アンチ日焼け!手遅れになる前にできちゃったシミを消す7つの方法

シミ 顔に出来た、気になる茶色いシミ…早めに対処しないと、濃くなって消えなくなってしまいます! シミの原因はさまざまですが、長年蓄積された紫外線による影響が加齢とともにシミとなって出てくるのが一番多いのです。

今回はそんな紫外線が原因のシミを消す方法をお伝えします。



アンチ日焼け!手遅れになる前にできちゃったシミを消す7つの方法

1.シミの原因~シミを消す前に基礎知識

肌の表面には「ケラチノサイト」という角化細胞があります。この細胞は紫外線などの外的刺激を受けると、肌を守るために表皮の一番下にある「メラノサイト」という色素細胞に「メラニン」を生成するよう指示を出します。

「メラニン」はもともと無色の「チロシン」というアミノ酸ですが「チロシナーゼ」という酵素との合成を繰り返すことで酸化がすすみ、色が黒くなります。通常、ターンオーバーによって「メラニン」は排出されますが、加齢による代謝の悪化や敏感肌などの場合、排出されずに肌に残ってしまったのがシミです。

シミを消すには、生成されたメラニンを還元させる必要があります。チロシンを元の無色に戻していくことで、シミの色も薄くなっていきます。

2.まずは自分のシミの種類を知ろう!

シミと一口に言っても、さまざまな種類があります。シミの種類によって原因がさまざまなため、シミを消す対処法も変わってくるのです。 以下は主な4種類のシミの原因と形状です。

【老人性色素斑】

・紫外線や加齢によってできる
・肌の色との境界がはっきりしている
・左右対称ではない

【肝斑】

・女性ホルモンのバランスの乱れによってできる
・頬骨から目尻に左右対称にできる

【炎症性色素沈着】

・ニキビやキズの跡が色素沈着してできる

【そばかす】

・遺伝的なもので、頬や鼻にできる
・直径数ミリ以下で、広い範囲にできる

3.シミを消す!~皮膚科・美容クリニックでの対処

シミを消すのには、やはり専門家にお願いするのが一番効果的です。しかし、皮膚科や美容クリニックでのシミを消す治療や薬は保険適用外となっていることがほとんどです。 また、何度か通院する必要もあります。

【レーザー治療】

セルフケアをしても消えなかった濃いシミを消すことができます。ただ、シミを消せても肌の状態が悪くなってしまう可能性があります。

【塗り薬・飲み薬】

塗り薬はトレイチノンやハイドロキノンが配合された薬が多く、飲み薬はビタミンなど美白に効く成分が含まれているものが多いです。 メリットは、レーザー治療より効果が期待できること。デメリットは、強い薬のため、肌が荒れる危険性があります。

【ピーリング】

古い角質を取り除いて肌のトラブルを改善するのがピーリングです。皮膚科やクリニックで行うピーリングは即効性があり、トラブルにきちんと対処してくれます。費用は1回5,000~10,000円ほどです。

4.シミを消す!~皮膚科で処方される薬

皮膚科などで処方される塗り薬は2種類あります。ただし、方法3.で書いたように強い薬のため、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりすることがあります。この薬は必ず医師の処方のもとで使いましょう。

【トレチノイン】

メラニン色素を排出します。シミの部分に綿棒で塗ります。

【ハイドロキノン】

メラニン色素を抑制します。指で広範囲に塗ります。 洗顔→化粧水や乳液→トレチノイン→ハイドロキノン→保湿クリーム→日焼け止め、の順で使います。

5.シミを消す!~美白化粧品にこの成分が入っていると効く!

シミを完全に消すことは難しいですが、薄くすることは可能です。また、美白化粧品はシミの予防に効果的です。

【ビタミンC誘導体】

体内でビタミンCに変化し、メラニン生成の抑制効果と還元効果の両方を持ち合わせています。

【アルブチン】

コケモモや梨から抽出された美白有効成分で、ハイドロキノン誘導体です。時間をかけて効いていく成分で、シミやソバカスの予防に効果的です。

【コウジ酸】

日本酒に含まれる麹菌の成分です。日本酒を作る杜氏の手が白いのは、このコウジ酸の働きによるものと言われています。

【トラネキサム酸】

抗炎症作用があり、メラニンの活動を抑えます。シミ・ソバカスの予防と、ニキビ跡などの色素沈着を防ぎます。また、肝斑にも効果があります。

6.シミを消す!~民間療法

費用が高く通院する必要がある皮膚科や美容クリニック、高級な美白化粧品…もちろんそれだとシミを消すことができるのは分かるけど、安上がりで自宅でシミを消したい!という方にオススメの民間療法。肌に合う合わないがあるので、必ずパッチテストをしましょう!

【馬油】

馬油に美白成分は含まれていませんが、血行促進効果や肌のターンオーバーを促進する効果があると言われています。 使用法は、洗顔後の顔を拭く前の状態で、馬油を少しだけ顔に塗ります。その後、通常のスキンケアをします。

【レモン汁】

レモン汁のクエン酸がシミを薄くする作用があります。塗ったまま紫外線を浴びると、かえってシミがひどくなることもあるので注意! 使用法は、寝る前にレモン汁をシミに塗り、翌朝洗い流します。敏感肌の人や刺激が気になる人は、水などで薄めて使います。

【ヨーグルト】

ヨーグルトに含まれるフルーツ酸はピーリングにも使われている成分なので、シミに効果的です。 使い方は、プレーンヨーグルトをシミに塗り、20分後洗い流します。一晩置いてもいいです。

7.シミを消す!~シミに効果のある食べ物

即効性はありませんが、シミを消すために効果的な食べ物をご紹介します。新陳代謝やターンオーバーを助けてくれる食べ物は、日頃から摂っておきたいものですね。

【ビタミンC】

メラニンの沈着を抑え、還元してシミを薄くする作用があります。
パプリカ、ブロッコリー、さつまいも、キウイフルーツ、いちご、レモン、緑茶、など

【ビタミンE】

細胞の新陳代謝を活発にし、紫外線から肌を保護する働きがあります。
アーモンド、かぼちゃ、アボガド、など

【ビタミンA】

新陳代謝を促進し、シミを排出させます。
うなぎ、鶏レバー、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、など

【ベータカロテン】

新陳代謝を高め、肌の生まれ変わりを助けます。
にんじん、ほうれん草、みかん、すいか、など

【ポリフェノール】

抗酸化作用で、メラニンの生成を促す活性酸素を抑えます。
赤ワイン、納豆、りんご、ぶどう、チョコレート、など


 

今回は、手遅れになる前にシミを消す方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

シミは出来てしまうと、簡単には消すことができません。肌の表面にシミが現れる前に美白化粧品を使ったり、日焼け止めを欠かさずに塗ることが一番効果的なようです。

あきらめず、きちんとしたケアを続けていればシミは薄くなり、いずれ消えいきますので、今回のシミ対策をぜひ実行してみてください!

まとめ

アンチ日焼け!手遅れになる前にできちゃったシミを消す7つの方法

方法1.シミの原因を知る~もともと無色のチロシンを元に戻すとシミが消える!
方法2.シミで一番多いのは紫外線や加齢による老人性色素斑
方法3.皮膚科や美容クリニックでシミを消す!
方法4.皮膚科で処方される薬でシミを消す!
方法5.美白化粧品でシミを消す!
方法6.民間療法でシミを消す!
方法7.食べ物でシミを消す!


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