昔から「色白は七難隠す」というように、色白の肌をしていることは「美」の大切なバロメーターですよね。
いつまでも若々しい「美肌」であるためには、私たちが日ごろ浴びる紫外線をどうやって防ぐか、それが最も重要なことと言えますよね。
アンチエイジングのためにも紫外線の害は防がないといけません。正しく日焼け止めクリームを使って、美白と美肌を維持しましょう。
日焼け止めクリームで紫外線対策!美白と美肌を守る5つの約束
1: 日焼け止めクリームと美白美肌の関係
日焼け止めクリームは紫外線対策として非常に大切です。お肌のアンチエイジングにもかかせませんね。日焼け止めクリームを購入するとき、気になるのが強さを示すSPFとPA表示ですよね。SPFは紫外線のうち、UVBをどれだけ防ぐかを表しています。
UVBは急激な日焼けや肌が赤くなり皮膚細胞を壊す紫外線です。「SPF20」であれば、何も塗らない場合と比べると、紫外線を20倍防いでくれる、という意味です。これは20倍の時間、という意味ではないことに注意しましょう。PAは紫外線のうち、UVAという肌の深いところまで届く紫外線のことです。
UVBより威力は小さいものの、長期的な影響が怖いです。肌の老化などにも影響があるのでアンチエイジングのためにはこのUVAもしっかり防ぐことが大切。PAの表示は数字ではなく、「PA+」のように「+」表記で行います。「PA+」のUVA防止効果が「弱」で、「+」表記が増えるごとに強くなっていくので、強い効果を求める場合は「PA+++」を選ぶといいですね。
2: どんな成分が美白美肌に効果的?
では日焼け止めクリームには、どういった成分が入っていて、どんな風にお肌を守ってくれているのでしょうか。大きくわけると、2つの成分で日焼け止めクリームはできています。
1つ目は「紫外線散乱剤」。これは、紫外線を跳ね返す効果があると言われています。
2つ目は「紫外線吸収剤」。これは、肌に紫外線が届かないうちに吸収し、熱エネルギーなどに交換して外に出す効果があると言われています。日焼け止めクリームには、両方入っているもの、片方しかはいってないもの色々あるので、購入する前に確認したいところです。
紫外線吸収剤が含まれているものは、肌に刺激を感じる体質の人もいるので、敏感肌の人は特に注意が必要です。ただ、紫外線吸収剤が入っていると紫外線カットには効果大!なものなので悩みどころですよね。自分の肌質にあった日焼け止めクリームを使ってアンチエイジングに役立てることが大切です。
3:日焼け止めクリームの効果的な使い方
朝に日焼け止めを塗ることを習慣化している人は多いと思います。アンチエイジングに興味がある人ならば、顔や身体などに丁寧に塗られていますよね。ただ、ここで忘れてはいけないのは、日焼け止めクリームは、朝に1度塗ったからといってそれで1日持つわけじゃないということ。本来の日焼け止めクリームの効能を最大限に発揮するためには、かなりの量を塗らないと意味がないらしいです。
でも、そんなにたくさん肌に塗ってしまうと白っぽくなってしまうし、あまり大量に塗りませんよね。そこで大切なのは、こまめに塗り直しをする、ということなんですね。また、日焼け止めクリームの種類などによって、使用する場所などを考える必要があります。顔にはあまり強いSPF値のものを塗らないという人も多いかと思います。少なくともお昼休みには、塗りなおすことも習慣化するといいですね。汗で流れてしまうことも考えて、こまかく塗りなおしましょう。
4:日焼け止めクリームの効果を上げる方法
日焼け止めクリームの効果をより上げるためにも、次の事も一緒に実行するといいと言われています。
①UVカット効果のある服を身に着ける
UVカット効果のある衣料品が多く販売されていて、最も気軽に取り入れることのできる紫外線対策です。UVカット効果のある帽子や、カーディガン、手袋など、日焼け止めクリームと一緒に使うことで、さらなる効果が期待出来ます。UVカット加工がしてある日傘をさしている場合も、腕は以外と紫外線があたっていることが多いので、手袋を付けるのは非常に効果的と言えます。
また、なるべく濃い色の服を着るのもオススメです。薄い色の服は紫外線を吸収しやすいので、紫外線対策には黒い服などが効果的。白っぽい服を着る場合、照り返しなどもあるので、UVカット効果のあるストールなどをまくと効果的ですよ。
②UVカット効果のあるサングラスをかける
紫外線は実は瞳からも吸収されてしまいます。日焼け止めクリームもばっちり塗ったり手袋もしているのになんでか日焼けする!という方は、「瞳」をガードするのを忘れていませんか?紫外線は瞳から入ることで、脳に伝わり、シミ・しわを作る原因であるメラニンを作ってしまいます。
サングラスというと、黒などの濃い色のサングラスが多いですが、どちらかというと、薄い色を選ぶ方がいいと言われています。濃い色のサングラスの場合、瞳孔が開いて紫外線が入りやすくなるためです。こまめにサングラスをかけることが美白・美肌への第一歩ですね。日焼け止めクリームの効果を最大限いかしてアンチエイジングに役立てるためにも、合わせて取り入れたいですよね。
5:それでも焼けてしまったらケアで定着回避!
日焼け止めクリームもこまめに塗りなおしているし、UVカットの洋服やサングラスも身に着けているのに焼けてしまった、という場合は、早期のケアがアンチエイジングにはとても大事です。まず、メラニンの生成を抑える働きがあり、しみやそばかすに効果がある「ビタミンC」と、ビタミンCと一緒に摂取することで、日焼けした肌の回復効果がよくなるといわれている「ビタミンE」を摂取しましょう。
それ以外にも、肌は紫外線を受けたことによってダメージを受けているので、アイシングで冷やしてあげたり、保湿成分がたっぷり入ったローションで水分補給をしてあげることが効果的です。日焼けした2、3日後にはメラニン色素が大量に増えて肌が黒くなってしまったように見えます。これはメラノサイトというメラニン色素を活性化させてしまう細胞が炎症によって刺激をうけて起こる現象なので、ここでしっかりと水分補給をして肌を沈静化させることが必要なのです。日焼け止めクリームと併用しつつ、しっかりケアもしてより効果を高めてくださいね。
いかがでした?
日焼け止めクリームで紫外線対策をし、美白と美肌を守る5つの約束を紹介しました。ついつい夏だけが紫外線がきついと思いがちですが、実は紫外線は年中私たちの肌に降り注ぐこわーい存在なんです。日焼け止めクリームも夏だけではなく、年中使ってケアをすることが大切なんですよね。かしこく日焼け止めクリームを使って怖い紫外線から身を守り、美白美肌を守りましょう♪
まとめ
日焼け止めクリームで紫外線対策!美白と美肌を守る5つの約束
約束1:日焼け止めクリームと美白美肌の関係
約束2:どんな成分が美白美肌に効果的?
約束3:日焼け止めクリーム正しく塗って美白と美肌を守る!
約束4:より日焼け止めクリームの効果を上げるためにしたいこと
約束5: それでも焼けてしまったらケアで定着回避する!