若々しくキレイでいたい女性の宿敵は「ほうれい線」といっても過言ではありませんよね。
ほうれい線が目立つ人とそうでない人とでは、見た目の年齢が5歳は違って見えます。やっかいな事に、ほうれい線はメイクでも隠しきれません。
そこで今回は、ほうれい線化粧品でしっかり効果を出して、ほうれい線を改善するための5つの秘訣をご紹介します。
ほうれい線化粧品ですごい効果を出すための5つの秘訣
1 ほうれい線ができる原因を知る
ほうれい線というのは小鼻の両脇から唇の両端に向かって伸びる2本のシワのことで、鼻をはさんで顔面に「ハ」の字を描くことになるので、とても目立ちます。個人差がありますが、早い人では20代のうちから浅いほうれい線ができはじめ、30代・40代と年齢を重ねる毎にだんだん深くなり、50代以降は頬のたるみも重なって一層目立ちやすくなっていきます。
しかし、ほうれい線ができる原因を把握し、ほうれい線化粧品を正しく使えば、ほうれい線をなくすことができます。
ほうれい線ができるのには、主に4つの原因が考えられます。
①肌の乾燥
②紫外線
③肌内部のコラーゲンの減少
④顔の筋肉の衰え
それぞれのほうれい線の原因に対して、どのように対処すれば、ほうれい線を予防・改善できるのかをご紹介します。
2 乾燥を防ぐ
肌が乾燥している人は、若いうちからほうれい線ができやすい傾向にあります。口元は話したり食べたり、よく動かす部分です。肌が乾燥していると、口元を動かすことでついた皮膚のクセが、そのまま伸びずにシワとなり、同じ動きを繰り返すうちにシワとして定着してしまいます。乾燥によってほうれい線ができるのを防ぐためには、しっかり保湿することが大切です。
化粧水による水分補給はもちろん、乳液等による油分の補給も大切です。ハリ・弾力を高める効果があるシリーズの化粧水を使うと、より一層効果的です。化粧水をつける際には、顔全体がひんやり冷たくなるまでたっぷりなじませます。
その後さらに、化粧水をたっぷりしみこませたコットンをほうれい線の部分にパックの様に置き、しっかり浸透させましょう。時間はだいたい2~3分が目安です。しっかり保湿して肌の中が水分で満ちていると、後につける美容液がぐんと浸透しやすくなる効果もあります。保湿をきちんと続けるだけでも、浅いほうれい線ならかなり改善されます。
3 紫外線を防ぐ
紫外線にはA波とB波があり、B波は肌の表面に影響を与えて日焼けやシミの原因となり、A波は皮膚の奥深くまで届いて、肌のハリと弾力を支えているコラーゲンを壊し、深いシワの原因となります。
紫外線は一年中、曇りの日も降り注ぎ、肌に影響を与えます。春先からは紫外線が強まるので、さらに注意が必要です。外出時だけの紫外線対策だけでは不十分です。紫外線は窓ガラスやレースのカーテンを透過して、室内にも降り注ぎます。室内にいる時も無防備な素肌のままでいると、知らず知らずのうちに紫外線によるダメージが肌に蓄積していきます。
紫外線によってほうれい線ができるのを予防するためにも、朝のスキンケアの最後には日焼け止めクリームやBBクリーム・ファンデーションなどの紫外線カット効果のあるアイテムを必ず使うようにしましょう。
紫外線カット効果の基準として、パッケージには数値が書かれています。SPFで表示されているのはシミの原因になる紫外線B波を防ぐ強さで、数値が大きいほど強力に紫外線を防ぎます。PA+で表示されているのはシワの原因A波を防ぐ強さの基準で、+の数が多い程強力です。自分の生活習慣に合った数値の紫外線カットアイテムを選ぶようにしましょう。
秘訣4 コラーゲンを補う
肌の奥、真皮層(しんぴそう)にはコラーゲン繊維があります。コラーゲンには肌を支える役割があり、真皮がたっぷりのコラーゲンで満たされていれば、肌表面にもハリと弾力があります。例えるなら、コラーゲンが家の柱で、肌の表面は家の屋根のようなものです。
しかし年齢を重ねることによって、肌内部のコラーゲンを生成能力が衰えると、真皮層のコラーゲンは減少します。柱の役割をするコラーゲンが減少してしまうと、屋根である肌表面を支えきれなくなり、肌の表面も凸凹になってしまいます。これがシワ・タルミです。
ほうれい線を予防・改善するには、減っていくコラーゲンを補わなければなりません。それにはコラーゲンが配合された美容液やクリームがおすすめです。ただしコラーゲンは分子が大きく、そのままでは肌に浸透しにくいので、効率的に肌に浸透させるための工夫がされている化粧品を選ぶことが大切です。
美容液の塗り方にもポイントがあります。適量の美容液を指先に取ったら、反対の手でこめかみ辺りを軽く引き上げて、ほうれい線を伸ばします。伸ばしたほうれい線の上に、指先で小さくらせんを描くようにして美容液を塗ります。
らせんは内側から外側に、ほうれい線の下から上に向かって、ほうれい線を伸ばすように塗るのがポイントです。あまり力が入りすぎないように、中指か薬指で塗ることをおすすめします。
秘訣5 表情筋を鍛える
ほうれい線化粧品の効果をより一層引き出し、ほうれい線を浅くするには、表情筋を鍛えることも重要です。顔には、口の周りの口輪筋(こうりんきん)や頬の頬筋(ひょうきん)などの表情筋があり、脂肪と皮膚を支えています。
表情筋は使いすぎても、反対に全く使わなくても筋肉に老廃物がたまって弾力がなくなり、たるんでしまいます。ほうれい線のシワも頬の筋肉が衰え、頬の脂肪がたるんで下に落ちることにより深まり、目立つようになるのです。表情筋を鍛えると、凝り固まった筋肉がほぐされて弾力を取り戻し、頬がリフトアップし、ほうれい線もかなり改善されます。
ほうれい線化粧品は皮膚の弾力を高め、表情筋トレーニングは皮膚を支える力を高めます。このように皮膚と筋肉の両方の面から働きかけることで、ほうれい線の改善効果は大幅に高まります。
表情筋トレーニングの1つめは、大きく口を開けてゆっくりと「あ・い・う・え・お」と発声する簡単なものです。普段使わない筋肉がほぐされて柔らかくなります。
もう1つは、口の周りの筋肉をほぐすものです。下アゴの中央で左右の中指を合わせ、そこから口角まで優しく引き上げます。もう一度今度は上唇の上で左右の中指を合わせ、口角に向かって優しく伸ばします。マッサージ用のクリームをつけて、お風呂の中で行うとより一層効果的です。
どちらも簡単に短時間でできる顔のストレッチですが、毎日続けることで顔の筋肉が鍛えられ、ほうれい線化粧品の持つすごい効果を余すことなく発揮させることができます。
いかがでしたか?
5つの秘訣にはそれぞれに大切な意味があり、ほうれい線の予防・改善のために絶対に必要なものです。毎日欠かさず続けることで、ほうれい線は次第に目立たなくなり、若々しい印象を手に入れることができます。
ほうれい線化粧品ですごい効果を得るために、まずはこの5つの秘訣を着実に実行してみて下さい。
まとめ
ほうれい線化粧品ですごい効果を出すための5つの秘訣
秘訣1 ほうれい線ができる原因を知る
秘訣2 乾燥を防ぐ
秘訣3 紫外線を防ぐ
秘訣4 コラーゲンを補う
秘訣5 表情筋を鍛える