【合谷（ごうこく）】

親指と人差し指の付け根の骨が交わるところの内側部分。反対の手の親指と人差し指で挟んでもみましょう。コロコロとしたうさぎのような便が出たり、便の臭いがきつい場合に効くツボです。

【神門（しんもん）】

手首の関節の小指側のくぼんでいるところ。親指で押さえ込むように押しましょう。このツボは東洋医学では心臓の経路を刺激するとされ、ストレス軽減にも効くツボです。

【支溝（しこう）】

手首の外側にあり、手首から指3本分下の中央部分にあります。やや痛いくらいの力で、ゆっくりともみほぐしながら3～5回押します。別名「便秘の名穴」と言われるツボで、あらゆる便秘に効きます。

【三陰交（さんいんこう）】

内側のくるぶしから指4本分上。すねの骨の後ろのくぼみに親指を当て、左右に動かすようにマッサージします。しつこい便秘や、下痢と便秘を繰り返す方に効果があります。生理痛やむくみにも効くツボですので、女性は覚えておいて損はないツボです！

【足三里（あしさんり）】

ひざから指4本分下。すねの外側のふくらみあたりで、指でグリグリこねるようにもみながら押します。胃腸の働きをよくするツボで、肌や爪のツヤをよくする働きもあります。

【太衝（たいしょう）】

足の親指の骨に沿ってなぞると指が止まる場所があります。親指と人差し指の骨が交わるところです。この部分を親指でもむように押します。残便感がある、おなかが張るなどのスッキリしない便秘に効きます。

【大巨（だいこ）】

天枢から指3本分下。両手を腰骨に置いて、親指で左右の大巨を同時に押します。便秘の人はこのツボがかなり硬くなっているので分かると思います。硬いからといって、強く押しすぎないようにしましょう。

【関元（かんげん）】

おへそから指3本分下。両手で押さえ８の字を描くようにマッサージすると効果的。冷えからくる便秘に効きます。

【便秘点（べんぴてん）】

一番下の背骨から指2本分下で、背骨から指4本分外側。ウエストのくびれを挟むように手を置き、親指で便秘点を押しながら、体を左右にひねります。名前の通り、便秘に効果大のツボです。腰痛にも効きます。

【大腸愈（だいちょうゆ）】

腰骨あたりの背骨から指2本分外側。仰向けになって、背中の下でこぶしを作って大腸愈に当てます。膝をたて、左右にゆっくり足を動かします。こぶしに体重がしっかり乗っているのを確かめながら、数回繰り返します。「大腸を治す場所」という意味のツボで、大腸のトラブルだけでなく、腰痛や座骨神経痛にも効きます。

【間使（かんし）】

手首の横じわから指4本下。手首の2本の筋の真ん中にあります。親指で押した時に、便秘の方は圧迫感を感じる場所です。1～2分、痛気持ちいい力でもみます。即効性があるので、トイレに座りながらもみましょう！