抗糖化アンチエイジングで見た目の若さに差がつく6つの方法

抗糖化

たるみやしわのない美しい肌や若さをいつまでも保ちたいですよね。それには「糖化」を防ぐことが大切なのをご存知ですか?

糖化とは、体内のたんぱく質が食事などでとった糖質と結合する現象のことです。糖化が進むとたんぱく質は「AGEs」という終末糖化産物に変わります。AGEsは肌の弾力を失わせ、たるみやしわを引き起こして老化を進めてしまうため、アンチエイジングにはAGEsを体に溜め込まないことが大切です。

そこで今回は、抗糖化アンチエイジングで見た目の若さに差がつく方法についてお伝えします。



抗糖化アンチエイジングで見た目の若さに差がつく6つの方法

1.抗糖化アンチエイジングとは

肌のたるみやしわを予防する抗糖化アンチエイジングの基本的な方法は、血糖値の急上昇や高血糖状態を防ぐことと、食事でなるべくAGEsをとらないようにすることです。

抗糖化アンチエイジングは、普段の食事や飲み物に意識を向けることで実践できます。ここでは、特におすすめの抗糖化アンチエイジングの方法をご紹介します。毎日の生活に上手に取り入れて、たるみのない若々しい肌をキープしましょう。

2.食事は野菜から食べよう

抗糖化アンチエイジングにはまず、食事を野菜から食べる「ベジタブルファースト」を実践しましょう。

ベジタブルファーストは、美意識や健康意識の高い女性の間で定着化しつつある食べ方です。糖質をとり過ぎると血糖値が急上昇しますが、血糖値の上昇を緩やかにする効果があるのが食物繊維です。食事はまず食物繊維の豊富な野菜やきのこ類を食べ、次にたんぱく質、最後に炭水化物を食べるようにすると、血糖値の上昇を緩やかにできます。

ベジタブルファーストは糖化による老化を防ぐ他、肥満を予防してダイエットにも効果があります。

3.ヘルシースナッキングをしよう

「ヘルシースナッキング」とは、抗糖化アンチエイジングやダイエットに役立つ健康的な間食習慣のことです。

間食は糖化や肥満のもとになりそうなイメージが強いかもしれません。確かに甘いケーキやお菓子など、糖質や脂質がたっぷりの間食は肥満につながりやすくなります。

しかし、間食は選ぶ食材によっては糖化を予防し、ダイエットの味方にもできます。以下に、失敗しないヘルシースナッキングのコツをご紹介します。

ヘルシースナッキングのコツ

①血糖値を急上昇させないものを選ぶ
②食べる量は適量にする(200キロカロリー以下が目安)
③1日3度の食事に加え、2~3回の間食をとる
④加工が少なく自然素材を生かしたものを選ぶ
⑤とりたい栄養素を補えるものを選ぶとなお良い

最近は各食品メーカーがヘルシースナッキングに適した商品を多数発売しています。

たとえばナッツ類は、不足しがちな栄養素や良質な油がとれて、ヘルシースナッキングの定番ともいえる食材です。他に、チアシードと大豆を使ったクッキーで少量でも満腹感を得られるものや、グラノーラにチョコを加えたもの、野菜チップスなどもあります。

間食を我慢してストレスを溜めたり、食事で食べ過ぎしてしまうよりも、ヘルシースナッキングで賢い間食をとりましょう。

4.抗糖化作用のあるお茶を飲もう

毎日飲むお茶は、血糖値の急上昇を抑える効果のあるものを選んで抗糖化アンチエイジングに活かしましょう。

まず、カフェインを含むお茶では、緑茶や紅茶に抗糖化作用があります。カフェインが気になる方は、ノンカフェインの甜茶やドクダミ茶、ルイボスティーにも抗糖化作用があるのでこちらがおすすめです。飲む時間帯やその日の体調、好みなどに合わせて、これらを1日に1~2杯飲むようにします。食事と一緒に飲んだり、のどが渇いた時などにもこまめに飲むとより効果的ですよ。

5.レジスタントスターチにも注目しよう

方法2.で、「糖質をとり過ぎると血糖値を急上昇させる」とお伝えしましたが、糖質を多く含む食材でも、血糖値の急上昇を防ぐものがあります。それが、レジスタントスターチを多く含む、冷めたご飯やじゃがいもなどです。

レジスタントスターチは難消化性でんぷんともいい、胃や小腸で消化・吸収されずに大腸で腸内細菌のエサになり、血糖値の急上昇を抑える効果があります。レジスタントスターチは加熱したご飯やじゃがいも、豆などが自然に冷める過程で増えます。

抗糖化アンチエイジングには、cなども取り入れると良いですね。

6.調理方法にも着目しよう

最後に、抗糖化アンチエイジングには血糖値の急上昇を防ぐだけでなく、料理の調理方法にも着目しましょう。

老化を進めるAGEsは食品そのものにも含まれており、揚げる、炒めるなど、加熱する温度が高い程増えます。糖化を防ぐには、食事でなるべくAGEsをとらないよう、調理方法を工夫することも効果的です。

AGEsを少なくする理想の調理法は、cの順です。たとえば鶏肉なら、唐揚げよりも蒸し鶏が良いということになります。自分で料理をする時や、外食でメニューを選ぶ時も参考にすると良いですね。


さて、今回は抗糖化アンチエイジングについてお伝えしましたがいかがでしょう。

老化を防ぐ抗糖化アンチエイジングの方法についてお伝えしてきました。糖化を防ぐには、血糖値の急上昇を抑える食生活をしたり、AGEsを増やさない調理方法にすることが効果的です。食事や間食やお茶は、毎日とるものだからこそこだわりを持ち、美容と健康に上手に役立てたいものですね。

まとめ

見た目の若さに差がつく抗糖化アンチエイジングのために

・食事は野菜から食べよう
・ナッツ類を間食してヘルシースナッキングをしよう
・緑茶、紅茶、甜茶、ドクダミ茶、ルイボスティー、抗糖化作用のあるお茶を飲もう
・レジスタントスターチを多く含む冷やご飯やポテトサラダ、豆類のおかずを取り入れる
・AGEsを少なくする調理法の優先度は「生」→「蒸す」→「煮る」→「焼く」→「炒める」→「揚げる」


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