成長ホルモンは、肌の修復してくれたり、アンチエイジングにはとても重要なホルモンですよね。筋トレは筋力アップだけでなく、成長ホルモンの分泌にも役立つのをご存知ですか？

筋トレや睡眠などによって分泌される成長ホルモンは、脂肪を燃焼する、記憶力を高める、筋肉の成長を促すなど、大人の体にも大切な働きをしています。

また、毎日筋トレをして筋肉をキープすれば、美しい姿勢を保てる他、代謝をアップして痩せやすい体づくりや、肌のたるみ予防などアンチエイジングにも効果があります。

そこで今回は、エイジングケアに役立つ、毎日続けやすい筋トレの方法についてお伝えします。

筋トレを毎日続けて成長ホルモンの分泌でエイジングケアできる方法

毎日の筋トレでエイジングケアに役立てよう

成長ホルモンは成長期の子どもだけに分泌されているのではなく、大人でも分泌され、体にとって大切な役割を果たしています。

成長ホルモンは筋トレなどの運動や睡眠、食事などによって分泌されます。成長ホルモンは骨を強くしたり、疲労やケガからの回復、脂肪を燃焼する、記憶力を高める、筋肉の成長を促すなど、美容や健康、アンチエイジングに役立つ働きをしています。

また、筋肉は加齢とともに減少していくため、アンチエイジングには毎日の筋トレで筋肉を保つことが効果的です。筋肉には、美しい姿勢を保つ、代謝を上げてダイエット効果を高める、肌のたるみやしわを防ぐ、といった効果があり、エイジングケアには欠かせない要素といえます。

毎日の運動で体に嬉しい効果がたくさん得られるのならぜひ実践したいところですが、いきなりハード過ぎる運動をしたり、自宅ではできない運動を毎日続けるのは難しいですよね。そこで、初心者が自宅でも毎日続けられて、効果的な筋トレをいくつかご紹介します。

上半身を鍛える筋トレ「ペットボトル筋トレ」

ダンベルの代わりに500ｍｌのペットボトルに水を入れて使う筋トレで、大胸筋を鍛えることができます。ペットボトルさえあれば毎日できる筋トレです。

体幹を鍛える筋トレ「プランク」

体幹とは体の胴の部分のことで、体幹を鍛えると美しい姿勢を保つのに必要な筋肉がつけられ、疲れにくい体づくりができます。ここでは体幹を鍛えるのに効果的なプランクという筋トレ法をご紹介します。同じ姿勢をキープするだけなので、毎日続けやすいですね。

ら手先までを床につける
③お腹に力を入れて、肩から足首までまっすぐに伸ばした状態で20秒キープする 続けていくうちにキープできる長さが長くなってくると思うので、プラス10秒、20秒という具合に増やしていくとより効果的です。

下半身を鍛える筋トレ「フルスクワット」

下までしっかりしゃがむフルスクワット筋トレでお尻と太ももの筋肉を鍛えます。下半身には全身の7割の筋肉が集中しているので、毎日続けると効率良く筋力アップができます。

「筋トレ＋睡眠＋食事」で毎日エイジングケア

成長ホルモンの分泌や筋肉の合成には、筋トレの他に質の良い睡眠やバランスの良い食事も大切です。

特に成長ホルモンの分泌を促すと言われているのがアルギニンという成分で、納豆や高野豆腐、湯葉、きなこなどの大豆製品や、えび、しらすなどの魚介類、鶏肉、玄米、卵などに多く含まれています。また、筋肉の合成にはたんぱく質をしっかりとることが大切です。

1日3食をきちんととり、適度な運動をすれば自然と心地よい眠りにつけるようになります。毎日の健康的な生活がエイジングケアにつながるんですね。

今回は成長ホルモンと筋トレの関係性についてお届けしましたがいかがでしたでしょう。

成長ホルモンや筋肉の働き、初心者が続けやすい効果的な筋トレの方法について見てきました。毎日の筋トレで、年齢を重ねてもしなやかで美しい体づくりをしましょう。