10代や20代の頃には気にならなかった肌のシミ、最近気になっていませんか?
ハイドロキノンは、シミの原因となるメラニン色素の産生や、メラニン色素をつくる細胞であるメラノサイトを抑える働きを持つ注目の美白成分です。
できてしまったシミへの効果が高いので、シミが気になる年齢肌には特に嬉しい成分といえますね。ハイドロキノンは医療現場で使われている他、市販の化粧品にも配合され販売されるようになりました。市販の化粧品の登場により、ハイドロキノンは誰でも手軽に使えるようになりましたが、刺激が強いため、正しい使い方を知っておく必要があります。
今回は、ハイドロキノンの正しく使うための知識や、そのメカニズムについてお伝えします。
シミなんて怖くない!ハイドロキノン5つの活躍メカニズム
メカニズム1.ハイドロキノンの効果とは?
ハイドロキノンは美白成分のひとつで、シミの原因となるメラニン色素の生成や、メラニン色素をつくる細胞であるメラノサイトを抑える働きを持っています。
シミを防ぐだけでなく、できてしまったシミにも効果があるため、美意識の高い女性のエイジングケアとして注目されている成分です。
以前は皮膚科や美容クリニックなどでのみ使用が許可されていましたが、現在では、薬事法の規制緩和に伴い、市販の化粧品でもハイドロキノンが使用できるようになっています。
ただし、効果が高いハイドロキノンには副作用もあるので、注意点をしっかり理解した上で使う必要があります。
メカニズム2.配合率を確認しよう
ハイドロキノンを配合した化粧品には様々なものがあり、価格も比較的安価なものから高価なものまで幅広くあります。
市販されている化粧品のハイドロキノンの配合率は、1%~4%のものが一般的です。濃度が高いとその分効果も高くなりますが、肌への負担も大きくなります。購入する際には、価格だけでなくハイドロキノンの配合率や、その他の成分表示も確認するのがおすすめです。
メカニズム3.購入方法について
ハイドロキノンを配合した化粧品は、市販されているものであれば、ネット通販や薬局、デパートなどで手軽に購入することができます。
また、皮膚科や美容クリニックで処方してもらうことも可能です。
肌が弱くて自分で選ぶのが心配な場合は、医師などの専門家に相談してみるのも良いですね。その場合でも、後でご紹介するパッチテストを行い、使用上の注意は必ず守るようにして下さい。
メカニズム4.ハイドロキノンを使う前にパッチテストをしよう
ハイドロキノン配合の化粧品を初めて使用する際は、必ずパッチテストを行って肌に異常がないかどうかを確認するようにしましょう。パッチテストの方法を以下にご説明します。
〈基本的なパッチテストの方法〉
①二の腕の内側に10円玉くらいの範囲で化粧品を塗る
②24時間経過を見て、炎症や腫れ、かゆみなどの肌の異常がないか確認する
〈より本格的にパッチテストを行う場合の方法〉
①絆創膏のガーゼ部分に化粧品を塗って二の腕の内側に貼る
②48時間経過を見て、はがした後も翌日まで様子を見て異常がないか確認する
炎症などの肌の異常があれば、パッチテストをすぐに中止して皮膚科を受診するようにしてください。
メカニズム5.ハイドロキノンを使う時の注意点
パッチテストで問題がなく、ハイドロキノン化粧品を使い始める時には以下のことに注意しましょう。
まず、ハイドロキノンは酸化しやすい成分です。そのため、化粧品の使用期限を守って、開封したら早めに使い切るようにしましょう。
また、ハイドロキノンを長期間に渡り同じ部位に塗ると、肌が弱くなってしまうことがあります。やはり使用上の注意をよく読んで、用法・容量を守って正しく使うことが大切です。
そして、ハイドロキノンを使用している時は必ずUVケアも行うようにします。肌が紫外線の影響を受けやすい状態になっているので、日焼け止めや日傘、帽子などのUV対策グッズを使って肌をガードしてあげてくださいね。
ハイドロキノンの美白効果が抜群に高いとはいえ、正しい使い方をしなければ肌にとって負担となり、逆効果となってしまう可能性もあります。ハイドロキノンの効果を最大限に発揮するためには、ともかくきちんとした使い方を守るようにしましょう。
いかがでしたか?
ハイドロキノンの効果や正しい使い方、注意点についてお伝えしてきました。
「ハイドロキノンを使ってみたいけれど副作用が怖い」という方も、まずはハイドロキノンについての正しい知識を持つようにすれば安心ですね。
シミは、肌にポツンとあるだけで年齢を感じてしまうやっかいなものです。あなたもハイドロキノンを正しく使って、シミのない美しい肌へと導いていきましょう。
シミなんて怖くない!ハイドロキノン5つの活躍メカニズム
メカニズム1.ハイドロキノンの効果とは?
メカニズム2.配合率を確認しよう
メカニズム3.購入方法について
メカニズム4.ハイドロキノンを使う前にパッチテストをしよう
メカニズム5.ハイドロキノンを使う時の注意点