放っておいても大丈夫?老化による飛蚊症を改善させる5つの方法

飛蚊症

「目の前に細い糸くずが、浮いているように見える」「何だか視界の中に、小さな虫が飛んでいるようだ」という目の不快症状を感じたことはありませんか?恐らく、それは「飛蚊症(ひぶんしょう)」と言われる症状です。

飛蚊症は決して珍しいものではなく、大人になると多くの人が1度は経験する症状で、そのほとんどが多くの病気につながることはありません。

でも、本当に飛蚊症を放っておいて良いのでしょうか?そこで今回は、飛蚊症の原因や症状改善のための対策法、最新の飛蚊症治療などをご紹介していきます。



放っておいても大丈夫?老化による飛蚊症を改善させる5つの方法

飛蚊症の原因は?

飛蚊症の症状である視界に入りこんでくる糸くずは、硝子体(しょうしたい)の濁りが網膜に投影されて移ったものです。年齢を重ねるごとに硝子体は濁ってしまいますし、特に近視が強い人は濁りが激しくなってしまうと言われています。

ですから、ほとんどの飛蚊症は心配する必要はありません。 しかしながら、時には飛蚊症が重大な病気のサインであることも、忘れてはいけません。 網膜の血管が破裂してしまう「網膜剥離」になっている場合、出血が硝子体に広がっていくことで、飛蚊症の症状を引き起こしているというケースがあるからです。

網膜はく離以外の老化による飛蚊症を改善する5つの方法


方法1. 紫外線を浴びないようにする


飛蚊症を引き起こす原因の1つは、活性酸素です。そして活性酸素を増やしてしまうのが、私達の身の周りに溢れている「紫外線」なのです!ですから、紫外線がたくさん降り注ぐ真夏にはサングラスをしたり太陽が照っている間は外出を控えるなど、紫外線対策をしましょう。

またテレビやパソコンから発せられる紫外線も目には良くないので、1日の利用時間を決めて使うようにして下さい。自ら紫外線を浴びないような環境を整えることが大切です。


方法2. ストレスを溜めこまない


紫外線を浴びると体内に酸化物が発生し、硝子体に大きな負担を与えてしまいます。身体が健康な状態の時は、発生した酸化物を除去してくれる酵素が分泌されるのですが、年齢を重ねるごとに除去機能が衰えてしまうのです。

またストレスによっても、酸化物を除去する機能が低下してしまい、飛蚊症を引き起こしてしまいます。そこで飛蚊症を改善するためには、ストレスを溜めすぎないことが大切です。自分なりのストレス発散方法を見つけて、飛蚊症の症状を少しでも良くしていきましょう!


方法3. きちんと栄養を摂る


上記の項目でもご説明しましたが、身体が健康な状態の時は、紫外線によって発生した酸化物を除去してくれる酵素が分泌されます。けれども身体が健康な状態とは、どのような状態のことを言うのか、お分かりですか?

身体が健康な状態とは、体内に栄養が満ち溢れていることを言います。身体が栄養不足の状態では酵素も正常に分泌されませんので、バランスのとれた食事をしてきちんと栄養を摂ることが大切です。 ビタミンCやEが豊富に含まれた野菜や果物、ポリフェノール含有量の高い赤ワインや大豆など、目に良い食べ物を積極的に食事メニューに加えていきましょう。

ただし、バランスの良い食事をした次の日に効果を感じられるわけではありません。ゆっくりゆっくり時間をかけて、症状の改善を図っていく方法だと理解しておいて下さい。


方法4. 簡単!目の運動で飛蚊症予防


目元には毛細血管がたくさん存在しているので、飛蚊症予防のためにも目の周りの血行を良くしておきましょう。それでは、飛蚊症予防効果のある目の体操をご紹介します。

飛蚊症予防のための眼球運動
①目をパッと開く → ギューッと閉じるを繰り返す。
②視線を上・下・右・左を色んな方向に動かす。
③空き時間に、上記の①と②を繰り返す。1日に2~3回しましょう。

とても簡単に出来る飛蚊症予防のマッサージなので、ぜひ空いた時間に積極的に取り組んで下さい!すぐに良くなるわけではありませんが、毎日コツコツとマッサージを続けることで効果が期待できます。


方法5. 飛蚊症レーザー治療もオススメ


最近話題の飛蚊症レーザー治療もオススメです。レーザーを使用して加齢によって増えていく硝子体の濁りやシワを分散させて、飛蚊症を劇的に改善させるという方法です。

レーザー治療なので、目の表面をメスや特殊器具で傷つける心配はありませんし、治療時間もたった30分で済むので日帰り治療が可能です。 気になる費用も約15~20万円以内で抑えられますので、気軽に治療することができます。

視界に小さな虫や糸くずが飛び交っている状態を劇的に改善したいのなら、ぜひレーザー治療を考えてみてはいかがでしょうか?

 


いかがでしたか?
飛蚊症の症状にお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した方法をお試しになって、少しでも改善する手立てをお試しになってはいかがでしょうか。 どうしても飛蚊症がひどくなって困るという方は、早めに眼科医の診察を受けることも大切です。自分目は、自分で守っていくようにしましょう!

まとめ

網膜はく離以外の老化による飛蚊症を改善する5つの方法

方法1. 紫外線を浴びないようにする
方法2. ストレスを溜めこまない
方法3. きちんと栄養を摂る
方法4. 簡単!目の運動で飛蚊症予防
方法5. 飛蚊症レーザー治療もオススメ


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