障害の予防と改善に

女性ホルモンに似た働きを持つフィトエストロゲンが含まれています。美肌や美髪効果だけでなく、更年期障害の予防・改善や骨粗しょう症の予防になります。 他にもこんな効果が！
・便秘解消
・貧血の予防
・代謝アップ
・コレステロールの低下
・血圧の抑制
・生活習慣病の予防
・抗アレルギー作用

魅力4.キヌアの食べ方…いつでも使えるように作っておこう！ゆでキヌア

キヌアは穀物のため、そのままでは食べられません。本場のアンデス地方では、スープにして食べるそうです。煮たキヌアはプチプチした食感で少しくせがあります。味はほとんどないので、どんな味でも合います。 煮る以外の用途で使いたい時に使えるように、ゆでたキヌアを作っておけば一緒に煮たりする手間が省け、スープやおかずに加えるだけで簡単に使えます。

魅力5.キヌアのレシピ…炊く・煮るが主な調理法

そのままのキヌアは、ご飯やスープに入れて一緒に炊いたり煮たりします。ご飯に混ぜて炊くと少しくせが出るので、炊き込みご飯にするのがオススメです。
ゆでキヌアはすでに食べられる状態にしてあるので、食材にのせたり混ぜるだけと手軽です。 ・サラダのトッピングに
・ハンバーグのタネに混ぜて
・パンやベーグル、クッキーなどの生地に混ぜて
・水気をとってフライの衣に
・ヨーグルトやアイスのトッピングに
プチプチ食感が良いアクセントになるので、ステーキソースなどに混ぜるのもいいですね。

いかがでしたか？
「スーパーフード」「21世紀の主要食」と言われるキヌア。栄養価が高いのにこの手軽さ。ダイエットや美容にも効果的です。これから大注目の穀物を、ぜひ食生活に摂り入れてみてくださいね。