アンチエイジングLife

質の良い眠りが若さを作る☆見た目年齢が若い人が密かにやっている睡眠法


自分の年齢と同じはずなのに、なぜか若く見える人っていますよね。実際の年齢よりも若く見える人は、良い睡眠を取っていることが多いようです。

「良い睡眠」と簡単に言っても、実際どのようにすることが良いのか、よくわからないことも多いですよね!

眠りに入る時間が大切なのか、眠る長さが大切なのか、ただ寝ていればいいのか・・・など、色々な疑問が浮かんできます。
どうやら、良い睡眠には成長ホルモンなどのホルモンの影響が大きく、成長ホルモンの分泌がきちんと行われれば、お肌がキレイになって見た目年齢も若くなります。

そこで今回は、お肌をキレイな状態に保つためにも大切な、「良い睡眠」を取る方法についてお伝えします。



質の良い眠りが若さを作る☆見た目年齢が若い人が密かにやっている睡眠法

良い睡眠を取っている人が見た目年齢よりも若く見える理由って?

良い睡眠を取っている人は見た目年齢よりも若く見えることがあります。
これは、肌の代謝が活発に行われているため、美しい肌を作ることができるからです。

お肌のターンオーバーは28日サイクルで新しい肌に生まれ変わります。でも、このサイクルが乱れてしまうと、本来新しくなるはずの古い角質が残ってしまい、肌の表面に皺やくすみが出来てしまうのです。深い眠りに入っている状態のときは成長ホルモンが分泌されているため、肌の代謝が促されている状態になるので、普段から良い睡眠を取っている人は、キレイな美肌の持ち主が多いということになります。

メラトニンが良い睡眠に導いてくれる

良い睡眠を取りたいときには「メラトニン」というホルモンの役割が大切になります。
メラトニンは脳の松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から分泌されるホルモンで、「睡眠ホルモン」とも呼ばれているものです。

メラトニンには眠りに入る働きを助ける入眠作用と、身体の中の体内時計を調節する作用があります。
このメラトニンというホルモンは光を浴びることで調整されていて、朝の光を浴びることでメラトニンが減少し、「セロトニン」というものが分泌されるようになるのです。
また、メラトニンは身体の中の体内時計をリセットする働きもあるので、これの作用で体が活動的な状態になります。
そして、朝起きてから15時間前後が経過する暗くなる時間帯になると、体内時計からの指示でまたメラトニンが分泌され始め、メラトニンの分泌が徐々に増えることで身体が睡眠に入る状態になり、眠気がやってくるのです。

メラトニンは光を浴びることで分泌量が少なくなるため、夜寝る時間に強い光を浴びてしまうと体内のリズムが乱れ、睡眠と目覚めのバランスが崩れてしまうことがあります。

知っておこう!セロトニンのこと

メラトニンが分泌されると良い睡眠に入ることが出来ます。実は、メラトニンは「セロトニン」というものから作られているのです。

セロトニンは太陽の光を浴びることで作られ、運動をすることや、深呼吸をすることでも分泌されるようになります。

セロトニンがたくさん分泌されている人は優しい心の持ち主が多く、その理由はセロトニンに精神安定作用があるためです。

また、セロトニンがたくさん分泌されると、顔つきがスッキリして締まりのあるステキな顔つきになります。
寝起きの時は身体の中のセロトニンの量が少ないため、なんだかぼーっとした冴えない顔つきのことが多いですが、朝起きて太陽の光を浴びることでセロトニンが作られていき、締まりのある顔つきになっていくのですね。

セロトニンには姿勢を正す作用もあるため、セロトニンの分泌が多い人は正しくキレイな姿勢の人が多いです。
セロトニンには「抗重力筋」という筋肉を緊張させる作用があり、この「抗重力筋」が地球の重力に逆らって生活していく足や背中などの筋肉を緊張させる働きがあるため、姿勢がキレイになります。

セロトニンとメラトニンで良い睡眠を!

朝起きてカーテンを開けて太陽の光を浴び、しっかり朝食を食べて会社や学校に行くなどの生活をします。
そうすると、体の中でどんどんセロトニンが作られていき、顔つきもスッキリとしたステキなものになっていきます。イライラしたときは深呼吸をしたり、身体を動かせる環境であれば、少しだけ歩いてみるのも良いでしょう。そのようにして過ごすと、セロトニンが分泌されるためにイライラした気持ちが消えていきます。
一日を健康的に過ごし、寝る時間を迎える頃に暗い部屋でゆったりとした時間を過ごしていると、昼間に作られたセロトニンがメラトニンに変化していき、心地よい眠りへと導いてくれるのです。
メラトニンは暗闇が作るもの。このことからも、寝る前に布団の中でスマートフォンを見ていると、うまく眠りに入ることが出来なくなる可能性があるのです。

成長ホルモンの分泌が美容の鍵に!

成長ホルモンは寝ている時に多く分泌され、新陳代謝を高めてお肌が老化するのを防ぐ働きがあります。
睡眠の質が悪くなり良い睡眠が取れなくなると、成長ホルモンの分泌が少なくなって肌の新陳代謝が衰え、ニキビや肌の乾燥といったお肌のトラブルを引き起こしてしまうようになるのです。
また、眠りに入ってから約3時間後に成長ホルモンが分泌されることがわかっており、眠りに入ってから3時間くらいの時に熟睡出来ていることも、成長ホルモンの分泌において大切になってきます。
では、美容に良い睡眠はどのようにして取れば良いのでしょうか?

【美容に良い睡眠の取り方】

・いつも同じ時間に寝るようにする
・いつも同じ時間に起きるようにする
・寝る1時間前からリラックスした状態で過ごす
・遅くても夜12時までには睡眠に入る
・朝7時ころには起きるようにする
・眠りを妨げるカフェインやアルコールの摂取を控える
・入浴は寝る3時間前に済ませ、体温が下がってきたときに睡眠に入れるようにする

このようにして睡眠を改善していけば、美容にとって良い睡眠を取ることが出来るようになります。


さて、今回は「良い睡眠」についてお伝えしてきました。良い睡眠を取ると、実際の年齢よりも若く見えることがあります。
人間は、寝ている間に成長ホルモンというホルモンが分泌され、この成長ホルモンにお肌の新陳代謝を高める働きがあるため、美しい肌を保つことが出来るのです。
また、良い睡眠を取るためには「メラトニン」と「セロトニン」の分泌が大切になり、この二つがきちんと分泌されていることで、日中の健康的な生活と、寝るときの質の良い睡眠を作り出すことが出来ます。
良い睡眠を取ることは、アンチエイジングにも効果があります。いつもキレイでいたい、キラキラした毎日を過ごしたいという人は、毎日の眠りの質を見直してみると良いですよ!

まとめ

良い睡眠を取って毎日のキレイを保つ方法

・お肌がキレイな人は新陳代謝が活発で肌のターンオーバーがスムーズ
・良い睡眠を取るためには、「メラトニン」の働きが重要
・メラトニンは光によって調整される
・日中のセロトニンの分泌は健康的な生活を作る
・セロトニンがたくさん分泌されている人は優しく、姿勢が良い
・セロトニンがメラトニンに変化して入眠を促す
・寝ている間に分泌される成長ホルモンが肌の新陳代謝を高める


 

Exit mobile version