ストレスが腹痛の原因!?お腹の不調から解放される5つのポイント

体調を崩したわけでもなく、何か悪いものを食べたわけでもないのに、なぜか腹痛やお腹の不調が続く・・・。気になるお腹のその症状、もしかしてストレスが原因かも!

このような症状が長い間続いていると、何か悪い病気ではないかと不安になってしまいますよね。
実は、ストレスは腹痛を起こす原因になってしまうことがあるのです。

腹痛は体調を崩してしまったときに起きる症状とは限らず、溜め込んでしまったストレスがきっかけとなって起きることもあります。

では、長引くお腹の不調は一体どうすれば改善することが出来るのでしょうか。そこで今回は、ストレスが原因で起きてしまう腹痛を改善するためのポイントや、対処法についてお伝えします!



ストレスが腹痛の原因!?お腹の不調から解放される5つのポイント

1.お腹の不調で考えられる病気は?

腹痛が起きたり下痢が続いたりするとき、お腹の中で何らかの異常が起きていることが考えられます。お腹の不調を引き起こす要因は、ウイルスや細菌によるものからストレスに至るまで、色々なものがあります。

検査をしても異常が見られない時は、ストレスが原因で腹痛が起きていることが多いです。ストレスが原因になっている代表的な病気が「過敏性腸症候群」というもので、長引くお腹の不調で消化器科を受診する人の約半数がこの病気だと言われています。特に20代から30代の人に多く見られる症状です。

2.ストレスが原因の過敏性腸症候群はどんな病気?

過敏性腸症候群は長引くお腹の不調が特徴で、消化器科で検査をしても異常が見られず原因がはっきりとわかりません。ストレスが引き金になってこの症状が現れます。下痢や便秘といったお腹の不調が2~3週間続いてたり、この症状を3か月以上繰り返している時は過敏性腸症候群の疑いがあります。

過敏性腸症候群は下痢になる人と便秘になる人、もしくはこの両方を繰り返す人がいます。

下痢の症状はいきなり現れることが多く、通勤や通学の時に起きることを心配して、さらに症状が悪化することがあります。
便秘になる人は便の水分がなくなりコロコロとした便になるため、排便が難しくなります。

3.過敏性腸症候群で気を付けたいことは?

過敏性腸症候群は真面目な人がなりやすいと言われています。

この病気を引き起こす一番の原因はズバリ「ストレス」。ストレスを感じることで、お腹の不調が起きてしまい、下痢や便秘を心配してさらにストレスがかかるという悪循環が起きてしまいます。

症状を良くするにはストレスを感じない生活をするのが何よりですが、自分の性格や考え方を簡単に変えることは難しいものです。日常生活からゆっくり改善していきましょう。

また、過敏性腸症候群の人は食事内容にも気を付けるようにしましょう。
・アルコール類
・カフェインが含まれているもの
・香辛料
・冷たい食べ物や飲み物

これらの食品は控えたほうが良いです。あまり食べ過ぎないようにしましょう。

喫煙も過敏性腸症候群の症状を悪化させてしまいますので、なるべく控えるのが望ましいです。

4.過敏性腸症候群の症状を和らげるには

過敏性腸症候群を患っている人は、少しでもつらい症状を和らげたいと思いますよね!

この症状を少しでも良くするには、ストレスを感じない生活を送ることが大切です。
人間は生活していくうえで色々なストレスを感じています。そしてそのストレスは自分でもなかなか気が付くことが出来ないものです。

過敏性腸症候群の症状が現れたとき、体に不調が起きるほどストレスを感じていたということに気が付けただけでも、体を労わることが出来るようになります。

腹痛などの辛い症状を和らげるためには、健康的な生活やバランスの良い食事を心がけ、アルコールなど、体に刺激を与えるものを避けて生活するようにしましょう。
「自分を労わってあげる」ということが症状を和らげることにもつながります。

5.過敏性腸症候群の症状はお腹の不調だけじゃない!

過敏性腸症候群になると、腹痛の症状以外にも様々な不調が現れることがあります。

過敏性腸症候群の症状

・腹痛
・便秘、下痢
・お腹の張り
・おなら
・食欲がなくなる
・嘔吐、吐き気
・不安感
・不眠
・集中力が低下する
・頭痛、頭重感
・肩こり
・だるさ

意外と思うかもしれませんが、過敏性腸症候群はお腹以外の身体の至るところに不調を起こしてしまいます。
便秘や下痢を繰り返していてこれらの症状もある方は、この病気の可能性が高いです。
下痢止めを飲んで一時的に症状を良くしても、根本的な解決にはなっていません。
お腹の不調が長引いている場合は、早めに病院を受診して適切な対処・薬の処方をしてもらいましょう。


 

さて、今回はストレスが原因で起こるお腹の不調についてお伝えしてきました。ストレスを抱えてしまうと「過敏性腸症候群」という病気を患ってしまうこともあります。

週末は腹痛も起こらず大丈夫なのに、通学や通勤の時に電車やバスの乗っているととお腹の調子が悪くなったり、緊張を感じたときに腹痛が起きる人はこの病気の可能性があります。
お腹の調子が悪くて病院を受診する人の約半分の人がこの病気を患っています。

長引くお腹の不調で悩んでいる方は、なるべくストレスを抱え込まないようにし、刺激の強い食べ物を避けて生活するようにしましょう。

まとめ

ストレスが腹痛を引き起こす原因と対策

1.長引くお腹の不調は過敏性腸症候群の可能性がある
2.過敏性腸症候群は下痢や便秘を引き起こす
3.過敏性腸症候群は下痢と便秘の両方を繰り返すこともある
4.過敏性腸症候群はストレスが原因で症状が起きる
5.症状を改善するにはアルコールやカフェインを避ける
6.過敏性腸症候群はお腹の不調以外の身体の症状も現れる
7.過敏性腸症候群の症状をよくするためにストレスを抱えないようにする


 

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