長い時間立ちっぱなしや、座りっぱなしのお仕事をしている人にとって悩ましいのが足のむくみ。気付けば足がパンパンなんてことも多いですよね。そんな悩みを解消してくれるものの一つにメリロートという成分があります。
足のむくみを放置しておくと、次第に頑固なセルライトとなってメリハリのない足を作り出すから、できるだけ早くむくみを追い出す必要があるんです。忙しい女性にも簡単に必要な成分が摂れるためサプリメントを利用している人もいますが、実際にメロリートを試したことのない人にとってはその効果の程が気になるところでしょう。
そこで今回は古来から消炎・鎮痛薬として使われ、むくみに対する効能も認められてきたメロリートに注目し、その秘められたパワーと効果的な活用法についてお伝えします。
メロリートの血液サラサラ成分でセルライトを防いでむくみが取れる5つの方法
1:含まれる成分で血液をサラサラにする
明日葉やパセリにも含まれる香り成分が「クマリン」で、実はメロリートにも同じように含まれています。このクマリンには血液が固まるのを遅らせ、リンパ液と血液の流れをスムーズにします。
俗にいう血液サラサラ成分の一つであるクマリンは、血流の改善を促し代謝もUPさせることからむくみに対しても効果があります。
2:ドロドロの血液と脂肪のよどみを減らす
メロリートは肥満を予防する効果のある「サポニン」も含んでいます。サポニンには血液中の悪玉コレステロールを低下させてくれる効果があり、血液がドロドロになるのを防いでくれます。また腸の中で吸収したブドウ糖が脂肪と合体することも防ぐのでむくみだけでなく脂肪の蓄積も防げるのです。
脂肪とむくみがとれた足は、見た目もより一層スッキリすること間違いなしですね。
3:実はむくみにも効く抗酸化のパワーを味方にする
一見するとむくみとは関係のないように見える抗酸化の作用。実は活性酸素の影響で血液中の赤血球が酸化すると血管が固くなってしまうという性質があるんです。
血管が固くなって柔軟性が失われると当然ながら血液の流れが悪くなり、結果的にむくみを招いてしまうことなります。メリロートに含まれるケルセチンは、高い抗酸化力を持っていることから、赤血球の参加を防ぎ血液の循環を促すため、むくみを取ることが期待できます。
抗酸化とむくみ取りで一石二鳥の美容効果が手に入るでしょう。
4:冷えをとってむくみも撃退
血行を促すメリロートの効果は、冷え性の改善にも効果が期待できます。足先まで十分な血流が認められることは、むくみの軽減にもつながるものです。
またセルライトについても、その原因の一つはむくみによってリンパ管が圧迫されることです。メリロートによるむくみの改善は結果的にセルライトを予防することにもつながることになるでしょう。
5:副作用を防ぐには適量を守る
医薬品ではなく健康食品として位置づけられているサプリメントも、その使い方を間違えると体に思いもよらない不調を招きます。
メロリートには血流促進の効果やリンパの流れを良くする効果が認められるものの、頻尿や倦怠感、頭痛などを引き起こす恐れもあります。これはメロリートやクマリンの1日の摂取量を超えて摂った場合にみられることですが、中にはもっと代謝を上げたいとかもっと足を細くしたいといった安易な使用法からくることもあります。
メロリートは1日300㎎以下。クマリンはその4%以下が適正な量となっていますのでその上限を超えない範囲で適切に使うことを心がけて下さい。
さて今回はむくみに効果的なメロリートの効果とその摂り方のヒントをお伝えしました。
ツラいむくみに悩むあなたの良い参考となったでしょうか?
昔からその効果効能が認められるハーブは、お茶にしたりサプリメントで摂ったりと、とても便利な一方でその効果を過剰に求めすぎるとかえって体の負担も大きくなるものです。
メロリートはたくさん摂れば体のむくみが取れるものでは決してありません。決められた用法と容量を守ることでむくみの軽減につながり、その後のセルライトを抑制してくれるものと認識しておきましょう。美と健康を目指すなら、ほどほどを心がけ少しでも気になる不調があったらお休みしてみることも大切なことですよ。
まとめ
見た目で損をするむくみを無くす方法
・気軽なサプリメントやハーブティーで摂れるメロリートを活用してみよう
・血液サラサラ成分のメロリートでリンパと血液を十分に流す
・ドロドロの血液と余分な脂肪は表裏一体メロリートの成分でその両方を流す
・メロリートが持つ抗酸化力は血管そのものが固くなるのも防いでくれる
・むくみの大きな要因である冷えを取るのもメロリートの効果
・むくみ対策に期待できるメロリートこそ、用法や容量を守って効果を引き出す