食事前の野菜ジュースで血糖値の上昇を抑えて痩せるための5つのポイント

野菜ジュース
ダイエットをしたくても、食事制限が辛くて断念してしまうという人や、忙しくて運動をする時間が持てずにダイエットが出来ないという人もいますよね!

食事前に野菜ジュースを飲むとダイエットに効果的だという話がありますが、これが本当であれば、ダイエットがなかなかうまくいかない人や忙しくて運動をする時間がない人には嬉しい情報です!

食事前に野菜ジュースを飲むと、具体的にはどんな効果が期待出来るの?
食事をする前のどのタイミングで野菜ジュースを飲むのが最も効果的?
いろいろな疑問が出てきますよね。

そこで今回は、食事前に野菜ジュースを飲むことで得られる具体的な効果や、痩せるために最適な、野菜ジュースを飲むタイミングについてお伝えします。



食事前の野菜ジュースで血糖値の上昇を抑えて痩せるための5つのポイント

ポイント1.食事の前に野菜ジュースを飲むとどんな効果があるの?

食事の前に野菜を食べると、食事をした後の血糖値の上昇を抑えることが出来るという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

野菜には、血糖値の上昇を穏やかにする効果がある食物繊維がたくさん含まれていて、血糖値の上昇を抑える効果や排便を促す効果があります。

食事前に野菜ジュースを飲むと、食前に野菜を食べるのと同じような効果を得ることが出来るのです。

ただし、野菜ジュースは野菜を加工するときの過程で含まれている栄養素が失われていますので、食前に野菜を食べることと全く同じ効果を得ることは出来ません。

ここでカギとなってくるのが、野菜ジュースに含まれている「リコピン」になるのです。

リコピンは生野菜の状態で食べるよりもジュースにした方がたくさん摂取することが出来、液体状になる事でより身体に吸収されやすくなります。

ポイント2.食事前の野菜ジュースはリコピンの摂取に効果的

リコピンには血糖値の上昇を抑えてくれる効果があり、野菜ジュースにはリコピンがたくさん含まれています。

リコピンが多く含まれている代表的な野菜はトマトですが、野菜ジュースにはトマトの約3.8倍ものリコピンが含まれているのです。

食事の前に生野菜を食べると、血糖値の上昇を抑える効果がある食物繊維を摂取することが出来ますが、野菜ジュースを飲んでリコピンを摂取することで、生野菜を食べて食物繊維を摂取したときと同じ効果を得ることが出来ます。

ポイント3.血糖値の上昇を抑えるとダイエットに効果的なのはどうして?

食事をすると血糖値が高くなってインスリンが分泌されます。インスリンは身体の中の細胞にエネルギーとなる糖を送り込む働きをして、細胞に糖が行きわたった後に余った糖を脂肪細胞に送るようになります。

そうすると、余った脂肪が中性脂肪となって蓄積され、肥満の原因になってしまうのです。

血糖値が急激に上がってたくさんインスリンが分泌されてしまうと、糖がたくさん体に吸収されてしまいますが、血糖値の上昇を抑えることが出来れば糖の吸収を緩やかにすることが出来るため、ダイエットをしたい人の味方になってくれるのです。

ポイント4.野菜ジュースの効果的な摂取方法

食事前に野菜ジュースを飲むときは、より効果的な方法で取り入れて食後の血糖値の上昇を抑えるようにしましょう。

野菜ジュースの効果的な飲み方

・白米を摂取する30分前に飲む
・コップ一杯程度の量を飲む
・1日3食、食事の前に飲む

食事の30分前に野菜ジュースを飲むことは、食後の血糖値の上昇を抑えるのに一番効果的な飲み方になります。

これはカゴメ株式会社が行った実験により証明されていることで、食事をする15分前と30分前、60分前に野菜ジュースを飲んでから白米を食べた場合、食前30分前に野菜ジュースを摂取したときが一番血糖値の上昇を抑えることが出来たという研究結果もあります。

ポイント5.野菜ジュース飲むときは糖質に気を付けよう

「普段の食事に野菜ジュースをプラスするだけで痩せる」と考えてしまうのことには少し注意が必要です。

野菜ジュースには糖質が含まれていますので、いつもの食事の量に野菜ジュースをプラスしてしまうと、糖質を多く摂ってしまうことになります。

野菜ジュースを飲めば血糖値の上昇を抑えることが出来るといっても、摂りすぎてしまった分の糖質分の血糖値まで下げる効果はありませんから、食事前に野菜ジュースをプラスして飲むときは主食に含まれる糖質の量を減らす必要があるのです。

200mlの野菜ジュースを飲む場合

・野菜ジュース200mlあたりの糖質量・・・10g~15g
・減らした方が良い主食の量    ・・・27g~40g

野菜ジュースを食事前に取り入れるときは、糖質を摂りすぎてしまわないように注意しましょう。


さて、今回は食事前に野菜ジュースを飲むことで血糖値の上昇を抑えて痩せる方法についてお伝えしてきました。

食事前に野菜ジュースを飲むことで、血糖値の上昇を抑える効果があるリコピンを摂取することが出来ます。

血糖値が急激に上昇してしまうと、インスリンがたくさん分泌されて体が糖をたくさん吸収してしまい、太る原因になって肥満体質になることがあるのです。

食事の30分前にコップ1杯程度の野菜ジュースを飲んで、食事の後の血糖値の上昇を抑えましょう。

ですが、食事前に野菜ジュースを飲むことには注意点もあり、普段の食事にただ野菜ジュースをプラスしてしまうと糖質を摂りすぎてしまう原因にもなります。

主食の量を少し減らして、糖質の摂りすぎに注意しながら野菜ジュースを飲むようにしましょう。

まとめ

食事前に野菜ジュースを飲んで血糖値の上昇を抑え、痩せて綺麗になろう

・食事前に野菜ジュースを飲むと血糖値の上昇を抑えることが出来る
・野菜ジュースに含まれている「リコピン」に血糖値の上昇を抑える効果がある
・血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、身体の細胞に糖を送る
・細胞に送られずに余った糖は脂肪に送られて中性脂肪として蓄積される
・血糖値の上昇を抑えることで、身体が余分に糖を吸収することを抑制できる
・野菜ジュースを飲む一番効果的なタイミングは食事前30分
・野菜ジュースを飲むときは、野菜ジュースに含まれる分の糖質を減らすために主食の量を減らす


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