いつまでも若々しく見える人は、肌にハリやツヤがあり、シミ・しわ・くすみなど少ないですよね。
年齢に負けない美肌の持ち主達に共通するのは、普段の生活から肌を綺麗に保つためのアンチエイジングの習慣を身につけているという事ではないでしょうか。どんな事を習慣にしているのか、とても気になりませんか?
あの、ハリウッド女優のオードリーヘプバーンも食事をする時には、美肌とプロポーションを保つために、必ずサラダから食したそうです。キレイな人には必ず習慣にしている美容法があるのです。
そこで今回は、いつでも簡単にできる、美肌を保つための習慣をお伝えしますので、美肌美人を目指すなら、今すぐ始めましょう!
アンチエイジングは美肌から!美肌美人になるために身につけたい6つの習慣
1: 美肌を目指すなら、まずは肌の構造を知っておこう
皮膚は大きく分けて、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の三つから成り立っています。さらに「表皮」は、上から「角質層」「顆粒層」「有棘(ゆうきょく)層」「基底層」の4つから成ります。
この「基底層」で作られた細胞が分裂して変化しながら徐々に表面に上がって行き、角質細胞へと変化(角化)して行きます。角質細胞は下から押し上げられ、最後には垢となって表面から剥がれおち、新しい肌となるわけですね。この一連の肌細胞サイクルを「ターンオーバー」と呼んでいます。新陳代謝を促して新しく綺麗な肌に生まれ変わらせるために重要なのが「ターンオーバー」なんです。
一般に、ターンオーバーのサイクルは、28日周期がベストとされています。でも、生活習慣の乱れなどで新陳代謝が低下し、ターンオーバー周期が乱れて古い角質が残り、それが皮膚に溜まってしまうため、新しい細胞が下から上へ押し上げられる事が出来ない状態を作ってしまう事があります。
そのため肌トラブルを招いているケースが少なくありません。美肌を目指すならまず、お肌を正しいサイクルでターンオーバーさせる事が必要なんです。まずは生活習慣を見直し、ターンオーバーの周期を整えましょう。
2: ターンオーバーが活発に行われるゴールデンタイムまでに就寝を
最近はパソコンやスマートフォンの普及で、深夜遅くまでインターネットを利用してしまい、平均睡眠時間が短くなってきている人が増えていると言われています。良質な睡眠は美肌への近道となるので、睡眠不足は避けなければいけません。
昔から睡眠不足はお肌の大敵と言われているように、ちょうど午後10時~午前2時までは新陳代謝が活発になり成長ホルモンが分泌されるため、肌の再生力を高めるにはもってこいのゴールデンタイムなんです。寝るだけで勝手に美肌にしてくれるこの方法を逃す手はありませんよね。何かと忙しい現代人ですが、美肌をキープするために遅くとも午後11時~12時までには就寝しましょう。
3: バランスの良い食事で新陳代謝を活性化
栄養バランスを考えて食事をとる事は、皮膚の新陳代謝を促すのに最適であり、健康のためにも必要な事ですよね。肌の代謝を助けるのに、具体的にどのような栄養素を積極的に摂取したらよいかを考えていきましょう。
〈新陳代謝を促進すると言われている栄養素〉
・タンパク質‥‥肉類(牛・豚・鶏)、魚、豆類(豆腐・豆乳・納豆など)
・ビタミンB群‥‥豚肉、納豆、きのこ類、海藻類 etc.
・ビタミンC‥‥野菜、果物 etc. ・ビタミンE‥‥うなぎ、ナッツ類 etc.
・ミネラル‥‥海藻類、乳製品 etc.
