年をとるにつれて肌や髪の衰えを感じやすくなりますね。ケアに費やす時間も増えてきますが、肌にいいとされるものの一つにシアバターがあります。肌にいいのは分かっていても実際にどのように使えば効果的にケアできるのかは知らない方が多いですよね。

美容関係の商品成分でよく目にするシアバターは、なんとなく入っていると肌にいい気がして手を伸ばしていることが多いと思いますが、効果的な使用方法を知ることでより髪や肌を美しく保つことができます。

そこで今回はシアバターを使用したエイジングケアについてご紹介します。

未精製のシアバターのエイジング効果でお肌も髪も輝く５つの方法

１.シアバターってどんなもの？

薬局やスーパーなどで売られるスキンケア商品のほとんどに記載されているシアバター。実際どんなものなのか知らなくても名前を聞いたことがないという人はほとんどいないのではないでしょうか。

シアバターはシアの木の種子から採れる植物性油脂で常温では固形のためにオイルではなくバターと呼ばれています。主にアフリカ諸国で天然の保湿クリームとして使われ、日本では主に肌に優しい保湿に優れたものとして広がりましたが、乾燥した気候のアフリカでは傷にかゆみ止めに日焼け止めにリップケアにヘアケアなど万能薬として伝統的に使われてきました。

シアバターには精製と未精製があり特徴が違います。

精製済みのシアバター

不純物を取り除いたもので色が白い。酸化の原因となる物質を除去している為長期保存が可能で安定性があり、匂いもほとんどない。

未精製のシアバター

種子の収穫時期などにより色が異なるが茶色っぽい。
ココナッツやチョコレートのような甘い香りがある。
日本では安定性や大量生産することを重視している為精製済みの商品がほとんどです。

２.シアバターの効果とは？

シアバターが肌にいいとされるのはどういった成分が入っているからでしょうか。
成分や効果をまとめて見ました。

３.髪への効果的な使い方

肌への保湿だけではなく全身に使うことができるシアバター。年齢やカラーダメージによるパサつき、乾燥対策としての使用もできます。

４.肌への効果的な使い方

保湿効果の高いシアバターを使って年齢を感じさせない潤いのある肌を目指したいですね。冬は特に肌の乾燥が強く感じられますが用途によって使い分けずに顔から爪先まで一つでケアができるので手間もかからないのが魅力ですね。

唇への使用

・リップクリームがわりに使用 ・シアバターを塗ってからラップをして唇のカサカサ対策に

手足への使用

足のカサカサや、かかとのケアには夜シアバターを塗ってから靴下を履いて寝ると翌朝の調子が違います。
・ひじ、ひざは年齢が出やすい部分なので念入りに塗り込む。
・ハンドケアはもちろん乾燥しがちな爪周りの甘皮のケアにも効果的。

首への使用

・加齢とともに気になる首のシワの原因は乾燥と紫外線です

・手足だけでなく首やデコルテのケアにも効果的です

５.顔への効果的な使い方

シアバターは手で温めると伸びが良くなります。特に顔は他の皮膚と比べて薄くデリケートな部分なので手の平で温めてから塗布し優しく伸ばしましょう。

日中の乾燥対策として

化粧前に顔全体に薄くシアバターを塗ると一日しっかり保湿されます。

夜寝る前の一手間

化粧水などのケアに加えて乾燥の気になるところや皮脂の出にくい目元にもオススメ。

さて、今回は未精製のシアバターで髪や肌を輝かせるエイジングケアについてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

年齢とともにコラーゲンが減少し肌の乾燥も以前より気になることが増えてきますが、毎日の保湿ケアにうまくシアバターを取り入れれば高い保湿効果で今までよりも肌の潤いを感じることができます。

毎日のケアで年齢を感じさせない肌を作りたいですね。