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ホルモンバランスを整えて、あなたのキレイを引き出す7つのステップ

ホルモンバランスが崩れると体の不調やニキビ、吹き出物、肌荒れなどを引き起こしたり、精神的にも不安定になったりと、さまざまなデメリットが噴出してきます。でも、ホルモンと言われても、あまりにも漠然とし過ぎて、何をどうやっていいのか判りませんよね。
今回はそんなあなたのために、ホルモンを知り、あなたのキレイを引き出す7つのステップをご紹介します。



ホルモンバランスを整えて、あなたのキレイを引き出す7つのステップ

STEP1: ホルモンって何なの?ホルモンの基礎知識

ホルモンバランスを整えるにはホルモンについてザックリと基礎知識をつけましょう。まず、ホルモンはどこで作られているのでしょう?
ホルモンを分泌する臓器や内分泌器官は体のあちこちにありますが、特に重要な部位は、視床下部や下垂体、甲状腺や副甲状腺、副腎、膵臓、精巣、卵巣などです。

それぞれの臓器からは、異なる種類のホルモンが分泌され、特定の器官の細胞にのみ働きかけます。標的となる細胞には受容体があり、ホルモンの情報受け取ると、細胞内部の酵素が活性化されるなどの反応が生じます。

例えば、体温の調節、基礎代謝の維持、骨の成長の促進など、体の機能維持に関わるものなので、ホルモンバランスが崩れると、体の不調などのさまざまな悪影響を引き起こすのです。

STEP2:ホルモンバランスの崩れと不調の対策を知る

ホルモンバランスが崩れると体の中でどんな不調がおこるのでしょうか。ホルモンバランスの乱れによる症状としては、次のような症状が挙げられます。

<ホルモンバランスの乱れによる女性特有の症状>

  • 生理周期乱れ
  • 体のむくみ
  • 更年期障害
  • 肩こり
  • めまい
  • 頭痛
  • 手足の冷え
  • 悪寒
  • ニキビや肌荒れ
  • 肌や髪の毛のツヤがなくなる
  • 免疫機能の低下
  • 怒りやすくなったり攻撃的なったりする
  • 涙もろくなる

男性の場合は、自律神経の乱れ生殖機能や免疫機能の低下などの症状が現れます。
こういった症状はある程度時間が経てば自然と回復するものなのですが、長期的に考えるならば、規則正しい生活習慣や、和食を中心とした食生活に変えてみるなど、健康的な生活を心がけるようにしょう。

特に睡眠は大切ですので、少なくとも6時間以上の睡眠時間をとり、成長ホルモンが最も分泌されるゴールデンタイム、午後10時から午前2時の間には必ず眠りにつきましょうね。ホルモンバランスの乱れは加齢によって起こるケースも多いので、30代から40代は、特に意識しておきましょう。

STEP3: 加齢によるホルモン分泌量の減少対策

ホルモンは年齢と共にどんどん減少してしまいます。男性ホルモン(テストステロン)の分泌量のピークは20代中盤女性ホルモン(エストロゲン)のピークは、20代前半から30代半ばまでとされています。女性の場合は40代に入るとさらに減少を続け、50歳前後で閉経を迎えます

また、ホルモンは加齢によるものだけではなく、ストレスや運動不足によっても、減少することがあります
何か調子が悪いなと思ったら無理をせず、適度に身体動かしたり、リラックスしたりする時間を多くとるとホルモンの分泌量はある程度改善される見込みがあります。

最近ではホルモン充填治療というものがあり、アミノ酸誘導体ホルモン、ステロイドホルモン、ペプチドホルモンなどのホルモンを注射や塗り薬、錠剤などで体内のホルモン量を増やす治療もあります。ホルモン充填治療法は、いずれも特殊なものというイメージがありましたが、近年では保険が適用できることになったこともあり、徐々に浸透してきた治療法でもあります。老化防止や更年期障害改善等の治療の目的や、年齢によってやり方も期間も違いますが、その効果は非常に高いと言えます。
ただし、ホルモン製剤は、副作用が起こる可能性が高いため、医師と十分に相談をした上で、挑むのが適切ですね。

STEP4:ホルモンの乱れはアロマテラピーで解決!