上に記した栄養素が主に新陳代謝を促すと言われています。常日頃からこれらの栄養素が含まれる食品を積極的に摂る事が美肌になるための近道なんです。
4: 運動とアスリートに肌荒れの人が少ない理由
運動と美肌は直接関係ないように思えますが、実はとても密接な関係にあります。アスリートの肌を見ても分かるように、毎日運動を欠かさないアスリート達の肌はとても綺麗ですよね。これは、運動する事により脳からエンドルフィンという幸福を感じさせる物質が分泌されるためなんです。よくいう「ランナーズハイ」なんかは、長時間走り続けることによりエンドルフィンが分泌されて、気分が高揚する仕組みになっていると言われています。
運動する事により、血行が良くなり筋力が付いて代謝が上がるので、お肌にとても良い影響を与えるんです。いきなりハードな運動でなくてOK。まずはストレッチなどから始めてみませんか?
5: 紫外線防止は老化防止!ピンポイントで紫外線予防
私たちは日頃常に紫外線に肌をさらしている状況下にあります。これはとても危険な事で、アンチエイジングの中でも一番悩まされるシミ・しわ・くすみを引き起こす大きな要因になるんです。
紫外線が及ぼす悪影響として、真皮のコラーゲンを傷つける・シミの原因となるメラニン色素を生成する・皮膚の細胞の酸化を進めてしまう活性酸素が体内に発生するなど、お肌にいい事は一つもありません。
それなら、紫外線防止策をとるのが美肌を保つための道。あなたは普段どのような紫外線防止策をとっていますか?ここでは、効率よく紫外線予防をするために、どんな時に多く紫外線を浴びてしまうかを考えて行きたいと思います。
〈紫外線が強いとされている3つの項目〉
■時間:正午前後、午前10時~午後14時頃が一日の中でのピーク
■何月:4月頃からだんだん紫外線が強くなり、5月~7月にピーク
■季節:主に夏(他の季節も夏に比べて弱いながらも常に紫外線は浴びている)
紫外線が最も強い季節は主に夏とされていますが、オールシーズン紫外線予防は必要です。美肌に差をつけるなら特に意識してこの3つの項目の紫外線が強い時にしっかりと予防をすれば効率よく老化防止ができるというわけです。
6:体は温めるのが正解!冷えはお肌の大敵
私達の生活は年中を通して、体を冷やしてしまうおそれがあります。冬は気温自体が下がるので、冷え性になりやすくなるのは勿論、夏もクーラーなどで体が冷えたり、冷たいドリンクを飲むなどして体を冷やしてしまっているんです。
冷えは、健康にも頭痛・肩こり・腰痛・生理不順など大きな影響を及ぼしています。人の体は体温が1℃下がるだけで免疫力が低下し、さまざまな不快な症状が表れます。免疫力が下がると新陳代謝が悪くなりお肌にも多大な影響が出てしまいます。美肌を保つためには、次の事に注意して体を冷やさない習慣をつけて行きましょう。
ホットのハーブティーや生姜湯など体を温めるドリンクを。
◆適度な運動が大切◆
血行不良を改善する事で体を冷やさない。
◆クーラーでの部屋の冷やし過ぎに気をつける◆
常にカーディガンなど寒さを防御するものを持ち歩くと良い。
◆生野菜や南国で育つ果物を控える◆
南国で育った果物は体を冷やすものが多いので注意。野菜は温野菜がベター。
◆体を冷やす甘いものを控え栄養をしっかり補給◆
タンパク質・ミネラル・ビタミンなどの栄養素をしっかり補給する食事を摂る。
さて、今回は美肌になるための習慣についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょう。
今回のお話を少しでも意識して実行してもらえれば、今日からあなたも美肌美人。
アンチエイジングは「美肌」だけでなく「健康維持」にもつながります。さあ、今すぐにキレイ習慣を始めましょう!
まとめ
アンチエイジングは美肌から!美肌美人になるために身につけたい6つの習慣
習慣1:美肌を目指すなら、まずは肌の構造を知る
習慣2:ターンオーバーが活発に行われるゴールデンタイムまでに就寝を
習慣3:バランスの良い食事で新陳代謝を活性化
習慣4:アスリートに肌荒れの人が少ない理由
習慣5:紫外線防止は老化防止!効率よくピンポイントで紫外線予防
習慣6:体は温めるのが正解!冷えはお肌の大敵です