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納豆の食べ過ぎにご用心!美容と健康のための理想の食べ方

納豆食べすぎ

「納豆=身体に良い」というイメージってありますよね。納豆は低脂肪なのでダイエットに適した食材でもありますし、良質のたんぱく質を豊富に含んでいるとても栄養価の高い食材です。「畑の肉」と呼ばれるのも納得がいきます。

でも、どんなに栄養価が高くダイエット・美容・健康に効果が期待できる納豆でも、食べすぎるのはよくありません。

身体に良い食材でも、食べすぎると身体に良くない影響を与えてしまう可能性が出てくるからです。そこで今回は「納豆の食べ過ぎに注意!」というテーマで、理想の食べ方についてお伝えします!



納豆の食べ過ぎにご用心!美容と健康のための理想の食べ方

女性ホルモンを整えるのなら、1日1パックがオススメ

大豆に含まれているイソフラボンという成分は、女性ホルモンと似た作用があるので、ホルモンバランスを整える・美肌・カルシウムの吸収を良くするなど、女性にとって嬉しい効果がたくさんあります。しかしながら、イソフラボンの過剰摂取は反対にホルモンバランスを崩してしまう要因となってしまうのです。

食品安全委員会によりますと、大豆イソフラボンの摂取は1日75mgまでと定められていますが、納豆1パック(50mg)には約40mg含まれているということなので、1日に2パックを食べてしまうと摂取上限を超えてしまうのです。
ですから、女性ホルモンを整えるという目的で納豆を食べるのなら、1日1パックにしておくことをオススメします。

痛風の人はプリン体含有量を意識して食べて

痛風の人は「プリン体」という言葉に敏感になっていることでしょうが、プリン体は体内で蓄積されることによって痛風の原因となることで知られています。

痛風の人はプリン体が多く含まれた食品を避けた方が良いと言われていますが、納豆1パック(50g)には、プリン体が約65mg含まれています。これは決して多すぎる数値ではありませんが、痛風の原因と良く言われるビールは大瓶1本のプリン体含有量が40mgですので、決して納豆のプリン体含有量が少ないとは言い切れません。

ですから、痛風を患っている方や痛風予防のために食事内容に気を遣っている方などは、健康に良いからと言って、納豆を食べすぎないことをオススメします。

若返り効果を求める人でも、1日1パックが限度

納豆は健康だけではなく、美容にも効果が期待できる食材です。納豆にはさまざまな成分が含まれていますが、注目すべきは若返りに一役買ってくれるミネラルの一種「セレン」です。

セレンは体内の抗酸化成分合成のためには必要不可欠であり、老化の素となる活性酸素の抑制にも需要な役目を果たす成分です。ですから、納豆を食べると美肌になり、若返りが期待できると言われるのです。

しかしながら、セレンを慢性的に摂取しすぎると、吐き気・腹痛・下痢などのつらい症状を引き起こしてしまう可能性があるので、納豆の食べすぎは控えて下さい。腹痛や下痢、吐き気など、様々な症状を引き起こしてしまいます。

セレンは1日につき約220μgの摂取上限となっていますが、納豆は1パック(50mg)につき約117μg含まれていますので、1日1パックで十分ということになります。

納豆を毎日食べることに意味がある

ここまで、納豆は1日1パックまでにするのが望ましいとお伝えしましたが、2パック食べたからと言って健康に支障をきたすというわけではありません。

納豆は日本に昔から伝わる伝統食ですから、少し食べ過ぎてしまった日があるからと言って、健康に支障をきたすようなことはないでしょう。

反対に考えれば、一度にたくさん食べたからと言って、すぐに健康・美容効果を得られるわけではないということです。きちんと量を守って食べていけば、納豆はとても身体に良い食材であるということを忘れないで下さい。

ですから「この日はデートだから、肌の調子を整えたい」と思った時に、たくさん食べるのではなく、日頃からコツコツと食べ進めていくことに意味があるのだということです。

納豆と他の大豆製品との兼ね合いも考えて

日本の食卓には昔から、納豆だけではなく、豆腐・油揚げ・きな粉・味噌・醤油・おからなどさまざまな大豆食品が並んできました。ですから、プリン体や大豆イソフラボンの数値を納豆だけで判断するのは、あまりオススメできません。

他の大豆食品に含まれている成分の量を加味した上で、納豆の摂取量も考えていくべきなのです。


今回は、美容と健康を維持するための納豆の理想的な食べ方をお伝えしましたが、いかがでしょうか。納豆はとても身体に良い食品であるのは確かなのですが、どんな食品でも食べすぎるのは良くありません。

特に痛風の人はプリン体の摂取量に注意しなければなりませんし、女性は大豆イソフラボンの過剰摂取によってホルモンバランスの乱れを引き起こさないようにする必要があります。

ですから、1日に1パックを目安にして食べていくことをオススメします。正しい量を毎日コツコツと摂取していくことが、健康と美容を維持していくためにはとても大切だということです。

まとめ

納豆の食べ過ぎにご用心!美容と健康のための理想の食べ方

女性ホルモンを整えるのなら、1日1パックがオススメ
痛風の人はプリン体含有量を意識して食べて
若返り効果を求める人でも、1日1パックが限度
納豆を毎日食べることに意味がある
納豆と他の大豆製品との兼ね合いも考えて


 

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