しかし、出産していない女性でも心当たりはありませんか?…脚を組む、ほおづえをつく、同じ方の肩にばかりカバンをかける、など。これらの行動も、骨盤を歪ませる原因となっているのです! 骨盤ベルトで、今すぐその歪んだ骨盤を治して、ダイエットと腰痛改善に取り組みましょう!今回は骨盤ベルトの注意点をお伝えします。
骨盤ベルトでダイエットと腰痛を改善する5つの注意点
注意点1.いろいろある!骨盤ベルトの選び方
一口に「骨盤ベルト」と言っても、産後用、ダイエット用、腰痛用など多種多様にあります。自分の用途に添った骨盤ベルトを選ぶのが一番ですが、迷うくらいに種類があるのも事実。選び方としては、まずはサイズ。小さすぎても大きすぎても骨盤を上手く締められません。
次に素材。伸縮性が高すぎる骨盤ベルトは、骨盤を締められません。せいぜい「きつめの腹巻き」になってしまうだけです。そして構造。結合部全体がマジックテープになっているものより、上下2ヶ所マジックテープがある方がいいです。 全体がマジックテープだと、腰を曲げるたびにマジックテープ部分がはずれ、ずれてしまうことがあります。最後に価格ですが、あまり安すぎる物はやめましょう。マジックテープがきちんととまらなかったり、素材が悪かったりいいことがありません。
注意点2.意外と間違いが多い?骨盤ベルトを巻く位置
骨盤ベルト、とうたっているのですから当然まくのは骨盤です。骨盤とは、どこでしょう?体の側面、ウエストから下へ手を滑らせると硬い骨に当たります。そこが骨盤です。特に腰痛を改善したいと思っている方は、骨盤にまかなきゃと思っていても、つい痛む腰にまいてしまうそうです。 お腹をへこませたいとダイエットに使われる方は、ついお腹にまいてしまうそうです。骨盤にまくからこそ、ダイエットにも腰痛にも効果的な骨盤ベルト。正しい位置を確認しましょう。
注意点3.苦しい時は無理をしない骨盤ベルト
特にダイエットに使われる方は、骨盤ベルトをきつく締めた方が効果的だと思われるかもしれません。しかし、きつく締め過ぎると腸が圧迫され、便秘になったり、気持ち悪くなったりすることがあります。
また、骨盤ベルトを巻いているからと言って何してもいいわけではありません。特に腰をひねることがある運動は、骨盤ベルトがゆるむ原因になるだけでなく、下手な動きをして余計腰痛を悪化させることもあり得ます。苦しく感じたら、ゆるめるか外す。それくらいのゆるい感じでする方が成功すると思います。
注意点4.骨盤ベルトだけをしていれば、ダイエットに成功するわけじゃない!
「りんごダイエット」「キャベツダイエット」など一つの食品を食べ続けるダイエットが、昔流行りました。一時的に体重は減るものの栄養的には悪く、倒れたり、すぐにリバウンドしたりしていました。骨盤ベルトも同様に、これだけではダイエットになりません。
もちろん骨盤を正常な位置に戻すことによって、歪みがとれ、歪みによってついていたお肉がとれることはあるでしょう。だからといって、お菓子もご飯も食べたいだけ、運動も全くしないのでは、またすぐに戻ってしまう可能性が高いです。骨盤ベルトと食事と運動。バランスよく過ごすことで、ダイエット効果も高まるはずです。
注意点5.骨盤ベルトで腰痛予防
骨盤ベルトをすることによって、腰痛が治る!もちろん骨盤の歪みが原因の腰痛は、治る可能性があります。しかし、そうではない場合…残念ながら骨盤ベルトで完治することはできません。腰痛には「腰痛ベルト」という別のものがありますので、そちらをオススメします。骨盤ベルトができることは、骨盤の歪みを正して、骨盤を安定させ、腰痛を予防することです。腰痛だけでなく、骨盤の歪みからくる肩こりや頭痛にも効果があります。
「骨盤ベルトでダイエットと腰痛を改善する5つの注意点」はいかがでしたか?骨盤ベルトを量販店の店頭やインターネットで購入しようとすると、さまざまな形状や種類が出てきます。購入する段階でため息が出てしまう人もいるのではないでしょうか?骨盤ベルトは歪んでしまった骨盤を矯正するために使用されることが多いのですが、実は骨盤を歪めないように予防するためにも使用できます。ぜひ今回の記事を参考にしていただいて、ご自身が納得のいく骨盤ベルトを手に入れてほしいと思います。
まとめ
骨盤ベルトでダイエットと腰痛を改善する5つの注意点
注意点1.種類が多い骨盤ベルト。選び方にもコツがある!
注意点2.腰でもお腹でもありません!骨盤にまくから「骨盤ベルト」なんです!
注意点3.骨盤ベルトで苦しい時は無理せずゆるめよう!
注意点4.骨盤ベルトだけダイエット、は無理がある
注意点5.腰痛を治すのは「腰痛ベルト」。骨盤の歪みを正すのが「骨盤ベルト」