自分では気がつかない加齢臭を撃退する6つの対策

体調不良

身の回りに居る男性諸氏…父親・上司・彼氏から、ふと気が付いた時に漂って来て、眉をひそめて「この匂い、何?」となった事、ありませんか?

別名「おやじ臭」とも言われる「加齢臭」。中高年特有のにおいを言いますが、実は男性だけのものではなく、女性でも起こりえるって知っていましたか?そこで、今回はその加齢臭を撃退する対策についてお伝えします!



自分では気がつかない加齢臭を撃退する6つの対策

対策1 加齢臭の発生元を洗い流せ!

加齢臭のにおいの原因は、皮脂腺から出てきます。一般的には首筋・うなじや、耳の裏と言われています。枕がにおって気が付いた…という人も少なくないはずです。体では皮脂腺が集まる場所、胸や背中などの場所からもにおいは発生します。

加齢臭が出やすい場所は、殺菌作用やデオドランド効果のある石鹸で、耳の裏など洗い残しの無いよう、しっかりと洗う事がまず第一となります。ですが、ゴシゴシと洗い過ぎても肌を痛めてしまうので、シャワーの回数を多くする、湯船に浸かるなど、においの元を落とす事を心がけましょう。

対策2 加齢臭を消す!?簡単な消臭法

一番ポピュラーな方法として知られているのが「ミョウバン」です。ミョウバンには消臭作用のほか、殺菌・制汗作用があります薬局やスーパーで50g100円前後で手軽に購入出来ます。500mlのペットボトルの水に、ミョウバン15g(小さじ3杯)を入れ、振って溶かします。しっかり溶けるまで1~2日かかります。白く濁っていたのが透明な水になります。これがミョウバン水原液となります

これをまた水で20~50倍に薄めて、市販のスプレーボトルに入れて、スプレーで使用したり、洗面器の水にペットボトルのキャップ1杯の原液を入れて洗顔したり、湯船に入れて浸かったり…と、使い方は様々。

余談ですが入浴で使用した場合、ミョウバン水の残り湯を壁や出入り口のパッキン部分に撒(ま)くと、カビ防止にもなるのです!食品にも使われているミョウバンですが、ごく稀(まれ)に合わない方もいますので、異常を感じたらすぐに使用を中止して下さい。そして、くれぐれも原液のままで使わないこと(刺激があり、かぶれたりします)、誤飲しないように注意が必要です。原液は冷蔵庫で保存すると1~2週間持ちます。

対策3 ミョウバン水の応用編

ミョウバン水の原液を作る際に水ではなく緑茶で作ると消臭作用が高まります。ミョウバン水の原液にレモン1個分の絞り汁を入れると消臭効果が持続します。ですが、共にスプレーしたあとは、しっかり乾くまで待つか、タオルで抑えないと、服が黄ばむ恐れがあるのでご用心を!

対策4 毎日の食事で体の中から加齢臭退治!

現代人は野菜よりも肉類が中心の食生活になっていると言われています。肉類は脂肪分が酸化するので加齢臭のみならず、体臭も強くなってしまうのです。アンチエイジングにも大敵な肉食を、野菜中心の食生活に変えるだけで抗酸化作用が促進されます。
野菜+オレンジやバナナ、グレープフルーツなど果物を食べるようにすると、体内バランスも保たれるので、効果が絶大となるのです。

対策5 我慢が大事!?生活習慣を改善せよ!

嗜(たしな)んでいない人からすると嫌なニオイとしか認知されないのが「お酒」と「たばこ」です。お酒は内臓での活性酸素を増やします。たばこは活性酸素の摂取量を増やしてしまいます。=酸化作用が増えてしまう以上に成人病にかかるリスクも増やしてしまうのです。
加齢臭=たばこ+お酒のせい…と認識して、加齢臭を無くしたいのならば、禁酒・禁煙を行う機会にしてみても良いのではないでしょうか?「なぁんか臭ぁい!」と周りから言われる前の必然策になるやも知れませんよ?

対策6 加齢臭の大元にはストレスもある!?

ストレスを感じると活性酸素が発生します。それを抑える為、過酸化脂質が増加してしまうのです。加齢臭の元凶の過酸化脂質を増やさない為には、ストレスを上手に発散する事も必須になります。裏を返せば加齢臭を感じたら、加齢臭にストレスを感じないで、その大元を解放してあげる必要があるということ。スポーツなどで身体を動かしたり、集中できる趣味を持つなど、自分なりのストレス発散法を見つけ出すのが、加齢臭対策の近道となるのです。


今回は加齢臭対策についてお伝えしましたがいかがでしたか?

これらの対策を読んでいて気が付かれた方も多いと思いますが、実は「メタボ体質」の人ほど、加齢臭に悩まされる確率が高くなるのです。若い人から加齢臭が出ないのは、酸化を抑制する力が大きいからで、この酸化を抑える力が弱くなるため、加齢臭は発生するのです。

加齢は誰もが避けられない現象です。ですが、事前に行う対策で、いくらでも軽減は出来るのです。自分のにおいには中々気が付けないものです。だったら余計に、これを機会に是非、自分のにおいと向き合ってみませんか?

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