知らないと悪化しちゃう!?ここから始める五十肩の治し方

五十肩

五十肩と聞くと、中高年の男性の病気といったイメージがありますよね。でも、意外なことに五十肩は男性より女性の方が発症率が高いんです。五十肩=「オジサンの病気」ではないんですね。

五十肩は40代になると発症する人が急に増えてきます。最も多いのは50代ですが、中には30代で発症する人もいます。今回は、いくつになってもしなやかな体をもつ「いい女」でいたい!そんなあなたのために、五十肩の正しい治し方についてお伝えします。



知らないと悪化しちゃう!?ここから始める五十肩の治し方

1:五十肩の特徴を知る


五十肩は、肩が痛いと感じているうちに痛みが増し、そのうち腕が思うように動かせなくなる肩の症状です。動いていない時でも肩が痛い。ブラジャーのホックを背中で留めることができない。腕を頭の上まで上げることができない。そんな症状がある場合は、五十肩かもしれません。

このような症状は左右どちらかの肩に起き、症状がある側の肩関節を思うように動かせなくなってしまいます。思い当たる場合は、まず専門医を受診しましょう。専門医にみてもらう方が、肩の他の病気と区別することもできるので安心です。

2:五十肩になりやすい生活習慣を知る

五十肩になりやすいのは、デスクワークをしている人です。パソコンに向かって仕事をしている時間帯が長い方や、長時間座って仕事をしている方は、五十肩になりやすいといえます。

逆に、体を動かす仕事や、肉体労働の仕事をしている人で、五十肩になる人はあまりいません。 まずは自分の生活習慣を振り返ってみましょう。

3:症状に合わせて段階的に治療をする


五十肩の症状は大きく分けると炎症期と拘縮期(こうしゅくき)という、2つの段階に分けることができます。 まず始めの段階が、動いていなくても肩が痛み、肩を動かすことができない炎症期です。この時期は寝ている時にも痛みで目が覚めることもあり、そうなると本当につらいですね。

そして、動いていない時の痛みがなくなると、次の拘縮期に入ったととらえられます。拘縮期では、肩関節を包む組織である関節包(かんせつほう)が固くなっているために、肩を大きく動かした時だけ痛みます。 治療は、それぞれの時期に合った適切な方法で行います。では炎症期、拘縮期それぞれの治療法を見ていきましょう。

4:炎症期の治し方


この時期は、薬を使用して肩の痛みを緩和することを重視します。西洋薬の飲み薬や外用薬の使用、時には注射をすることもあります。飲み薬は西洋薬だけでなく、漢方薬で効果を得られる場合もあります。漢方薬も健康保健が適用できます。漢方薬には馴染みがない方もいるかもしれませんが、女性の不調に役立つものが数多くあるので、選択肢のひとつとして覚えておくといいですね。

また、炎症期には、入浴時に肩をほぐすようなやさしいマッサージを自分で行って、筋肉の緊張をほぐすと効果的です。痛みに対して体が緊張し、ますます筋肉が硬くなっていることが多いので、自分でやさしくマッサージしてあげれば、心もリラックスできて一石二鳥ですね。

5:拘縮期の治し方


次に拘縮期に入ったら、ストレッチを行います。関節包はあまり伸びない部位なので、継続してストレッチを行うことで段々と効果を得られるようになります。腕をねじったり、腕を上げるというストレッチが効果的です。専門機関で正しい指導を受けて行いましょう。早ければ数ヶ月で良くなります。

毎日のストレッチは大変に感じるかもしれませんが、五十肩はそのままにしておくと数年間症状が続くこともあります。肩が痛むとストレスになる上に、女性らしい仕草やふるまいにも支障をきたしますよね。五十肩は治してしまえば、同じ側の肩には再発しないと言われているので、早く治してしまえばラクになります。 専門機関で相談しながら、自分でできるケアは積極的に行いたいですね。


 

いかがでしたか?
今回は、五十肩の治し方5つの方法についてお伝えしました。専門医にかかりながら自分でできるケアを取り入れることで、早く治すことができるのが五十肩です。これからも、しなやかで美しい女性でいてくださいね。

まとめ

知らないと悪化しちゃう!?ここから始める五十肩の治し方

方法1:五十肩の特徴を知る
方法2:五十肩になりやすい生活習慣を知る
方法3:症状に合わせて段階的に治療をする
方法4:炎症期の治し方
方法5:拘縮期の治し方


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