実は、人種によって「わきが」の数も変わってきます。なんと黒人は100%割合でわきがで、白人の場合は80%にも及びます。では、気になる日本人は?実は、諸外国に比べて圧倒的に低い15%ほどなのです!
「わきがは臭いから嫌!」という方がほとんどだと思いますが、実際にわきがについて知らない人はたくさんいるでしょう。どうしてわきがになってしまうのか?対策法はあるのか?など素朴な疑問も浮かびますよね?そこで今回は「わきがってうつるの!?ワキガの原因と5つの対策法」についてお伝えします。
わきがってうつるの!?ワキガの原因と5つの予防法
■わきがの原因
私達のわきには、あせを分泌するたくさんの腺が集中しています。その1つである「アポクリン腺」から、皮脂と分泌液がだされるのです。もともとこの分泌液は無臭です。けれども、皮膚の表面に付着している雑菌などと結合してしまうとたちまち不快な臭いへと変わってしまうのです。
■わきがってうつるの?
実は、わきがは遺伝します。ご家族にわきがの方がいる場合は、予防のために何かしらの対処をしたほうが良いかもしれません。わきがの人が使ったタオルを使用したり、洋服を着てしまったと不安に思う方がいるでしょう。でも、ご安心下さい!わきがの人が着た洋服を着たからといって、うつる事はありません。それでは、次の項目ではわきがの予防法についてお伝えします!知っておいて損はありません!
わきがの予防法1: 基本中の基本!毎日入浴する
分泌液そのものが臭うわけではありません。皮膚についている雑菌と合わさることで、不快な臭いを発してしまうのです。
ですから毎日きちんと入浴して、ボディソープできちんと汗を洗い流す事が大切です!また、シャワーだけで済ませてしまうのもあまり良くありません。きちんと毛穴を開くことが大事なので、毎日湯船にゆっくり浸かる習慣を付けましょう。
わきがの予防法2: 汗はきちんと拭きとる
汗をそのままにしておくと、臭いの原因になってしまいます。ですから、小まめにタオルでふき取るようにしましょう。ポイントは、濡れタオルでふくことです!水を染み込ませたタオルで、皮膚の表面をきちんとふき取ってあげれば、大分臭いの原因は少なくなるでしょう。
外出先では、ウェットティッシュを持ち歩いて、小まめに拭きとると良いでしょう。放っておいても、わきがは予防できません。日々小まめに対処することが大切なのです!
わきがの予防法3: 制汗剤を有効活用する
市販の制汗剤、別名デオドランド剤ともいいますが、わきがにはとても効果的なのです。実はデオドランド剤の中には、アポクリン腺の分泌液が細菌に分解されないようにする殺菌効果のある成分と、分泌液を抑える成分が含まれています。ですから、使用回数をきちんと守ってデオドランド剤を使う事をオススメします。
タオルできちんとふき取ることはもちろんですが、その後にデオドランド剤を使って分泌液を抑えるのも効果的です。
わきがの予防法4: タンパク質の摂取量を控える
食事がわきがに関係していることは、ご存知でしょうか?「食は命なり」と言いますが、全くその通りです!食べるものによっては、汗の分泌を過剰にしてしまう食材があるのです。それは、過剰なたんぱく質の摂取です。特に肉を毎日たくさん食べると、分泌液の量が増えてわきがを引き起こしやすくなります。
わきがを身体の中から予防するためにも、野菜を中心とした食生活にすることをオススメします。肉は食べていけないというわけではありませんが、肉・魚・野菜・海藻などの食材をバランスよく食べることが必要です。あなたの毎日の食生活はいかがですか?是非、見直してみて下さいね。
わきがの予防法5: わきが手術をして、根本的に治療する
「わき脱毛をすると、わきがが治るって本当?」という方がいらっしゃいますが、実際にはあまり根拠のない話です。わきがを根本的に治療するのであれば、アポクリン腺を取らなければいけません。脱毛は毛を抜くだけで、アポクリン腺まで除去することが出来ないので、根本的なわきがの治療にはならないのです。
むしろわき脱毛をした方の中には、汗の量が増えて、わきの臭いが更に気になるようになってしまったという方もいらっしゃいます。ですから、わきがの治療には、根本的な手術が必要だという事を頭の中に入れておきましょう。正しい知識を持ってこそ、きちんとわきがの治療ができるのです!
今回は、わきがについてさまざまな情報をお届けしましたがいかがでした?
誰しもわきがになる可能性があります。
きちんとした対処法を知っておいて、絶対に損はありませんよ♪
まとめ
わきがってうつるの!?ワキガの原因と5つの予防法
・わきがの原因
・わきがってうつるの?
わきがの予防法1: 基本中の基本!毎日入浴する
わきがの予防法2 : 汗はきちんと拭きとる
わきがの予防法3 : 制汗剤を有効活用する
わきがの予防法4 : タンパク質の摂取量を控える
わきがの予防法5 : わきが手術をして、根本的に治療する