ダイエットの為の有酸素運動としてウォーキングやジョギングをする人は多いですが、この2つと並んで脂肪燃焼効果があるのが縄跳びを使ったダイエットです。
ジャンプをする時に使うふとももやふくらはぎの引き締めだけでなく、全身を揺らして体全体の脂肪を燃焼することができます。小学校の体育で跳んだイメージの強い縄跳びですが、プロのアスリートの間でもトレーニングや減量法として取り入れられている程効果の高いスポーツです。
今回は簡単に行えるのに効果の高い縄跳びダイエットについてお伝えします!
縄跳びダイエットで全身の脂肪を削ぎ落とす6つの方法
方法1:正しいフォームでジャンプする
縄跳びを使ったダイエットが他のダイエットと比べて明らかに違うところ、それはジャンプをするというところです。ストレッチやダンス、ランニング等、ダイエット効果のあるスポーツにはそれぞれ特徴がありますが、普段の生活でもなかなかする事の無い「跳ぶ」という動きを取り入れた運動は縄跳びしかありません。
普段使っていない筋肉を痛めないようにしながら効果的に脂肪を燃やすには、正しい跳び方をすることが大切です。まずは縄跳びを跳ぶ時の基本的なフォームを崩さないようにして、跳ぶ練習をしてみましょう。
<正しい縄跳びのフォーム>
・脇を締める
・背筋を伸ばす
・グリップはなるべく縄から離れた位置を持つ
・手首だけで縄を回す
・つま先で跳ぶ
・視点を動かさないようにしてフォームをキープする
・基本的には低く跳ぶ
方法2:一日10分程度を毎日続ける
実際に縄跳びを使ったダイエットを始める場合、毎日どのくらいの時間行えば良いのかというのが気になるところですが、縄跳びダイエットの場合、他の運動に比べて一回あたりのエクササイズの時間は少なくても効果があります。
全身を使ってジャンプをする縄跳びのエネルギー消費量はジョギングの1.3倍程度もあり、少ない時間で遠くに行かずに行える、かなりお手軽なダイエット方法なのです。程よいペースで、1分跳んだら少し休むを繰り返しながら、一日10分程度を毎日続けましょう。
方法3:食事前に行う
有酸素運動である縄跳びダイエットは、必ず食事前の空腹の状態で行いましょう。食事をする前の低血糖の状態で有酸素運動を行うと、脂肪の燃焼効果が高まるという効果があります。
また、満腹の状態で縄跳びをすると結構な確率で腹痛を引き起こしてしまい、継続するのが苦痛になってしまいます。縄跳びをするのに一番適しているのは朝食前ですが、朝に時間が取れない人の場合は帰宅後の夕食前に行うか、食事をしてから行う場合は時間を開けて行いましょう。
方法4:ゆっくり跳ぶ
基本的な縄跳びの跳び方がマスターできたら、跳び方の速度を遅くして全身の脂肪を効果的に燃やしましょう!男性の方や筋肉を大きくしたい人の場合は速く跳ぶのもよいですが、ダイエット効果を高めて細く引き締まった体にしたいならゆっくり跳ぶのがおススメです。
短距離走の選手よりもマラソン選手の方が細い体つきの人が多いのと同じように、縄跳びもゆっくり跳んだほうが脂肪燃焼効果が高く、皮下脂肪を落とすことができるのです。
意外にも、ゆっくり跳ぶのは速く跳ぶよりも疲れを感じやすいので、「しばらく跳んだら普通の速度に戻す」を繰り返して、休憩を取りながら無理をしない程度にやってみてください。
方法5:跳び方をアレンジしながら行う
縄跳びダイエットのメリットの一つとして、跳び方や動きを自在に変えられるということがあります。単調な運動にメリハリをつけて楽しむ事ができるだけでなく、真っすぐにジャンプをする時には使わない筋肉を意識しながら使う事で、更に引き締まった体を作っていきましょう。
縄跳びダイエットでの跳び方のアレンジ方法として定番なのは、片足跳びや駆け足跳び、交差跳びです。普通の跳び方から順番に一定時間ずつ跳んだり、音楽を聞きながらリズムに合わせて自分なりのプログラムを作れば飽きる事無くダイエットを続けることができます。
方法6:室内でも行えるエア縄跳びをする
どんな方法でダイエットをする場合でも、一番大切な事は継続です。スポーツジムや屋外での運動は三日坊主になってしまうような人でも、室内でできるエア縄跳びならばちょっとした合間にエクササイズができます。エア縄跳びでのダイエットは、縄跳びとは違って腕への負荷は少なくなりますが、上半身や下半身をツイストしてウエストをシェイプしたりというようなアレンジを加える事ができます。
普段は屋外で縄跳びをして、真夏や真冬、雨の日には室内でエア縄跳びをするなど、通常の縄跳びダイエットにエア縄跳びを取り入れ、途中で挫折する事無くダイエットを成功させましょう!
今回お届けした「縄跳びダイエットで全身の脂肪を削ぎ落とす6つの方法」はいかがでしたか?
縄跳びは誰もが一度は経験した事のあるシンプルな運動ですが、有酸素運動としてのダイエット効果や筋力アップ効果は本当に優れています。
縄跳びダイエットを行う際には、着地時の膝や腰への負担を軽減する為、クッション製のある靴を履くなどの万全な準備をしてから始めてくださいね!
まとめ
縄跳びダイエットで全身の脂肪を削ぎ落とす6つの方法
方法1:正しいフォームでジャンプする
方法2:一日10分程度を毎日続ける
方法3:食事前に行う
方法4:ゆっくり跳ぶ
方法5:跳び方をアレンジしながら行う
方法6:室内でも行えるエア縄跳びをする