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アルギニンの効果で今からでも遅くないアンチエイジングへの5つの道

Arginine

アルギニンは人間の20%を構成するアミノ酸の一種で、体内で生成できる「非必須アミノ酸」と言われています。体内で生成できるものの、加齢と共にその生成量は減っていきます。

アルギニンには、アンチエイジングや生活習慣病の予防などの効果があり、人間には欠かせない成分の一つです。今日はそんなアルギニンについて詳しく解説していきます。



アルギニンの効果で今からでも遅くないアンチエイジングへの5つの道

効果1: アルギニンって、ナニモノ?


アルギニンはアミノ酸の一種ですが、そもそもアミノ酸とは何でしょうか?

実は「タンパク質」の最小単位を「アミノ酸」と言います。筋肉や内臓、皮膚、髪など私たち人間の体の約20%が、タンパク質です。

アミノ酸は現在分かっているだけで500種類以上ありますが、その中でも人間の構成に欠かせないタンパク質は20種類です。20種類のうち、9種類は体外から摂取が必要な「必須アミノ酸」、残りの11種類が体内で生成できる「非必須アミノ酸」です。

アルギニンは「非必須アミノ酸」なのですが「条件付き必須アミノ酸」と呼ばれています。成長期にある子供や、大人でもケガや病気で体力を消耗した時は、体内で不足してしまうのがアルギニンなのです。そのため「条件付き」という頭文字がつくのです。

効果2: アルギニンの、美容と健康に欠かせない素晴らしい働き!


①成長ホルモンの分泌を促進

(筋肉や骨をつくる、アンチエイジング、肌の保湿、脂肪を分解する、子供の身長を伸ばす)

②インスリンの分泌を促進

(血糖値を下げる、糖尿病の予防・改善)

③タンパクの糖化を防ぐ

(シミ・シワの予防と改善、アンチエイジング)

④一酸化窒素の生成

(血流を良くする、血管を保護する、肝臓を保護する、認知症の予防)

⑤マクロファージ(白血球の働きを活性化させる力)

(免疫力が自然に高まる、体内に入った細菌やウイルスを捕らえて消化する)

効果3: アンチエイジングに効果があるアミノ酸は、アルギニンだけ?


アルギニンは成長ホルモンを増やすとともに、アルギニンと同じアミノ酸であるコラーゲンの生成にも役立っています。コラーゲンはシワやシミの予防、肌のハリ・ツヤの保持の働きがあります。

また、アルギニンの血流を良くする効果が、肌の血色を良くしてくすみの改善になります。

こういったアンチエイジングに効果があるアミノ酸は、アルギニンだけだと言われています。積極的に摂りたい成分ですね。

効果4: アルギニンが不足すると、どうなるの?


普通に生活していればアルギニンは体内で生成できるので、大きく不足することはありません。しかし、病気やケガ、極度のストレス、食生活の乱れなどが原因でアルギニンは不足してしまいます。アルギニンが不足すると起こりえるのは…

・老化の進行

・病気への抵抗力の低下

・肝機能低下

・血液ドロドロ

・ケガに対する治癒力の低下

・筋力の低下

など、体の多方面の力が低下してしまいます。体内で生成されるとはいえ、適度に摂取することが必要な成分なのです。

効果5: アルギニンが多く含まれる食材とは?


アルギニンは前述の通り、アミノ酸の一種です。そのアミノ酸は、タンパク質の最小単位です。ということは「アルギニン」=「タンパク質」なのです。

ただ、タンパク質が多い食材だからといって、アルギニンが多く含まれているとは限らないようです。人間に必要な栄養素の一種なので、他のビタミンやミネラルなどと一緒にバランスよく摂取する必要があります。

アルギニンは1日2.000~4,000mg摂るのが理想と言われています。

【食材100gあたりのアルギニン含有量】

①豚ゼラチン 7900mg

②干し湯葉 4400mg

③高野豆腐(乾燥)4100mg

④落花生 3200mg

⑤大豆(乾燥)2700mg

⑥くるみ 2200mg

⑦アーモンド 2100mg

⑧車えび 2000mg

⑨芝えび 1700mg

⑩鶏胸肉(皮なし)1500mg

注意したいのは、アルギニンの含有量が多いという点だけを見ないこと。

例えば、高野豆腐は乾燥100gでこの含有量ですが、実際食べる時は水分が含まれるので、これ以上に量が増えます。

全体的に大豆製品はアルギニン含有量が高めなのですが、だからと言って味噌(910mg)や納豆(940mg)を100gも摂るのは、他の成分の過剰摂取になってしまいます。

アルギニンを摂るために食材を選んだら、カロリーオーバーで逆に太った…塩分過多で病気になった…なんてイヤですよね。何よりもバランスよく食べることが大切なのです。


今からでも遅くないアルギニンの効果でアンチエイジングの方法についてお伝えしましたがいかがでしたか?

アルギニンは目立たないけれど、体内で素晴らしい効果を発揮しているのですね。アルギニンの効果を狙って食材を選ぶと、他の成分が過剰になってしまうことがあります。

栄養バランスを考えた食事が、やはり一番重要ですね。

まとめ

アルギニンの効果で今からでも遅くないアンチエイジングへの5つの道

効果1.アルギニンは「条件付き必須アミノ酸」!加齢と共に生成量は減っていく!
効果2.アルギニンの素晴らしい働き!美容と健康に欠かせない成分!
効果3.アンチエイジングに効果があるアミノ酸は、アルギニンだけ!
効果4.アルギニンが不足すると、体の多方面の機能が低下する!
効果5.アルギニンが多く含まれる食材は、他の栄養素とのバランスも考えて摂取しよう!


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