セルフホワイトニングをご存知ですか? 自分で歯を白くすることなのですが、「お店に行って薬剤を自分で塗る」という新しいホワイトニング方法です。 歯を削ることなく、痛みもなく、しかも安い!ということで人気が出てきているセルフホワイトニング。 どういったものなのか、自分でどうやってするのか、値段は、メリット・デメリットは…どんな気になる疑問にお応えします!
本当に白くなるの?セルフホワイトニングで失敗しないための基礎知識
セルフホワイトニングとは、一体どういうもの?
歯を削らずに、薬剤で歯を白くするのがホワイトニングです。そしてセルフホワイトニングとは、サロンで説明を聞き、自分で歯を白くするための薬剤を塗って施術することです。
日本では医師・歯科医師や歯科衛生士以外が口の中を触れるのは、法律違反となります。しかし、セルフホワイトニングのお店では、お客さん自身が歯に薬剤を塗るので、法律違反にはなりません。
ホワイトニングにはセルフホワイトニング以外にも種類があります。
【オフィスホワイトニング】
歯科でしか使えない高濃度の薬液(過酸化水素)を使用しているので、即日に効果が現れます。
【ホームホワイトニング】
セルフホワイトニングと同様に、低濃度の薬液(過酸化尿素)を使用したホワイトニングです。自宅でマウスピースをつけた毎日のメンテナンスが必要ですが、その分自然な白さと長期的な効果を実感することができます。自宅のみの施術で手間がかかりません。
【デュアルホワイトニング】
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用したホワイトニングです。二つ分の費用と手間がかかります。ただ、効果はこれが一番高いです。
セルフホワイトニングの特徴~手軽さではダントツ!
セルフホワイトニングの特徴をまとめました。 低価格・短時間・短期間でできるので、人気が高いのですね。
【薬剤の成分】
ポリリン酸(リン酸が結合したもの。食品添加物としてよく使われる。着色物を取り除く作用がある)
メタリン酸(リン酸が結合したもの。食品添加物としてよく使われる。結着力がある)
重曹(歯の着色汚れと結合して、研磨して取り除く作用がある)
【低価格】
1回あたり3,000円~5,000円前後。
【短時間】
1回あたり約30分。
【短期間】
1回の施術でも効果は感じられますが、持続させたいなら月1回通うくらいでOK。
【安心・安全】
使う薬剤は、食品や化粧品などで使用される無機化合物。LEDライトも安全な波長域。
【自然な白さ】
自分の好みの白さになるまで出来る。
【痛みがない】
通常のホワイトニングは痛みがあることがあります。
セルフホワイトニングの施術方法~自分でするってどういうこと?
2.歯磨きする
3.歯磨きでついた水分を拭き取る
4.口の開口器を自分でつける
5.鏡を見ながら歯に薬剤を塗る
6.自分でLEDライトを当てる
7.開口器を自分ではずして、口をゆすぐ
「自分で」がポイントです。スタッフは説明のみで、施術は行いません。
セルフホワイトニングのメリットとは?
セルフホワイトニングのメリットは大きく3つあります。 まず【低価格】であること。 歯科で施術を受けると、15,000円くらいかかります。しかし、セルフホワイトニングは自分でするため、1回3,000~5,000円と大幅に安く出来ます。
そして【痛みがない】こと。歯科では強い薬剤を使うため、痛みが出る可能性が高いです。セルフホワイトニングは効果は弱いですが、痛みはありません。
【自然な白さ】であることもメリットです。強い薬剤を使用しない分、真っ白にはなりませんが、自然な白さにすることができます。また、通うことにより持続性を高めることが出来ます。
セルフホワイトニングのデメリットとは?
では、デメリットはどんなものがあるのでしょうか?大きく4つあります。 施術は医師ではなく自分でするので、効果の高い強い薬剤は使えません。 また、自分で、と謳っているので、自己責任が大きいです。
【効果が少ない】思ってるほど白くはならない可能性は高いです。
【自分でするのが面倒】お店に行って自分でする…わざわざ足を運んでいるのに…と感じるかもしれません。
【お店の見極めが必要】無資格でできるお店のため、過剰広告や勧誘などがあるかもしれません。また、自分でするとはいえ、口の中に入れるものなので、ホームページなどで器具や薬剤のチェックはしておいた方がいいでしょう。
【トラブルが起きても自己責任】自分で施術をするため、お店は責任をとってくれない可能性があります。
セルフホワイトニング利用の際の注意点
セルフ、とついているだけあって、常に自己責任がついてまわります。 特にお店選びは重要です。信頼できる情報を得て、お店は選びましょう。
【自分の体調のよい時にする】
安心・安全な薬剤を使用しているとはいえ、口に入れる物です。自分の体調がよい時に行きましょう。また、口の中にキズや虫歯があるのもよくありません。必ず歯医者で治してから施術に行きましょう。
【口をよくゆすぐ】
食品添加物などに使用される成分の薬剤なので比較的安全ですが、ポリリン酸やメタリン酸は骨の形成に悪影響を及ぼしたり、腎臓機能を低下させるとの報告もあります。施術後は、薬剤が残らないよう十分口をゆすぎましょう。
【勧誘に注意】
エステサロンと同じジャンルと考えておいた方がいいでしょう。高額なコースの契約をすすめてくるかもしれません。
【自己責任】
セルフホワイトニングのお店では、通常施術前に同意書へのサインが必要です。万一トラブルがあってもお店は責任をとりません、といった内容です。よく読んでからサインしましょう。
今回はセルフホワイトニングを知らない方にも分かりやすい基礎知識をお伝えしましたが、いかがでしたか?
低価格で歯をホワイトニングしたい人や、痛みを感じることなく歯をホワイトニングしたい人にはオススメです!
しかし、エステ店のように過剰広告や勧誘が少なからずあるのも事実です。そのあたりの見極めが難しいところですが、知り合いのお店に行く、信用できる情報を得る、など積極的に情報を得て、失敗しないようにホワイトニングして下さいね!
本当に白くなるの?セルフホワイトニングで失敗しないための基礎知識
基礎知識1.セルフホワイトニング=自分で歯に薬剤を塗って歯を白くする施術
基礎知識2.セルフホワイトニングの特徴~短時間・短期間・低価格・安全な薬剤
基礎知識3.セルフホワイトニングの施術方法~自分で薬剤を塗って、ライトを当てる。スタッフは説明のみ。
基礎知識4.セルフホワイトニングのメリットは、低価格で痛みがない!
基礎知識5.セルフホワイトニングのデメリットは、すべて自己責任!
基礎知識6.セルフホワイトニングの注意点~お店は身長に選びましょう!