いびき改善計画☆体と脳を休めてグッスリ眠る5つのポイント

いびき

寝ている時は無防備なので、自分で自分のことが分かりませんよね。周りから指摘されて恥ずかしい思いをすることもあります。中でも特に女性が恥ずかしく思うのは、いびきではないでしょうか。

実はいびきには種類があり、中には病気が隠れているいびきもあるのです!

そこで今日はいびきの原因と改善についてのポイントをお伝えします。



いびき改善計画☆体と脳を休めてグッスリ眠る5つのポイント

1.どうやって起こるの?~いびき発生のメカニズム

いびきは、喉(気道)を空気が通る時に出る振動の音です。
起きている時は起こりません。横になると気道が狭くなるため、いびきのような音が起こるのです。
気道が狭くなる原因は、脂肪や筋肉などが横になると重力で下がるからなのですが、人によってその原因が様々であるため、いびきをかく人かかない人がいるのです。

2.いびきには種類がある!~病気が隠れた怖いいびきも…

いびきには、大きく3つの種類があります。中には病気の疑いのあるいびきもあります。たかがいびき…と思わず、ぜひ知識として持っておきましょう!

【単純性いびき症】

ごく一般的ないびきです。健康に大きな影響がなく、朝すっきりと起きられるのであれば問題ありません。
しかし、毎日習慣的にいびきをかいている場合は、将来病気になる可能性を秘めていますので注意しましょう!

【上気道抵抗症候群】

習慣的にいびきをかいている方に多いです。
気道が狭くなることで強い力で呼吸をしてしまい、睡眠が分断されています。そのため、日中に眠気や疲労感を感じます。呼吸が止まることはありませんが、生活に支障をきたします。
このいびきは、脳血管障害や心臓病、糖尿病などの初期症状として起こることがありますので、注意が必要です。

【睡眠時無呼吸症候群】

聞いたことある方が多い、いびきの病名だと思います。
寝ている時に呼吸が止まってしまい、体が低酸素状態になります。睡眠も分断され、眠りも浅いです。そのため、日中に眠気や疲労感を感じます。

この病気は放置しておくと生活習慣病を発症してしまう可能性があるため、治療をオススメします。

いびきは自分では気がつかないので、家族の方やパートナーがに気づいたら、本人に伝えて病院へ行くことをすすめてみてください。
・しばらく呼吸が止まった後「ガガッ」という音がしていびきが再開する
・急にいびきが大きくなる
・1時間に5回以上呼吸が止まる
・10秒以上呼吸が止まることがある

3.いびきの原因~いくつ当てはまりますか?

いびきの原因は、1つの場合もあれば、いくつもの原因が重なっている場合もあります。
特徴的なものもありますので、いくつか挙げてみます。

【肥満】

首回りや気道の内側に脂肪がつくと、気道が狭くなりやすいのでいびきをかきやすくなります。肥満でなくても、二重アゴになっている方はいびきをかいている可能性大です。

【アゴが小さい】

アゴが小さいということは、噛む力が弱いということです。噛む力が弱いとアゴの筋肉も弱いので、睡眠時の舌を支えることができず、舌がのどの奥へ落ち込んで気道が狭くなります。
また、真横から見てアゴが後退している方は、いびきをかいている可能性があります。

【口呼吸】

寝ている時に口呼吸をしていると、いびきをかきやすくなります。朝起きると喉が渇いている方は、口呼吸しているかもしれません。

【鼻炎】

鼻がつまっていると、鼻での呼吸が難しくなり口呼吸になってしまいます。

【疲労やストレス】

疲れていたり、ストレスが溜まっていると、人間は寝ている時に酸素をたくさん取り込もうとします。そのため、鼻呼吸だけでなく口呼吸もするので、いびきをかきやすくなります。

【アルコール】

適度なアルコールは大丈夫ですが、多く摂りすぎるとアルコールによって筋肉が緩み、気道が狭くなりやすくなります。
アルコールによるいびきは一過性のものなので、病気の心配は少ないと言えます。

4.いびきの治療法~軽度だと生活改善で治ります

意識がない寝ている時の行動とはいえ、いびきをかくのはイヤですよね。
軽度であれば、生活を改善すれば良くなります。

【ダイエット】

肥満はいびきの原因になるだけでなく、生活習慣病になりやすくなるなど他の病気の原因にもなります。

【耳鼻科に行く】

鼻炎は耳鼻科で治しましょう。いびきをかくことが分かっていれば、相談にものってもらえます。

【横向きに寝る】

横を向くことで気道が確保され、いびきをかきにくくなります。横向きに寝るのが慣れない方は、抱き枕がオススメです。

【自分に合った枕の高さにする】

アゴの位置を適切な場所にすることで、気道を確保していびきがかきにくくなります。

【口呼吸をやめる】

意識的にはできないので、マウスピースなどのいびき防止グッズを使って、鼻呼吸するようにしましょう。

5.重度のいびきは病院へ!~

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、耳鼻咽喉科か、睡眠時無呼吸症候群(SAS)専門外来のある病院へ行きましょう。
いびきは何らかの原因で、気道が狭くなっています。正常な状態ではないので、疑われる方は一度診てもらうと安心ですね。

いびきの治療は、空気を送って気道を確保する方法(CPAP)、マウスピースを使って気道を確保する方法、外科的手術をする方法などがあります。受診することで原因も治療法もはっきりしますので、周りの方に「いびきをかいてて、呼吸が止まってた!」と言われた方は、病院に行くことをオススメします。


いびきについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょう。
誰しも寝ている時の状態はわかりません。周りの方にいびきをかいていないか、聞いてみてはどうでしょうか?意外と悩んでいる同志が多いかもしれないですよ。
いびきを改善して、熟睡できるようになりたいですね!

まとめ

いびき改善計画☆体と脳を休めてグッスリ眠る5つのポイント

ポイント1.いびきの原因は、気道が狭くなること!
ポイント2.いびきには種類が3つある!
ポイント3.1つとは限らない!いびきの原因あれこれ
ポイント4.軽度ないびきは、寝方やダイエットで解決?!
ポイント5.重度ないびきは、是非とも病院へ行きましょう!


 

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