自分の肌質を知っていますか?自分では、脂性肌だと思っていたのに実は乾燥肌だったなんてことよくありますよね。
肌質の思い込みは、誤ったスキンケアにつながり肌トラブルを引き起こすことになりかねません。自分の肌質をよく理解して、肌質に合わせたスキンケア対策が必要です。
そこで今回は、肌質の見分け方や、肌質に合わせたスキンケア方法についてお伝えします。
肌質に合わせたスキンケアで肌質を改善する5つの方法
1 肌質の種類と特徴を知って自分の肌質を見直そう!
肌の水分量と皮脂量のバランスが整っている状態が健康的な美肌の条件なんです。このバランスが崩れると、<乾燥肌>、<混合肌>、<脂性肌>になってしまい、肌トラブルを引き起こすことになるんですね。
<普通肌>
肌の水分量と皮脂量のバランスが整っている理想的な肌質です。
<乾燥肌>
肌が全体的に乾燥でカサカサしている肌質です。 皮脂の分泌が少なく水分が蒸発しやすくなります。乾燥が進むと敏感肌になり、あらゆる刺激に対して敏感に反応してしまう状態になってしまいます。
<混合肌>
おでこや鼻などの皮脂がおおいTゾーンはべたべたしているのに、口周りなどのUゾーンはカサカサ乾燥しているような顔の部分によって肌質が異なるのが特徴です。 顔の部分によって肌質が異なるのでスキンケアが難しく、ニキビなどの肌トラブルも起こりやすくなります。
<脂性肌>
顔全体が常に皮脂でべたべたしている肌質です。 皮脂の分泌が多いので、ニキビが出来やすくなります。
2 悪化して敏感肌になる前に正しいスキンケア方法を!
乾燥肌は、皮脂量も水分量も不足しているカサカサの肌です。 自分が乾燥肌だと思っている人も思っていない人ももう一度乾燥肌の肌質を見極めましょう。 乾燥肌を放置すると、悪化して敏感肌になってしまいます。 乾燥肌を正しく理解して適切なスキンケア対策を始めましょう。
<乾燥肌の見分け方>
・白い粉をふく ・小じわが気になる ・洗顔後、顔全体がつっぱる ・ちょっとした刺激で湿疹やかゆみが生じる
<乾燥肌のスキンケア>
乾燥肌は、皮脂量も水分量も足りていない状態なので、水分と油分をバランス補給することを意識して保湿効果の高いスキンケア商品で保湿をしっかり行うことが大切です。また、睡眠不足や偏った食生活、エアコンなどの急激な温度変化も乾燥肌の原因となるので生活習慣を含めて乾燥肌を改善しましょう。
3 混合肌ってどんな肌!?混合肌の見分け方
混合肌は顔の部分によって肌質が異なる状態をいいます。混合肌で一番多いタイプは、おでこや鼻のTゾーンは皮脂が多いのに、口周りのUゾーンは乾燥している状態で、肌の皮脂量と水分量のバランスが崩れていることが原因になります。他にも、「普通肌と乾燥肌」「普通肌と脂性肌」といった肌質があります。
<混合肌の見分け方>
・皮脂量は多いのに、水分量が少ない ・にきびができやすい ・べたついているのに、口周りは白い粉をふく ・洗顔後、Tゾーンはテカるのに口周りはつっぱる
<混合肌のスキンケア>
混合肌の場合、皮脂の分泌が多い場所に乳液やクリームをつけるのに抵抗がある人が多いのですが、乳液は化粧水が補給した水分を閉じこめる役割があるので、乳液をつけないとせっかく補給した水分が蒸発してしまうことになります。基本的には顔全体に同じスキンケアを行い、乾燥が気になる部分にパックなどの乾燥対策をプラスして混合肌を改善していきましょう。
4 脂性肌にも乳液は必須!脂性肌の見分け方
皮脂が多いとニキビができやすいし、化粧崩れも起きやすいですよね。脂性肌の正しいスキンケア方法で脂性肌を改善しましょう。
<脂性肌の見分け方>
・顔全体がべたつく ・にきびができやすい ・洗顔後でもテカる ・化粧が崩れやすい ・毛穴の開きが目立つ
<脂性肌のスキンケア>
脂性肌の場合、乳液やクリームなどをつけるのが躊躇われ、さっぱり系の化粧水のみを使う人も多いのではないでしょうか。健康的な美肌は、水分量と皮脂量がバランスよく保持されている肌です。乳液が苦手だからと化粧水のみを使用していると、肌の水分が蒸発してしまい、乾燥から肌を守ろうとして皮脂を過剰に分泌されることになります。
洗顔に関しても、洗顔をしてもべたついていることが多いので、べたつきがなくなるまで何度も洗顔をする人もいますが、過剰な洗顔も皮脂が過剰に分泌する原因となります。脂性肌の人も、基本的なスキンケアを行うことが大切です。 油っぽい食事や糖分の取りすぎなどの食生活は皮脂を過剰に分泌させる原因となるので、食生活を含めて脂性肌を改善していきましょう。
5 正しいスキンケア方法で肌質を改善しましょう!
何度も言うようですが、水分量と皮脂量がバランスよく保たれている状態が理想的な肌です。それが、生活習慣やホルモンバランス、誤ったスキンケア方法、外部からの刺激などで水分量と皮脂量のバランスが崩れてトラブルの起きやすい肌質への変化してしまうのです。まずは、生活習慣を見直し正しいスキンケア方法で肌質を改善していきましょう!
<クレンジング・洗顔>
メイクの洗い残しや誤ったクレンジング方法、洗顔方法はどんなタイプの肌質にも悪影響を与えます。クレンジング、洗顔は肌に少なからずの負担を与えるので、なるべく負担をかけない方法を心かげることが大切です。
まず、手で肌を強くこすったりすることは厳禁です。なるべく手が肌に触れないようにクレンジング剤や洗顔料で優しく包み込むように洗うことを心がけましょう!
<化粧水>
顔の皮膚はとても薄く繊細です。パッティングをする場合には、強く叩く必要はありません。あくまでも化粧水を肌に浸透させること意識して優しく抑えるように心がけましょう。
<乳液・クリーム>
手のひらの温度で乳液やクリームを肌に浸透させる意識で、肌を擦らずに手のひらでジンワリと浸透させましょう。
さて、今回は肌質別の改善方法についてお伝えしましたがいかがでしたでしょう。
まずは、自分の肌質を理解することから始めましょう!肌質によって若干のスキンケアの違いはありますが、基本的なスキンケア方法は同じです。自分の判断で誤ったスキンケア対策をせずに正しいスキンケア方法で肌質を改善しましょう!
まとめ
肌質に合わせたスキンケアで肌質を改善する5つの方法
方法1:思い込みを捨てて自分の肌質を知りましょう!
方法2:乾燥肌は悪化すると敏感肌になってしまいます。正しいスキンケア対策で肌質を改善しましょう。
方法3:混合肌でも基本的なスキンケア対策は同じです。独断で誤ったスキンケアをしないで!
方法4:脂性肌にも乳液、クリームは必須ですよ。過剰な洗顔も厳禁です!
方法5:正しいスキンケア方法で肌質を改善しましょう!