アンチエイジングLife

間違えだらけのダイエット知識を刷新!たるまない体になる方法

『ダイエットしているのに思うように痩せない!』そんな経験ってありますよね。常識だと思い込んでいたダイエットの情報が実は意外と間違っているかもしれません。

間違った情報を元に、いくら食事制限や運動をしても思うように痩せないばかりか、体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そこで今回は、常識と思い込んでいた間違いだらけのダイエットの知識を刷新して、一生たるまない引き締まった体を手にいれる方法についてお伝えします。



間違えだらけのダイエット知識を刷新!たるまない体になる方法

 

脂肪細胞の数は3歳までに決まって大人になっても変わらない??


「脂肪細胞の数は子供の頃に決まる」あるいは「脂肪細胞の数は3歳までに決定されるので、痩せ体質を大人になっても維持できる」
そのような話を信じている人は結構多いですが、実はこれは間違い。

確かに、指肪細胞の数は、昔の教科書には
・生まれる1カ月前 の胎児期
・生まれてからの1年間
・思春期(女性なら月経開始前後)
の3回のタイミングで増えると書かれていました。

しかし、実際には一つ一つの指肪細胞に蓄えられる脂肪の量には眼界があり、そこに入りきれなくなるくらいの過食をしてしまうと、脂肪細胞のもとである「前駆指肪細胞」が指肪細胞に成長すると考えられています。

しかも残念ながら、増えた指肪細胞を減らすしくみは備わっていませんので、一度太ってしまうと、太りやすい体になります。

<ポイント>

×『脂肪細胞の数は3歳までに決まる』は、間違い!
食べ過ぎると脂肪細胞はどんどん増えて、増えた脂肪細胞を減らす仕組みは備わっていない。

 

運動は20分以上続けなければ痩せない??


「脂肪を燃焼するには20分以上有酸素運動が必要」と思っている人も結構多いのですね。カロリー消費としては、10分ずつ2回運動しても、20分間続けても同じです。血液中には常に指肪も糖もありますので、運動すればそれら両方が同時に使われます。

確かに20分以上、有酸素運動をすると蓄積されていた脂肪が 分解され、エネルギーとして活発に利用され始められますが、筋肉を増やして基礎代謝をアップするという観点では、20分以上続ける運動より、むしろ5〜10分程分程度の筋力トレー二ングの方がより効果的ですよ。

<ポイント>

×『 運動は20分以上続けないと痩せない』は、間違い!
5〜10分程分程度の筋力トレーニングで効果的に痩せ体質を作ろう!

 

1Kcalを消費するには運動も食事制限もダイエット効果は同じ??


一時的なカロリー消費だけを考えると効果は同じですが、食事による摂取カロリーのみを制限すると、私たちの体はエネルギー不足を筋肉を分解して補おうとするため、筋肉量が減少します。つまり、減った体重は、脂肪だけではなく、同時に筋肉も減っていることになります。これって実は、アンチエイジング的には老化を早めてしまう危険な行為なのです。

加齢により筋肉は減少していきますが、食事による摂取カロリーのみを制限すると、さらに筋肉の減少を早めることになり、基礎代謝が低下してリバウンドしやすい体質になり、老化も促進されます。

ダイエット後の効果を考えるなら、食事による摂取カロリー制限だけに頼らず、日常の動作でエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使ったり、テレビを見ながらでもスクワット運動などをすると、大腿部の筋肉を鍛えられ、日常動作運動そのものの消費カロリーは少なくても、筋肉を維持・増加させて基礎代謝を上げてくれます。たるまない体になるにはこうしたちょっとした運動の習慣が大切ですね。

<ポイント>

×『1Kcalを消費するには運動も食事制限も同じ』は、間違い!
食事による摂取カロリーのみを制限すると筋肉量が減るため、基礎代謝も減少して、リバウンドしやすい体質になる。日常動作で階段を使ったり、スクワット運動で大腿部の筋肉を鍛えよう!

 

油を取らなければ体脂肪は増えない??


