「何だか最近身体がだる~い」「体が重くて動けない」「疲れやすくて元気も出ない」など悩んでしまっている事、ありませんか?それは体調が崩れかけている証拠かも?身体にもお肌にも、体調は関係しているので、崩してしまっては大変です。今回はアンチエイジングの為の体調の整え方の基本をご紹介します。
体調を整えて老化を防ぐ!アンチエイジングのための4つの基本
基本その1 睡眠確保!規則正しい生活に戻ろう!
基本はズバリ!「朝起きて、日中動いて、夜は寝る」。お日さまの光を感じることによって、体内時計は動きます。夜になれば眠くなり、一定時間眠ると目が覚める。この睡眠と目覚めのリズムが正しいと、体温・血圧・脈・呼吸などのバイタルサインやホルモンの分泌・尿や便の量も規則性を持って正しく変動してくれます。
特に寝不足はお肌の大敵!睡眠中には「若返りホルモン」とも言われる成長ホルモンが分泌され、肌の自己再生・修復をうながす働きをしてくれるので、睡眠時間が短ければ傷付いた細胞がそのまま放置されてしまいます。それが肌荒れの原因となり、肌老化が進み、老けて見られてしまう原因にもなるのです。
ちなみに、成長ホルモンは「寝ついてから2時間以降」に集中して分泌されるます。深い睡眠がとれないと成長ホルモンの分泌も少なくなってしまうので、最低でも5~6時間、しっかりと寝る事は、とても大事なのです。
基本その2 バランスのとれた食事をしよう!
量としては、2000±200kalが1日で摂取するカロリー目安とされています。ですが、問題は中身です。揚げ物や肉などのカロリーの高い物を山盛りで食べたら、一食で一日の半分のカロリーを摂取する事に。しかも油分が多いので脂質過多…コレルテロールや中性脂肪が増え、肥満となるうえに、動脈硬化などの怖い病気も発症しやすくなってしまいます。そうなってからアンチエイジングを始めても、相当の努力が必要となります。不必要な努力を増やす前に、まず食生活の改善からがアンチエイジングの始まり!と見直してみるのが大切です。 基本形はこの5つ。
①主食(ご飯・パン・うどん・パスタなどの炭水化物)
②副菜(野菜サラダ・酢の物・味噌汁・野菜炒め・おひたし・芋煮など食物繊維やビタミン・ミネラルが含まれるもの)
③主菜(肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質)
④牛乳・乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなどのカルシウム)
⑤果実(みかん・りんご・カキ・すいか・いちごなどのビタミンC、カリウムなど)
これらを、量は少なくて良いのです。多くの種類の食物を摂ることが栄養バランスの良い食事となります。ですが、忙しい現代では中々難しいもの。ところが、最近の外食店舗によっては、カロリー数を提示してくれていたり、野菜ジュースやサプリメントもあります。上手に活用して健康的な身体を作り、維持して行くことが老化を遠ざけ、アンチエイジングの近道となるのです。
基本その3 適度な運動が老化を鈍らせる!
「運動」って聞くと、「え~」と引いてしまいませんか?実は私自身も運動は苦手です(泣)。しかも「適度」ってどれくらいの事を言うの!?と疑心暗鬼になってしまいます。結論からいえば、日頃の運動量や身体能力にあった運動が「適度な運動」です。
でも、日頃から意識して運動なんてしてないよ?…と言う人も多いと思います。が、別に「毎日ジョギング」なんてしなくても、日常生活の中で「運動」は確実にしているのです。ただそれが「軽過ぎたら運動になってない」という、微妙な境目にいるだけ(苦笑)。ちなみに、「激しすぎたら運動ではなく、トレーニング」という事です。
例えば、日常生活の中から「運動」を始めるとすれば、歯を磨きながら片足ずつ後ろや横に10回振り上げたり(使う筋肉が違うのです)、つま先立ちや、片足立ちをしてみたり(自分の好みから始めてもいいですね)。電話を座って取ったら、両足を揃えて上体と直角に伸ばす、立って電話を取ったら、肩幅に足を開き、腰を落とす軽い形のスクワットを、ゆっくりしてみる。
2階がある人は積極的に2階に洗濯物を干しましょう。通勤されている人はエレベータを使わずに、まずは1階から2階までは歩いてみましょう。階段の昇り降りは、筋肉を使うし、活性化してくれます。お買い物も、近所のお店ならば、歩くようにし、自転車を使ってされるのならば、安全な道を選び、少し遠回りしてみましょう。周りの景色が変わってリフレッシュにもなります。どうですか?「運動」と意識すれば、無理に走らなくても、日常生活の中で簡単に出来ます。そしてそれが習慣化すれば、筋肉が鍛えられ、老化さえ遠ざけてしまう、つまりアンチエイグにもなるのです。
基本その4 水分をいっぱい身体に取り込もう!
人間の身体は、60%が水分で出来ています。ただ、年齢によっても違い、赤ちゃんが一番多く80%、老人では水分が50%まで減ってしまいます。赤ちゃんはまだ自分から「お水が欲しい」と言えない為、反対に、お年寄りは元々の水分量が少ないので、身体が欲しがっている事に気が付かない…だから脱水症状になってしまうのです。
しかし、アンチエイジング・ミディは、自分の水分補給に、あまり感心を持ちません。何故なら、表面的な効果に囚われてしまっている場合が多いからです。お肌からの水分補給も大切ですが、まずは身体の中の水分を満たしてあげることがアンチエイジングになるのです。「のどが渇いたなぁ」と思ったら水を飲んで下さい。
運動した後なら塩分を含んだスポーツ飲料がお薦めです。最近では体内の酵素に必要な「マグネシウムの多い硬水」が注目されています。そして最も重要なのが、筋肉に含まれる水分量は、筋肉の無い人と比べると10%も多いというデータがあるのです。と言うことは?…適度な運動で付けた筋肉が、体内の水分量も増やしてくれる=老化防止にもなるし、アンチエイジングには一石二鳥どころか、三鳥、四鳥になるかもしれませんね!
さて、今回お届けした体調を整えて老化を防ぐ!アンチエイジングのための4つの基本いかがでしたか?今回は「体調を整える」ということで「基本」を紹介させて頂きました。が、「整えたい!」「整えよう!」という意識が無いと、実は本当は難しい事なのです。そこで認識し、行動してから初めて「体調管理」と言えるのです。ご自分の身体をもう一度見直してみませんか?大切なあなたの身体なのですから。
まとめ
体調を整えて老化を防ぐ!アンチエイジングのための4つの基本
基本その1 睡眠確保!規則正しい生活に戻ろう!
基本その2 バランスのとれた食事をしよう!
基本その3 適度な運動が老化を鈍らせる!
基本その4 水分をいっぱい身体に取り込もう!