低血圧を改善してパワー溢れる1日を手にいれるための6つの習慣

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女性や子供、高齢者の方に多い低血圧。高血圧に比べて重大な病気の危険性は少ないですが、「朝が辛い」「元気がでない」など、日々の生活を脅かす不快な症状はできる限り治したいですよね!

低血圧は病気ではありませんので薬や治療法はありませんが、毎日の生活のちょっとした事に気を付けるだけで症状を改善することが可能です。今回は、低血圧を改善して爽快な毎日を過ごす為の習慣をご紹介します!



低血圧を改善してパワー溢れる1日を手にいれるための6つの習慣

 

習慣1:朝ごはんをしっかりと食べる


朝が弱い傾向にある低血圧の人の中には、朝食をとらずに出かける習慣ができてしまっている人も多いかもしれません。ですが、低血圧の症状は全身に必要なエネルギーが届かなくなる事で悪化してしまいますので、一日の始まりである朝食はできる限りとるようにした方が良いでしょう。

朝起きてすぐに朝食を作ったり食べたりする気にならない場合は、温かいスープや果物だけでもよいので、少しずつ朝食をとる習慣を身につけることが辛い症状の改善への第一歩となります。

習慣2:こまめに水分補給をする


低血圧の症状を引き起こす要因のひとつに、血液量の減少があげられます。血管中を流れる血液の量が少ないと血管内の圧が下がってしまいます。このような状態を改善する為には、こまめに水分を補給して血管内の水分量を増やすことが大切です。発汗の多い暑い季節はもちろんですが、冬場も意識して水分補給をし、循環する血液量を普段から底上げしておきましょう。

習慣3:塩分多めの食事を心掛ける


低血圧の改善において、水分補給と同時に心がけたいのが塩分の補給です。塩分には水分の吸収効率を上げる効果があり、血液循環量を増やしてくれます。高血圧の人を含め、一般的に塩分控えめの食事は健康に良いとされていますが、低血圧の人の場合は普段の食事に2〜3g程度の塩分を加えると良いでしょう。

厚生労働省が推奨する一日の塩分摂取量は、健康な人で10g未満、高血圧の人は6g未満です低血圧の人の場合は12g程度を摂取目標にしましょう

習慣4:余裕があるときは一駅歩くようにする


食生活だけでなく、軽い運動を毎日の生活に取り入れることも低血圧の改善に役立ちます。 特に、心臓の筋力をあげて血液を送る力を強化してくれる有酸素運動や、血液が溜まりがちな下半身の筋力をアップさせて血液循環をサポートしてくれるような運動が低血圧の人にはおすすめです。

ジム通いやランニングのような激しい運動は低血圧の人にとって逆に負担になる事もありますので、簡単なウォーキングから始めるとよいでしょう。通勤や通学の際に一駅隣で降りて歩くなど、自分のできる範囲で長く続けられる運動を行いましょう。

習慣5:温冷シャワーを浴びる


低血圧の症状の一つとして、立ち上がった時にめまいや立ちくらみが起こる事があります。このような症状は、血圧を調整する自律神経の乱れによって起こります。自律神経の乱れに効果がある温冷入浴を実践して、低血圧を改善させましょう!

温泉や銭湯にあるような冷たい水の入った浴槽があればベストですが、自宅で温冷入浴を行う場合は冷たいシャワーを交互に浴びる方法で簡単に代用できます。温かい浴槽に5分浸かったら冷たいシャワーを一分浴びるというのを数回繰り返し、最後は冷たいシャワーで終わるようにするのがポイントです。どうしても冷たいシャワーが苦手な場合は手先や足先だけ浴びる方法から始めて見てください。

習慣6:生活リズムを作る


低血圧の人は朝が弱く夜なかなか寝付けない人が多いです。また、食が細く栄養が偏りがちな傾向にありますので、症状が起きるままにしておくとどんどん生活リズムが乱れ、その結果低血圧を更に悪化させてしまいます。

症状が改善して自然に生活リズムが整って行くというのが理想ですが、起床時間や就寝時間、食事の時間をきちんと定め、すこし無理矢理にでも生活リズムを整えるようにすると良いでしょう。はじめのうちは寝ようとしても寝付けなかったり、なかなか食欲が出ないかもしれませんが、続けて行く事で体にリズムを覚えさせましょう。

 

今回お届けした低血圧を改善してパワー溢れる1日を手にいれるための6つの習慣はいかがでしたか? 低血圧の原因には遺伝や体質もありますが、多くの場合は生活習慣の見直しで改善する事ができます。

慣れない事やできない事を始めるのは、最初のうちは辛く感じるかもしれませんが、体調が良くなって行くと楽しみながらできるようになるはずです。まずは栄養のある食事をきちんととることからはじめてみてください!

まとめ

低血圧を改善してパワー溢れる1日を手にいれるための6つの習慣

習慣1:朝ごはんをしっかりと食べる
習慣2:こまめに水分補給をする
習慣3:塩分多めの食事を心掛ける
習慣4:余裕があるときは一駅歩くようにする
習慣5:温冷シャワーを浴びる
習慣6:生活リズムを作る


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