心のサインを見逃さない!軽度のうつ病の症状見分ける5つの方法

Depression check

現代の日本では、なんと13人に1人がうつ病を経験するというデータがあるそうです。なので、うつ病は他人ごとではない、身近な病気の一つと言えます。最近では、プチうつと言われる軽度のうつ病のが30代の女性に多いと言われています。

なんだか元気がでない…、ずっと体がだるく思うように行動できない…などの不調を抱えているのなら、それはもしかするプチうつの症状があらわれている可能性があります。そこ今回は、軽度のうつ病の症状見分ける5つの方法をお伝えします。



心のサインを見逃さない!軽度のうつ病の症状見分ける5つの方法

方法1: そもそもうつ病とは?


うつ病というと、精神的な症状にだけ目がいきがちですが、実は体にも多くの症状をもたらす病気です。メンタル的な面だけで問題が起こっているのではなく、脳内機能やホルモン分泌異常など病気としての原因があるからこそ、何等かの不調としての症状があらわれるからです。

うつ病は頑張れば治るという病気ではありません。ゆっくりと時間をかけて、心と体をバランスの良い状態に戻すことが、一番効果を得られるポイントになります。

方法2: 症状でうつ病かどうかをチェックしてみましょう!


下記の項目に対して、「いいえ(0点)」、「時々ある(1点)」、「よくある(2点)」、「いつも(4点)」の4つで解答していきます。

最後にその合計点でうつ病の状態なのか、そうでないのかを判断することができます。

・体がだるく疲れやすい
・気分がしずくことや、重く感じることが増えた
・朝が辛く無気力感がある ・首筋や肩が凝って辛い
・夜更かししたにも関わらず、朝早く目覚める。または睡眠時間が長くとれない
・食欲があまりない。味もあまり感じない
・理由もなく息がつまったり、胸が苦しくなることがある
・のどの奥に何か詰まっているような感じがする ・人生に楽しみが見いだせず、将来の希望がない
・頑張って取り組んでいるのに仕事の能率があがらない
・前にも今と同じような精神状態のことがあり、波がある
・性格は真面目で几帳面。仕事はきちんとするタイプである

 合計10点以下の場合は、問題なし。11~15点は用観察です。今言以上に辛い状態になるようであれば専門医に相談をしてください。

16点以上の人はプチうつの症状があらわれている可能性があるので、できるだけ早めに専門医に相談してください。

方法3: もし軽度のうつ症状だと感じたらどうしたらいい?


上記のチェックで、軽度のうつ症状が出ているという場合は、心療内科や精神科などの専門医にみてもらうことが何より大切。ですが、病院に行くことに躊躇してしまう人は、信頼できると感じるうつ病の専門医を訪ねて、カウンセリングをまず受けることも方法です。

うつ病には、気分や症状に対して効果のある薬がありますが、軽度のうつの場合は、カウンセリングなどの認知療法で改善する場合もあります。また、専門医との相性もあるので、何となく合わないと感じた場合は、迷わずにセカンドオピニオンを受けて、相性の会う医師や専門家と治療を進めていくようにしましょう。

方法4: うつ病の人が陥りやすい悪循環


うつ病と診断されると、どの専門家にもゆっくりと心と体を休ませるように言われます。でも、真面目に仕事に取り組んできたかららこそ症状が出てしまうのがうつ病なので、いきなり休めと言われてもどうしてよいのか戸惑う人が多くいます。

しかも真面目な人ほど陥りやすいのが、一生懸命に休養しようとすることです。でも休養しないといけないとか、早く治さないといけないというプレッシャーは、うつ病を悪化させてしまうという結果になるのです。

方法5: うつ病の症状を回復させるための休養とは?


うつ病の症状を回復させるための休養とは、脳内にストレスホルモンがない状態にすることです。そして、栄養バランスの整った食事を摂り、必要な栄養を脳まで行き届けること。栄養が少ない状態は、脳にとって大きな負荷を与えてしますので、ストレス軽減にはバランスの良い食事が重要になってきます。

さらに、太陽の光を浴びること、運動することによって、体の中に食べ物から摂取したアミノ酸やセロトニン、ノルアドレナリンに変換され、脳内を活性化させることができます。つまり、脳内にストレスが少ない状態を作り出すことが、うつ病にとっての本当の休養なのです。ただ単純に寝ていれば、治るというものではありません。


 

さて、今回の「心のサインを見逃さない!軽度のうつ病の症状見分ける5つの方法」はいかがでしたでしょうか?
うつ病は13人に1人は症状があらわれる現代病の一つだと言えます。

もし、自分がプチうつかもしれない…と感じたならば、できるだけ早くに専門医に診てもらうようにしましょう。そして、治療を受けながらも脳内にストレスを感じない休養をしっかりと摂ることが大切です。

うつ病にとっての休養は寝ることではなく、太陽の光を浴びたり、運動をしたり、バランスの良い食事をとって、脳内をリラックス&リフレッシュすることです。また、真面目な人ほど、早く治さなければならないというプレッシャーがよりうつ症状を悪化させてしまうので、注意してくださいね。

ぜひ、今回お伝えした内容を参考にして、心と体をゆったりと休め少しずつ元気を取り戻していってください。

まとめ

心のサインを見逃さない!軽度のうつ病の症状見分ける5つの方法

方法1: そもそもうつ病とは?
方法2: 症状でうつ病かどうかをチェックしてみましょう!
方法3: もし軽度のうつ症状だと感じたらどうしたらいい?
方法4: うつ病の人が陥りやすい悪循環
方法5: うつ病の症状を回復させるための休養とは?


 

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