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ストレスの症状を見逃さない!体からシグナルをキャッチする5つのポイント

ストレスとは、外部から受けた刺激によって体に起こる反応のことです。ストレスは生活していく上で避けては通れないので、多くのストレスは休めば健康な状態に戻ります。

しかし、自分の許容範囲を超えたストレスは、身体的・精神的に症状があらわれます。悪化してしまうと、心身症やうつ病などの心の病気を引き起こしてしまいます。

今日はストレスによって現れる症状を知って、心の病気を防ぐポイントをお伝えします。



ストレスの症状を見逃さない!体からシグナルをキャッチする5つのポイント

ポイント1: ストレスを感じた時に現れる初期症状とは?


ストレスによる症状には「頭が痛い」「お腹が痛い」など身体的な症状と、「食欲がない」「イライラする」など「気のせいかもしれない」と思いがちな精神的な症状があります。こうした普段とはちょっと違う、体からのシグナルをいかにキャッチできるかが、心の病気を防ぐポイントではないかと思います。

初期の症状は、ストレスが解消しきれなくなり始めている状態です。信号であれば、青から黄色になりかけています。

 

【ストレスであらわれやすい身体的な症状】

・目が疲れやすい

・肩がこる

・背中や腰が痛い

・朝、起きられない

・頭が重い

・立ちくらみしそうになる

・手足が冷たくなる

・食後、胃がもたれる

 

 

【ストレスであらわれやすい精神的な症状】

・食欲がない

・不眠

・なんとなく体調が悪い

・疲れやすい

・集中力がなくなる

・判断力が低下する

・他人に自分のことを悪く思われているように感じる

・仕事のミスが増える

・落ち着かない

・ため息が増える

・怒りっぽくなる

 

ポイント2: ストレスがひどく、慢性的になるとあらわれる症状とは?


ストレスがひどくなると、心身の疲労が強く、精神的にも余裕がなくなります。強いストレスを感じていると、周りが見えないばかりか自分でも気づかないことがあります。周りの誰かに気づいてもらえるように、普段からコミュニケーションをとっておくことも大事なことです。

 

【慢性時にあらわれやすいストレスの症状】

・疲れがとれない

・すぐに疲れる

・お腹が痛くなって、下痢や便秘になる

・少しのことでイライラする

・外出や人に会うのがおっくうになる

・仕事をする気になれない

・口数が減る

・笑わなくなる

・口の中が荒れる

・好きなものでも食べたくない

・深夜によく目が覚める

・体重が減った

・小さな問題を大問題のように思い込んで、自分で精神的に追いつめてしまう

・問題を一気に解決しようとして、突飛な行動に出る

 

ポイント3: ストレスのある人は、必ず頭痛に悩まされている?


ストレス性の頭痛は、年齢に関係なく多くの人が悩まされています。自宅に帰ると頭痛が起きる、休みになると頭痛が起きる、という人は、緊張が緩むので頭痛になるのです。自宅に帰ったり、休みになるとホッとして頭痛になるので、本人は意識していなくとも平日はずっと緊張状態にあるのでしょう。平日の職場や家庭にストレスの原因はないか、一度振り返ってみましょう。

また、ストレスから解放された時に頭痛が起きることもあります。これもホッとして起きる頭痛です。頭痛がすると痛み止めを飲む人が多いと思いますが、痛み止めを飲むことで血流を回復させようとしている体の働きを止めてしまうことがあります。それを繰り返すと、ちょっとしたきっかけですぐ痛みが発生するようになります。

ひどい頭痛には痛み止めを飲むことも必要ですが、あくまで頓服として考えて頻用しないことが大切です。

ポイント4: 「腸は心の窓」ストレスを感じると腹痛になる?


ストレスから来る腹痛は「過敏性腸症候群」と言われます。ストレスで胃や腸の機能が低下し、腹痛を起こす人は多いようです。下痢や便秘を繰り返すのですが、この病気、病院で検査しても異常は見つかりません。

ストレスの原因を取り除くしかないのですね。ただ、あまりに症状がひどい場合は、入院…なんてこともありうるので、やはりストレスの症状が軽いうちに対処しておく必要があります。

ポイント5: ストレス解消のコツ!まずは自分の気持ちがいいことを始めよう!


ストレスは翌日に持ち越さない!そういう気持ちを持つことも大切です。まずは自分でできる簡単なストレス解消法を見つけましょう!

・腹式呼吸をする(自律神経のバランスを整え、リラックスした状態になれます)

・好きな香りをかぐ

・友達や家族に愚痴を聞いてもらう

・休む!と決めて、徹底的に休む

・ストレスがあっても、没頭できる趣味を持つ(ギャンブル・お酒を趣味にするのはやめましょう)

・半身浴

・適度な運動をする(ウォーキング・ストレッチなど)

・マイナス思考にならない(また失敗したらどうしよう→次こそ頑張ろう!など、プラス思考に置き換えるくせを)

場合によっては、精神科・心療内科などの専門家へ相談することも大切です。また、身辺の変化が重なることでストレスが生まれることもあります。

職場の異動・引っ越し・慣れない場所で頑張る…こういった要因が複数重なると、良いことも悪いこともストレスになります。先延ばしにできるものは先延ばしにする勇気も必要です。


 

いかがでした?
ストレス症状は、自分の気持ちが弱いからなるものではありません。一人で強く頑張っている人がなりやすいのです。だから「自分はダメだ」と責めないで下さい。あなたは十分やっているのですから。

もしあなたが今日これを読んで、ストレス症状にあてはまるなら……明日には持ち越さないよう、お風呂にゆっくり入って、好きな香りをかいで、幸せな気持ちで眠れますように。

まとめ

ストレスの症状を見逃さない!体からシグナルをキャッチする5つのポイント

ポイント1: ストレスの初期症状!あてはまるもの、ありますか?
ポイント2: このストレスの症状は重症かも?!
ポイント3: ストレスから来る頭痛…実はホッとすることで起きている!
ポイント4: ストレスから来る腹痛…ストレスが軽いうちに対処しましょう!
ポイント5: ストレスは翌日に持ち越さない!今日中にストレス解消しちゃいましょう!


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