閉経の兆候と女性ホルモンの減少による問題の解決法

menopause

女性ならある程度の年齢になったら、誰しも経験する閉経。閉経の時期を迎えると、女性ホルモンの変化により、様々な身体、精神的な不調があらわれやすくなります。

この不安定な状態を引き起こす原因が、女性ホルモンの乱れ。人によっては日常生活がままならないほど辛い症状ができることもあり、出来るだけ軽くこの時期を乗り越えたいたいものです。そこで、今回は閉経の兆候と女性ホルモンの減少に伴う、問題点と解決法をお伝えします。



閉経の兆候と女性ホルモンの減少による6つの問題の解決法

 

1.閉経は何歳くらいから始まるの?


閉経の年齢は平均して48~52歳頃と言われています。ですが個人差があるものなので、早い人では40歳くらいから閉経の兆候があらわれたり、逆に50代半ばまで生理が続くという人もいます。そして、医学的な視点から見ると生理終了から1年過ぎても生理がこない場合に閉経と定義づけしています。

【閉経の兆候の症状】
●定期的に来ていた生理が不順気味になる
●生理周期が短くなる
●生理周期が長くなる
●生理周期が短くなったり、長くなったりする

 


2.閉経の兆候に起こる生理不順の原因とは?


生まれた時には卵巣内には数百万個の卵子がありますが、年齢とともに排卵を繰り返すたびに、数はどんどん少なくなっていきます。

そして一般的に45歳近くになると卵子は寿命を迎えることになります。これにより、卵巣から分泌されている女性ホルモンの量が減少し閉経の兆候特有の症状である生理不順になるのです。

分かりやすい兆候の症状としては、40歳頃から生理周期や量が今までとは変わってきて、さらに45歳を過ぎると殆どの人が生理周期の乱れや不正出血を感じるようになります。

 


3.どんな症状があらわれるのか


閉経の兆候には生理不順だけでなく、身体的、精神的な症状としてあわれることがあります。下記が主な症状で、これらが更年期障害と言われます。

●頭痛     ●のぼせ、汗かき
●冷え症    ●動悸や息切れ
●尿漏れ    ●だるさなどの倦怠感
●むくみ    ●骨粗鬆症
●肌のくすみ  ●シワ、シミ
●イライラ感  ●不安感

 


4.体を温めることで卵巣を鍛え女性ホルモンを分泌する


閉経の兆候としてあらわれる症状をいかに緩和するかが、この時期をラクに乗り切れる最大のポイントだと言えます。そして、症状をひどくする原因の1つに冷えがあります。

運動で筋肉を増やし、血流を良くすることがベストですが、運動が苦手な人には冬は湯たんぽを使って下腹を温めたり、足元が冷えないように、レッグウォーマーをするなどして、体が冷えない工夫をしましょう。冷えを感じなくなると、女性ホルモンの分泌が安定し、更年期独特の症状を緩和することができます。

また、冷たい食べ物や飲み物は体の中から冷えを作ってしまうので、ビールやアイスクリームなどは避け、体を中から温めることができるスープや鍋料理を食べるようにましょう。

 


5.女性ホルモンに似た働きをする食べ物を積極的に摂る


女性ホルモンに似た働きをする食べ物を積極的に摂ることで、閉経の兆候特有の辛い症状を緩和・改善することができます。大豆であるおからや納豆、豆腐、味噌、高野豆腐やざくろ、いちじくに多く含まれていますが、特にざくろの種子には豊富に含まれているので、果汁ジュースなどで補給しましょう。

ホルモン療法などとは違い、副作用の心配もなく、適度に女性ホルモンを補給し、逆に分泌が過剰な時には分泌の働きを抑えるという働きもあるので、ホルモンバランスを正常な状態に整えることができます。

 


6.生活習慣を見直して閉経の兆候を和らげる!


女性ホルモンと自律神経には深い関係があるので、閉経の兆候を和らげるには、自律神経を整える生活習慣がセルフケアとして大切なポイントなります。

●食事

女性ホルモンに似た働きをする大豆製品やざくろ、いちじくを摂るほか、体の中でホルモンを活性化させるために必要なビタミンやミネラルを含む海藻類やナッツ類も合わせて食べるようにしましょう。

●運動

運動をして筋肉や骨を刺激することで、血液の流れがスムーズになり脳の視床下部が活性化されます。そうなると、卵巣も同時に活性化させるため女性ホルモンがたっぷりと分泌するようになるのです。運動と言ってもハードなことをする必要はなく、体を動かすことが気持ちいいと感じる程度で十分です。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動から始めてみましょう。

●睡眠

40代に差しかかるとリラックス状態の自律神経である、副交感神経の働き鈍くなりがちです。疲れをしっかりと取り去って閉経の兆候を和らげるために質の高い睡眠は必要不可欠なので、副交感神経の働きを取り戻しましょう。

そしてその切り替えを手軽にできる方法といえば、ゆったりとしたバスタイムや、アロマ、深呼吸です。夜はリラックスタイムと位置づけして、眠りモードにしっかりと切り替えるための工夫を行いましょう。


いかがでした?

女性なら誰しも経験する閉経の兆候による辛い症状ですが、冷えない対策を徹底したり、女性ホルモンに似た働きをする食材やそれらをより活性化するビタミンやミネラル類をきちんと補給したり、適度な運動、質の高い睡眠をとることで、一般的に辛い時期だと言われる更年期をラクに元気に乗り切ることができます。

ぜひ、40~50歳までの女性のターニングポイントをイキイキと乗り切ってアンチエイジングLIFEを楽しんでください!

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