白髪の原因を知り、増やさない5つの対策

白髪

髪のお手入れをしているとき生え際に見つけた、1本の白髪に大ショック! こんな経験をお持ちの方は多いと思います。年齢的にしかたないことなのでしょうか?

確かに白髪の原因のひとつには「加齢による細胞の活動低下」があげられますが、加齢だけが白髪の原因ではありません。

また、白髪を増やさない対策というものも存在します。今回は、白髪の原因と白髪を増やさないための対策をお伝えします。



白髪の原因を知り、増やさない5つの対策


対策1:まずは、白髪の原因を知りましょう!


白髪の原因は、髪の根元に存在するメラノサイトという色素細胞の活動が低下してくることです。メラノサイトはメラニン色素を作る細胞ですので、メラニン色素が髪に含まれなくなってしまうのです。活動低下を起こす主な原因としては、遺伝や加齢によるものが大きいとされています。

しかし、原因はこれだけではありません。
・生活習慣
・食生活
・病気
・頭皮ケアの不徹底
などが白髪の原因であると考えられています。

遺伝や加齢についてはどうしようもありませんが、あとの4点については対策することが可能ですよね。ではそれらの対策について、ひとつづつ見ていきましょう。


対策2:白髪を作らせない生活習慣を心がける


睡眠不足、運動不足、喫煙、ストレスなど、血行を悪くし代謝を下げるような生活習慣は、白髪が増えるのを助長しているようなものです。少しづつで良いですから、改めていくように心がけましょう。

スポーツが嫌いな方は散歩から初めてみるとか、通勤時に1駅余分に歩いてみる、エスカレーターやエレベーターを極力使わない、など出来るところからで良いのです。運動不足が解消されれば睡眠の質も上がることが考えられ、相乗効果が期待出来ます。

喫煙は百害あって一利なしです。是非、禁煙することを検討してください。ゆっくりと入浴する習慣をつけると血行が良くなりますから、メラノサイトの活動が活性化されるので白髪対策にオススメです。代謝を上げることはダイエットなど他の美容効果もありますので、積極的にチャレンジしてみてくださいね。

また、病気になったら素早い対処を・・・って、そんなの当然! と思っている方にも、こんな心当たりはありませんか?
「風邪をひいてしまった。でも、風邪では会社は休めない」 「あと少し、もう少しだから頑張ろう」 ・・・これらはすべて、白髪を増やす原因になってしまうのです。

何故なら身体は、まず使える栄養を内臓から使ってゆきます。生きてゆくためには当然ですね。余った栄養が肌や髪にまわってきますので、エネルギーの無駄遣いを抑え、白髪をこれ以上増やさないためにも、病気になったらすぐに対処をしてください。


対策3:髪に良いものを食べて白髪を撃退!


髪も身体の一部ですから、食べ物によって作られています。髪の主な材料になる栄養素は、以下のとおりです。
<タンパク質>
無理なダイエットなどで不足してしまうと白髪を増やす原因になってしまいますから、バランスのとれた食生活を心がけたいものですね。タンパク質は大豆肉類魚類などに多く含まれていますので、積極的に食べるようにしましょう
<亜鉛>
亜鉛というミネラルには、食事から摂取したタンパク質を効率的に髪に活用するという働きがあります牡蠣シジミ納豆エビイカタコ、黒ごまなどに多く含まれています。また髪のためにワカメを食べようと言われますが、海草類に含まれるミネラルにも白髪予防効果がありますので、あわせて積極的に食べたい食材ですね。
<ビタミンA、C、E>
ビタミンはどれも大切な栄養素ですが、白髪対策としてとくに意識して摂取していただきたいのがビタミンA、C、Eです。これらのビタミンには血行促進効果がありますので、メラノサイトの細胞活動を活性化させる役割を果たしてくれるのです。
大豆ゴマアーモンドアセロラパセリブロッコリーなどに多く含まれていますから、意識して食べるようにしてみてください。また、果物全般ビタミンの宝庫ですから、デザートには是非果物を!
<セレン> 
セレンは、別名セレニウムとも呼ばれ、人体にとって必須栄養素です。白髪の原因となる過酸化水素を分解するグルタチオンペルオキシダーゼの主な構成要素がセレンですので、セレンを多く含むかつお節あん肝などの魚介類豚の肝臓きな粉ひまわりの種などを食べるようにしましょう


対策4:マッサージで頭皮の血行改善!


頭皮の血行が良くなれば、メラノサイトの活動も活発になり、髪にメラニン色素が行き渡るようになります。当然、白髪が生えにくくなるのです。

マッサージをしてすぐに結果が出るわけではありませんが、ツボなども意識しながら頭皮マッサージを行うことによりストレス解消にもなりますから、白髪を撃退するために毎日行うようにしましょう。

頭皮の血行を良くするツボ<百会:ひゃくえ>

・頭頂部のほぼ中央で、両耳の上端を結ぶ線と眉間の中央から延ばした線が交わる位置にあります。
百会(ひゃくえ)
頭皮全体を指で包み込むようにマッサージしながら、中指で百会を刺激すると効率的です。

●風府(ふうふ)
後頭部の髪の生え際から指2本分ほど上にあります。両手で頭部を包むようにつかみ、指でしっかりと押し込んでいくことで、高い効果を得られます。頭の緊張をほぐし頭全体の血行を良くする効果があります。
風府(ふうふ)

 


対策5:頭皮のメラノサイトを元気にするシャンプーを使う


30代〜40代の 白髪の主な原因に、頭皮のダメージやストレスによるメラノサイトの機能不全とミネラル不足が挙げられます。
 メラノサイトとは、シミやそばかすなどの元になる黒い色素を作る場所のことですが、スキンケアでメラニンは大敵ですが、白髪ケアでは黒い色素のメラニンの生成が重要ですので、メラノサイトを元気にすると、白髪が黒髪に戻ることが期待できます
最近、メラノサイトを活性化する成分のヘマチンが配合されたシャンプーが、話題になっていますので、興味のある方は、一度「黒髪スカルプ・プロ」のサイトをチェックしてみてください。

 

今回お届けしました白髪の原因を知り、増やさない5つの対策はいかがでしたか?遺伝や加齢は自分ではどうすることもできませんが、他の原因については充分に対策できるものばかりです。イヤな白髪を防ぎ、いつまでも艶やかな黒髪でいるために、少しづつでも対策をとってみて下さいね。

まとめ

白髪の原因を知り、増やさない6つの対策

ステップその1:まずは、白髪の原因を知りましょう!
ステップその2:白髪を作らせない生活習慣を心がける
ステップその3:髪に良いものを食べて白髪を撃退!
ステップその4:頭皮マッサージで白髪の生えてこない健康的な頭皮を!
ステップその5:頭皮のメラノサイトを元気にするシャンプーを使う


 

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