乳酸菌の力で腸内環境を整えて高血圧を抑える6つの方法

Lactic acid bacteria

乳酸菌というと、便秘改善に役立つ!というイメージが強くありますよね。

確かに、乳酸菌は、腸内環境をバランスの良い状態に整える働きがあるので、便秘悩みの解消に効果がありまが、この乳酸菌には、他にもたくさんの健康効果があるのです。あまり知られていないのが、高血圧を抑制する作用があること。

そこで今回は、乳酸菌の力で腸内環境を整えて高血圧を抑える5つの方法をご紹介させていただきます。



乳酸菌の力で腸内環境を整えて高血圧を抑える6つの方法

方法1: 血圧正常化を目指すには乳酸菌を!


ある程度、年齢を重ねると気になるのが血圧ですよね。特に血圧が高いことを気にしている方は多いと思います。この高血圧の状態は、生活習慣病の一つと言われており、ガンや心臓病などの病気の元になることがあります。

高血圧の原因は、食生活が主な原因。現代人の食生活は油分がたっぷりと含まれた食事が多くなっています。脂肪分の多い食事は悪玉コレステロールや中性脂肪がたっぷりと含まれているので、頻繁に食べることで腸内環境を悪化させてしまうことに…。

そして、便秘気味になりコレステロールが消化しにくい状態になるという悪循環を繰り返すことで高血圧になります。だからこそ、乳酸菌などを使って、腸内環境を整えることが、高血圧を抑制する大切なポイントになるのです。

方法2: よい腸内の状態とは?そして、乳酸菌の働きとは?


腸の中には、善玉菌と悪玉菌という細菌がいます。善玉菌と悪玉菌の割合が6:4で善玉菌が多いのが良い腸内環境だと言えます。脂肪分の多い食事を摂ると、悪玉菌が増えてしまうので、あっさりとした和食中心の食事を心がけるのが、良い腸内環境を作り出すポイントとなります。

それと同時に、乳酸菌をたっぷりと腸までお届けることが大切です。乳酸菌は、増えてしまった悪玉菌を減らすことができる酸を作り出し、善玉菌を増やしていきます。

方法3: こんな乳酸菌を積極的に摂ろう!


高血圧予防には乳酸菌が良いとお伝えしましたが、乳酸菌であれば何でも良いというわけではありません。実は、乳酸菌の種類ではなく、どんな状態の乳酸菌なのかが鍵となります。

乳酸菌は、腸内まで生きて届かなければ意味がありません。死んでしまっていたら、悪玉菌を撃退する酸も出すことができませんよね。乳酸菌は熱に弱く、酸にも弱いという性質があります。ですから、熱に強くなる処理がされているヨーグルトや乳酸菌飲料を選ぶことも大切になります。

また、サプリメントで乳酸菌を摂るのもおすすめです。こちらの場合は、加熱の工程を省いた生きたままの乳酸菌をカプセルに閉じ込めているものもあるので、ぜひじっくりと選んでみてくださいね。

方法4: ぬかづけやキムチ由来の乳酸菌は熱に強い!


乳酸菌が含まれている食品に、ぬか漬けやキムチがあります。これらの食品に含まれている乳酸菌は熱に強いという性質があるので、料理に加えてアレンジしやすいですよ。

キムチチャーハンにしたり、豚キムチを作ったり…。こまめに乳酸菌を摂りやすいというメリットがあります。もちろん、おかずとして食卓に並べておくだけでも、欠かさず食べることができますね。

方法5: 牛乳&乳酸菌で効果倍増!


有産筋には、牛乳に含まれているカゼインというタンパク質を分解して、ラクトトリペプチドという物質を作り出す働きがあります。このラクトトリペプチドという成分が、高血圧予防にとっても、とても高い効果を発揮します。ラクトトリペプチドは特定保健用食品でも認められている成分で、血圧を上げる酵素の働きを抑えて血圧バランスを取ります。

さらに、血管の損傷を修復しするなどの効果もあります。ですから、乳酸菌と牛乳を一緒に摂って、ラクトトリペプチドを増やすと、高血圧予防効果が倍増します。高血圧が悩みという人は、牛乳+乳酸菌、もしくは、ヨーグルトを欠かさず食べるようにしましょう。

方法6: コレステロール低下にも乳酸菌♪


高血圧と同様にコレステロール値も悩みの種になっているという人も多いと思います。

実は乳酸菌は、コレステロール値の低下にも効果があります。コレステロールは細胞膜やホルモンの材料となる、必要不可欠なもの。ですが、血中に悪玉コレステロールが増えると血管に傷をつけて、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高くなります。コレステロール値を下げるためには、和食中心の食生活、適度な運動など生活習慣を正しくすることが大切。

そして、乳酸菌やビフィズス菌は、腸内にあるコレステロールの約50%を腸で吸収されにくい物質に分解する働きがあるので、コレステロール値を無理なく低くすることができます。


さて、乳酸菌で腸内環境を効果的に整えて高血圧を抑える方法はいかがでしたか?
乳酸菌という言えば、便秘解消効果があるというイメージが強いですが、生活習慣病の一つである高血圧にも高い効果を発揮します。乳酸菌を毎日欠かさず摂ることで、血圧を正常化して大きな病気のリスクを減らすことができますよ。

乳酸菌は生きたままの状態で摂ることが大切なポイント。最近では、生きたままの乳酸菌を使ったサプリメントなどもあるので、それらを利用するのもおすすめです。また、乳酸菌は牛乳と組み合わせることで、高血圧低下の効果が倍増するので、ぜひ試してみてください。

ぜひ、上記の項目を参考にして、乳酸菌をうまく利用しながら高血圧を抑えて、イキイキとした健康的な体を作り出してくださいね。

まとめ

乳酸菌の力で腸内環境を整えて高血圧を抑える6つの方法

方法1: 血圧正常化を目指すには乳酸菌を!
方法2: よい腸内の状態とは?そして、乳酸菌の働きとは?
方法3: こんな乳酸菌を積極的に摂ろう!
方法4: ぬかづけやキムチ由来の乳酸菌は熱に強い!
方法5: 牛乳&乳酸菌で効果倍増!
方法6: コレステロール低下にも乳酸菌♪


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