女性ホルモンの乱れに効果的で、特におすすめなのが、アロマテラピーです。アロマの香りが鼻から脳へと伝わり、リラックス効果が期待でます。また、アロマオイルによるマッサージで、エッセンシャルオイルの成分が皮膚から毛細血管に吸収され、循環器系から全身の器官や組織に働きかけます。

エッセンシャルオイルにはホルモンバランスを整えるものや、精神安定効果的なものなどありますので、ストレスが溜まったと感じた時や、リフレッシュしたいときなど、その時の気分や体調に合わせて選んでみるのもいいですね。

<ホルモンバランスを整えるエッセンシャルオイル>

イランイラン
ローズ
クラリセージ
マージョラム

<精神安定に効果的なエッセンシャルオイル>

ネロリ
マージョラム
ラベンダー

<リフレッシュしたい時に効果的なエッセンシャルオイル>

グレープフルーツ
ジェニパー
ローズマリー

STEP5:女性をキレイにする魔法のホルモン

『セックスで女性ホルモンの分泌が増え、その作用で肌や髪に潤いが出て、みずみずしくなり美しくなれる』なんて都市伝説がありますが、女性が生涯に分泌する女性ホルモンはティースプーン1杯程度で、女性ホルモンの生成は脳の視床下部で厳しく制限されているので、セックスをしたくらいでは、残念ながら女性ホルモンは増加しません。

女性ホルモンのエストロゲンは、女性の体内のコラーゲンをコントロールしています。 エストロゲンは30代後半から急激に分泌量が減少し50歳前後の閉経の頃には、かなり少なくなってしまうため、この時期の女性の肌の潤いや髪のツヤがなくなるのは、これが原因です。エストロゲンは、肌や髪のツヤや代謝、血行などに関わり、骨密度や善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らすなど、女性のキレイを司る働きをしています。

STEP6:女性ホルモンを充填して、アンチエイジング!

加齢に伴う肌や髪の衰えをカバーするために、美容外科などでエストロゲン充填治療を行うことも対策のひとつです。 また、女性ホルモンの働きに似た成分を含む食べ物を摂取することで、同様の効果が期待できます。 エストロゲンの増加が期待できるのが大豆イソフラボンです。

化学構造式が女性ホルモンのエストロゲンにそっくりで、近年その働きもエストロゲンに似ていることがわかってきています。 大豆イソフラボンを手軽に効率良く摂るのなら豆乳がおすすめですが、サプリメントの方がもっと手軽に多量の大豆イソフラボンを摂取できるのでさらにお勧めです。

他には、とろろ昆布・キャベツ・りんご・ぶどう・ピーナッツなどに含まれる、ボロン(ホウ素)という成分があります。ボロンはエストロゲンの分泌を高める効果がありますが、熱に弱いので、加熱しないで食べるようにしましょう。

STEP7:ダイエットはホルモンの敵!?女性ホルモンと脂肪と骨密度の関係

女性にとっての永遠の課題と言えばダイエットですが、無理なダイエットはホルモンにも影響を及ぼすことを覚えておいてください。つまりダイエットはホルモンのことを考えてから行う必要があります。 無理なダイエットによる食事制限は、ストレスや栄養の偏りを招き、女性ホルモンや、性腺刺激ホルモンなどがスムーズに分泌されなくなってしまう恐れがあるからです。 無理なダイエットではなく規則正しい生活や睡眠バランスのとれた食事を心がけて、穏やかなダイエット法で行って下さい。

また、エストロゲンとプロゲステロンで構成される女性ホルモンは、30代後半にかけてピークを迎えます。その後、37歳頃を境に卵巣の機能は老化が始まり、女性ホルモンの分泌量も減っていきます。40歳中頃からは、女性ホルモンは急激に減少し、50歳前後で閉経を迎えると卵巣からの女性ホルモンの分泌はなくなります。

閉経後、女性ホルモンは副腎で少量ながら作られますが、その源となるのが脂肪です。脂肪の量が少ない痩せた女性は、副腎でつくられるホルモン量が少なくなり、骨密度を維持するための要素が不足するため、閉経後、痩せている人ほど骨粗しょう症に気をつける必要があるのです。

 

さてさて、今回お伝えしたホルモンバランスを整えて、あなたのキレイを引き出す7つのステップはいかがでしたか? この7つのステップを知らずに、ホルモンバランスが乱れたり、なくなったりして老化減少が起きてしますなんて、考えただけで恐ろしいですよね。 この方法を実践することにより、ホルモンバランスを整え、あなたのアンチエイジングのお役に立てる事を心から願っています。

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