生理のときのつらい頭痛の原因と痛みを和らげる7つの対策

Menstrual cramps

生理のときには、さまざまな身体の不調があらわれます。生理前や生理中に、頭痛に悩まされる人は少なくないでしょう。この頭痛も生理周期と強い関係があります。頭痛の原因となっているのは、エストロゲンというホルモンの分泌量が生理前に減ることです。エストロゲンは卵胞を刺激して卵子の成長の手伝いをする女性ホルモンです。

このエストロゲンが生理前に減ることに伴って、脳内の血管が広がって頭痛が起こりやすくなると考えられています。さらに、生理の前後は血行が悪くなったり筋肉が凝りやすく、ストレスもたまりやすい時期なので、頭痛がひどくなりやすいのです。

ここでは、生理のときのつらい頭痛を和らげるための7つの対策をご紹介します。



生理のときのつらい頭痛の原因と痛みを和らげる7つの対策

 対策1:カフェインや甘いものを控えよう!


コーヒーなどに含まれるカフェインは、神経過敏の原因となります。また、甘いものを摂ると血糖値の変動が大きくなるので、身体にかかる負担が大きくなります。生理の前後は、カフェインや甘いものをできるだけ控えるようにしましょう。

また、塩分が多い食事をとると身体に水分がたまりやすくなり、頭痛やむくみの原因となるので、塩分も控えましょう。普段から身体によいものを食べるようにすると、生理期間中の頭痛もおさえられます。

対策2:適度な運動でリフレッシュ!


生理が近くなると身体がだるくなってきたり、頭痛や腹痛を感じて、動くことがおっくうになる人も多いと思います。でも、そのような時こそ、軽い運動が効果的です。お風呂あがりに軽くストレッチや身体のマッサージをしたり、普段より多く歩くように心がけてみましょう。

身体を動かすと、血行がよくなって頭痛を和らげることができるだけでなく、気分転換にもなります。ちょっとした時間を使って、身体を動かすよう意識してみてください。

対策3:とにかく寝る!


生理期間中には眠くなるという人も多いのではないかと思います。眠いうえに頭痛もあるとなると、生活にも支障をきたす場合があります。そのようなときには一旦仕事や家事などに区切りをつけ、無理をせずに休みましょう。

少しの時間でも眠ることができれば、そのあとの仕事の効率も上がりますし、寝ている間は痛みのことを忘れることができます。さらに、身体の疲れをとるためにも、夜に家で眠る時間も普段より増やすようにしましょう。

対策4:目を疲れさせない!


目の疲れは頭痛に直結します。生理前になって頭痛が起こりそうだと感じたら、なるべく目が疲れるような作業を減らすようにしましょう。暗い部屋でパソコンを見続けるようなことは頭痛がひどくなる原因になります。また、蛍光灯などの光が強すぎるのも目の疲れにつながります。

部屋の中の照明をうまく調整して、目に負担が少ないと感じる明るさに保つことが大切です。ずっと近くを見ているのではなく定期的に遠くの景色を眺めるようにするなど、目を疲れさせない工夫をしましょう。

対策5:ぬるめのお風呂にゆっくり浸かろう!


普段はシャワーですませてしまう人も、生理期間の頭痛が気になる時期には40度程度のぬるめのお風呂にゆっくり浸かりましょう。血行がよくなり、頭痛や腹痛、肩こりなどの症状が和らぎます。湯船の中で、頭や肩などを軽くマッサージするのも効果があります。

お風呂にゆっくり浸かることは、生理中の身体を清潔に保つためにも大切なことです。ぬるめのお風呂で身体が温まると、身体がリラックスして寝付きもよくなります。忙しい日々であっても、ぜひ時間をとってゆっくり湯船に浸かるようにしてみてください。

対策6:薬を上手に使おう!


頭痛があまりにもひどくて、日常生活に支障が出てしまうときには、無理をせずに鎮痛剤を飲みましょう。市販の痛み止めでも十分に効果があります。痛み止めには胃が荒れやすくなる成分が入っている場合があるので、痛み止めを飲むときには、なるべくおなかがすいている時間帯を避けるようにしましょう。

どうしてもおなかがすいているときに痛み止めを飲みたいときには、一緒に何かお腹に入れるようにすると良いでしょう。薬を飲む前に、使用上の注意や一日に服用してよい限度についてよく把握しておくことがポイントです。

対策7:趣味やおしゃべりで気分転換!


ストレスがあるとそれだけで頭痛の原因になります。生理前後は身体が不調になりやすいこともあり、普段よりもストレスがたまりやすく、それが頭痛をひどくするという悪循環に陥りがちです。

生理が近くなってきてストレスを感じやすくなってきたら、趣味に没頭したり、友達とおしゃべりを楽しんだりして、ストレスをためないようにしましょう。生理のときに身体の調子が悪くなるのは仕方ないことなので、あまり悩まずに楽しく日々を過ごせるよう工夫してみてください。


 

さて、今回お伝えした生理のときのつらい頭痛の原因と痛みを和らげる7つの対策はいかがでした?
どれもすぐに実践できることばかりなので、ぜひ生活の中に取り入れて、生理の時期も明るい気持ちで過ごしてくださいね。

まとめ

生理のときのつらい頭痛の原因と痛みを和らげる7つの対策

対策1:カフェインや甘いものを控えよう!
対策2:適度な運動でリフレッシュ!
対策3:とにかく寝る!
対策4:目を疲れさせない!
対策5:ぬるめのお風呂にゆっくり浸かろう!
対策6:薬を上手に使おう!
対策7:趣味やおしゃべりで気分転換!


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