海外ではセレブたちの間でスーパーフードが人気となっていますね。その中でも近年注目されているものに栄養価が高いながら美容と健康に絶大な効果をもたらしてくれるゴールデンベリーという話題の食べ物があります。
ゴールデンベリーは、古代インカ帝国ですでに食用として栽培されていて、別名インカベリーの名を持つナス科ホオズキ属の植物です。見た目も日本の夏をイメージさせる「ほおずき」にそっくりなんですよ。可愛らしい姿に加え、ゴールデンベリーには女性の美と健康に嬉しいさまざまな効果がたくさんあります。
そこで今回は、日本でもその知名度を上げているゴールデンベリーにスポットを当て、さまざまな効能効果やおすすめの食べ方などについてお伝えします。
スーパーフードゴールデンベリーの効果効能と摂取量や食べ方
1:ゴールデンベリーはビタミン群がたくさん
ゴールデンベリーに含まれる栄養素の中で最も豊富に含まれているのがビタミンです。そこにはビタミンA、B、C、P、Eなど美容に欠かせない多彩な成分が入っています。
ゴールデンベリーを摂ることで得られるビタミンの効果には次のようなものがあります。
・老化の原因となる活性酸素を抑える
・がんに代表される生活習慣病の予防
・血液サラサラ効果
・美肌効果
・眼病予防
年齢を重ねる毎に問題となってくるこれらの悩みが、身近になったスーパーフードの効果で防げるのは素晴らしいことです。
2:ゴールデンベリーは貧血に効く
男性と比較しても多くの鉄分を必要とする女性の体は、一日平均12㎎の鉄分を摂ることが推奨されています。
鉄分にはプルーンや小松菜などに含まれる非ヘム鉄とレバーなど動物性の食品から取れるヘム鉄とがあり、通常はその両方をバランスよく摂取するのが望ましいのですがそれを毎日続けていくのはなかなか大変なことですよね。
ゴールデンベリーはドライフルーツとして流通しているものがほとんどのため、一日にスプーン1杯の量で鉄分不足を補うことができるのです。
3:ゴールデンベリーのイシノトールが効く
イシノトールもビタミンB群の一種ですが、肌と体さらに頭皮や髪にまで嬉しい効果を導いてくれる成分です。ゴールデンベリーによって得られるイシリトールの効果には次のようなものがあります。
・コレステロールを下げる
・肌の保湿を促しシワやたるみを改善する
・ダイエット効果
・抜け毛の予防、発毛・育毛の促進
含まれる成分中のたった一つでこれだけの効果が得られるなんて、まさにスーパーフードですね。
4:ゴールデンベリーの食物繊維が効く
食物繊維を含む野菜や果物は他にもありますが、レタス30個分の食物繊維が含まれていると聞けば迷わずゴールデンベリーを選びたくなるでしょう。
便秘解消に一役買ってくれるのはもちろん、腸内環境が整うことでコレステロールの吸収を抑え、結果的に体内のデトックスが叶えられます。
5:食べる量の基本を守れば最高のスーパーフード
栄養価の高さはスーパーフードのメリットでもありデメリットでもあります。ゴールデンベリーの栄養価も100g当たり360kcalと高めなため、いくら魅力的な効能効果があると言っても食べ過ぎは禁物でしょう。
最も有効な摂取量の目安は1日40g。外に排出されやすい水溶性のビタミンも多く含むため、食べ方を工夫して2回程度に分けて摂ることをおすすめします。
6:食べ方の工夫がゴールデンベリーの効果を底上げする
レーズンやプルーンと同じように、ドライフルーツのゴールデンベリーもそのまま食べることができます。独特の酸味と甘みをあわせ持つゴールデンベリーは次のような食べ方もおすすめです。
・ヨーグルトのトッピング
・ジャムにする
・ミルクをプラスしてミキシングする
・パンなどの生地に練り込む
ゴールデンベリーの成分は加熱しても変質しにくいため、冷たい物にも温かい物にも利用することができて簡単なのも魅力です!
デトックスにアンチエイジング、血液サラサラにがんの予防など数多くの効果が認められるゴールデンベリーの魅力はいかがでしたでしょう。
直接口にする食べ物ですから、ゴールデンベリーもやはりオーガニックにこだわりたいところですね。実は苗や種を購入すれば、自宅で簡単に栽培できてしまう点もゴールデンベリーが意外と身近なスーパーフードたるゆえんです。
ちなみに、ゴールデンベリーが育まれたインカ帝国は現在の南米ペルー辺りのことを指しています。ペルーといえば世界一の長寿を輩出してきた国でもありますから、アンチエイジングの先進国と言っても過言ではありません。その恩恵に預かれるのが、ゴールデンベリーの存在なのではないでしょうか。
まとめ
スーパーフードゴールデンベリーが持つ美的ポイント
・豊富なビタミン群とイシリトールがアンチエイジング効果のカギを握る
・一日に必要な鉄分がスプーン1杯のゴールデンベリーに含まれる
・レタスの30個分の食物繊維が腸内環境を整える
・加熱にも強い成分が食べ方のバリエーションを豊富にしてくれる