一時期、さまざまな女性雑誌やテレビ番組、ダイエットに関するサイトなどで効果が高いと評判になった「糖質制限食ダイエット」ですが、極端な糖質制限食は身体に良くない影響を及ぼすという声も聞こえてきます。

白米・パン・麺・イモ類などの糖質は、身体を動かす大切なエネルギー源となるので、極端に減らしてしまうと、身体が思うようになったり、冷えと急激な体重減少を招き生理不順などを引き起こしてしまう可能性もあるのです。

そこで今回は、行き過ぎた糖質制限をしないで、理想のメリハリボディをキープする必殺技を伝授いたします！

行き過ぎた糖質制限食はNG！？理想の体型を維持する5つの方法

方法1. 糖質制限食中は、茶色の炭水化物でエネルギーもゲットしよう

「糖質制限食＝糖質の含まれている食品を全く食べない」というダイエット方法ではありません。糖質は身体を動かすための大切なエネルギー源ですから、全く摂取しないと反対に体調を壊してしまう可能性が高まるのです。

糖質制限食を実践することは、血糖値をコントロールして健康状態を保つためにはとても有効な手段ですから、糖質の摂取量を制限したり、糖質の中でも血糖値が急激に上昇しない玄米や全粒粉で作られたパンなど「茶色の炭水化物」を食べるようにしてください。

茶色の炭水化物と言われる食品には、食物繊維やミネラルが豊富に含まれているのでダイエットにもつながり、理想の体型を維持することができます。

方法2. 糖質制限食中に溜まったストレスは、食事以外で発散しよう

普段白米やパンなどの炭水化物をたくさん食べてきた人にとって、糖質制限食は食べたくても食べられないもどかしさで、ストレスが溜まってしまいます。 糖質制限食中に溜まったストレスを、食事で発散していては理想の体型を維持することは非常に難しくなります。

そこで糖質制限食を始める前に、自分なりのストレス発散法を見つけるようにしましょう。 ランニングやカラオケ、友達とのおしゃべりなど、手軽に出来るストレス発散法がオススメです。またストイック過ぎる糖質制限食は、心身共に大きなダメージを与えかねないので、ちょうど良いところで留めておくことも大切です。

方法3. 糖質以外のタンパク質や脂質の過剰摂取にも気をつけて！

ストイックな糖質制限食をしていると「炭水化物を控えているんだから、お肉や乳製品は好きなだけ食べてもいいでしょ？」と勘違いしてしまう人がいます。そこが落とし穴です！

糖質制限食中は、糖質の摂取量をストイックに制限しているからと言って、タンパク質や脂質を好きなだけ食べて良いというわけではないのです。中には、炭水化物が食べられないストレスを揚げ物や焼き肉で発散し、体重がどんどん増えてしまったというケースもあります。

理想の体型を維持するためには、炭水化物の量を控えつつ、タンパク質や脂質を適量摂ることが大切です。自分の日々の食事メニューを見直して、バランスが取れているかどうかを見極めるようにしましょう。

方法4. 糖質制限食を実践中の人は、食物繊維をたっぷり摂って

ストイックに糖質制限食生活をしてしまうと、食事量が極端に減り便秘を引き起こしてしまいます。そこで糖質制限食を実践中の人は、食物繊維をたっぷり摂ることをオススメします。

ゴボウ、サツマイモ、キャベツ、果物などの食物繊維が豊富に含まれた食材を積極的に食べたり、食物繊維のサプリメントを毎日忘れずに摂取するなどの工夫をしていきましょう。

便秘は体内に老廃物が溜まっている状態なので、代謝が悪くなり太りやすくなってしまいますから、糖質制限食中は積極的に食物繊維を摂って、便秘予防に努めることが大切なのです。

方法5. 健康的に糖質制限食を進めるのなら、食事日記をつけて

痩せたいという気持ちが強くなると、糖質制限食に入れ込み過ぎて、自分の健康状態が分からなくなってしまいます。そこで、糖質制限食の生活を行っている最中は、自分で食事日記をつけることをオススメします。

1日の糖質摂取量はどのくらいなのか、脂質とタンパク質のバランスは良いかなど、自分で客観的に確認できるので重宝するはずです。 行き過ぎた糖質制限食は身体に負担をかけるだけなので、きちんと栄養を摂りながら正しい方法で糖質制限ダイエットを進めていきましょう。

いかがでしたか？
痩せたい気持ちが強くなると、糖質を制限することばかりに気を取られてしまいますが、あくまでも健康第一であることを忘れないようにしましょう。

バランスのとれた食事を心がけながら、糖質制限食を上手に日々の生活に取り入れていくことが、理想の体型に近づく1つの方法です。今回ご紹介した5つの方法を実践すれば、血糖値の安定や体重の減少など糖質制限食による素晴らしい効果を感じることができることでしょう。