体指肪を増やすのは、食事で摂取した油脂、特に肉や乳製品に多い動物性脂肪が原因ですが、「油抜きダイエット」を続けていれば痩せるというものでもありません。油を抜いても、それ以外に体脂肪として蓄積される「糖質」を摂りすぎていれば、全く意味がありませんし、むしろ体によい良質の脂肪を取る必要があります。

「糖質」は小麦粉や米に多いでんぷんや、甘いものに多く含まれていて、とりすぎると体はエネルギーとして使 いきれずに、脂肪に変換されて指肪細胞の中に蓄積されます。

動物性指肪を食べると太るからといって、鶏の皮を残したり、低脂肪や無脂肪のヨーグルトに変えたりする努力をしていても、一方ででんぷんや甘いものをとりすぎて運動不足でエネルギー を消費しなければ、体指肪は減らないことになります。

また、健康で若々しい体を作るための、抗酸化作用が高いセサミンとビタミンEを豊富に含み、認知症予防の効果も期待できるエゴマ油や亜麻仁油などのオメガ3系の油を摂るようにしましょう。なお、オメガ3系脂肪酸の油は加熱すると酸化してしまいますので、ドレッシングなどで生のまま食べてくださいね。

<ポイント>

×『油を取らなければ体脂肪は増えない』は、間違い!
脂肪分よりも糖質を抑えてダイエットメニューを考えよう!また、アンチエイジング効果の高いオメガ3系脂肪酸の油を生のまま摂るようにしましょう!

 

野菜は加熱するとビタミンが壊れるので生で食べるべき??


代謝に必要なビタミンなどの酵素や食物繊維の源であり低カロリーの野菜は、毎日食べたい食品のひとつでがすが、「ビタミンCは加熱に弱いので野菜は生で食べないと意味がない」というのは間違いです。ビタミンCは水溶性なので、ゆでる調理で水に溶けだして減少することはあっても、熱に弱いわけではありません。

たしかに酵素(エンザイム)は熱に弱いので、野菜や果物は生のままで摂ることも必要ですが、体を若く保つためにとりたいポリフェノールなどの抗酸化成分や、野菜や果物に豊富な食物繊維は、加熱により減少することはありません。

むしろ、オリーブオイルなどの油で炒めれば食べやすいですし、オリーブオイルや高オレイン酸ヒマワリ油などのオメガ9系脂肪酸の油で炒めれば、血液中の悪玉エルLDLコレステロールのみを減らし動脈硬化や心臓病などを防ぐ作用があると言われています。

<ポイント>

×『野菜は加熱するとビタミンが壊れる』は、間違い!
野菜に多く含まれるリフェノールなどの抗酸化成分や、豊富な食物繊維ビタミンCは加熱により減少することはありません!
オリーブオイルや高オレイン酸ヒマワリ油などのオメガ9系の油で野菜を炒めれば、血液中の悪玉エルLDLコレステロールのみを減らす効果が期待できます!

 

まとめ

間違えだらけのダイエット知識を刷新!たるまない体になる方法

×『脂肪細胞の数は3歳までに決まる』は、間違い!
食べ過ぎると脂肪細胞はどんどん増えて、増えた脂肪細胞を減らす仕組みは備わっていない。

×『 運動は20分以上続けないと痩せない』は、間違い!
5〜10分程分程度の筋力トレーニングで効果的に痩せ体質を作ろう!

×『1Kcalを消費するには運動も食事制限も同じ』は、間違い!
食事による摂取カロリーのみを制限すると筋肉量が減るため、基礎代謝も減少して、リバウンドしやすい体質になる。

×『油を取らなければ体脂肪は増えない』は、間違い!
脂肪分よりも糖質を抑えてダイエットメニューを考えよう!また、アンチエイジング効果の高いオメガ3系脂肪酸の油を生のまま摂るようにしましょう!

×『野菜は加熱するとビタミンが壊れる』は、間違い!
野菜に多く含まれるリフェノールなどの抗酸化成分や、豊富な食物繊維やビタミンCは加熱により減少しない。

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