ココナッツオイルは海外の大人気モデルが愛用していたことから爆発的人気を集めましたが、その効果は保湿だけではありません。美白効果や美髪、肌トラブルまで改善してくれることを知っていますか?
さらに、スキンケアとしてだけではなく食用としても使用できるため、身体の内から外から全身綺麗になれる万能アイテムなのです。
お手軽ながらも高い栄養価と美容効果が評価されており、現在ではスーパーマーケットでも気軽に購入できるようになるほど身近なアイテムとなりました。
そこで今回は意外と知られていない、ココナッツオイルの7つの実力をお伝えします!
あなたが今、活用している以外にも様々な使い方や効能が見つかるかもしれませんので、是非試してみて下さいね。
ココナッツオイルを肌に塗ると美白になれる!毛穴の詰まりも解消できる7つの効能
効能1 ココナッツオイルで美白を実現する
美白に欠かせないポイントは、メラニン色素の発生を徹底抑制することと、ターンオーバーを正常に保つこと、美白成分を与えることの3つです。
「メラニン色素」は肌の細胞が傷つくことから防ぐ大切な役割がありますが、それと同時に肌が黒くなる原因でもあり、紫外線や活性酸素の影響を受けシミやくすみをつくってしまいます。
そこで、ココナッツオイルに含まれている高い抗酸化作用を持つ「若返りのビタミンE」が活性酸素の除去に役立ち、細胞から若返らせてくれます。
さらにココナッツオイルには人は元々体内に持っているラウリン酸が含まれており、その保湿効果によりターンオーバーも促進してくれます。
抗酸化作用によるメラニン色素の発生抑制と、ターンオーバーの促進による余分なメラニン色素の排出から、シミやくすみが目立ちにくくなり、美白効果が生まれてくるのです。
使用方法としてはお風呂上り何もつけない状態で、ココナッツオイル小さじ1杯ほどを顔全体に馴染ませ、そのあとはいつもどおりのスキンケアをするという方法が1番効果的、効率的です。
効果2 ココナッツオイルは乾燥の強い味方
オイルというだけあり高い保湿力をもつココナッツオイルですが、美容オイルの中でも比較的分子が小さく、皮脂に近い成分でできているため、肌の奥まで浸透しやすく、その保湿力は抜群です。
乾燥によって起こる肌トラブルは、くすみや小じわ、ニキビや毛穴の目立ちなど幅広く、透明感やハリなど肌の印象に大きく影響を与えるポイントまでも無くなってしまうため、あなたを老けてみせてしまいます。
万能保湿のココナッツオイルでトラブル知らずの若々しい潤い肌を手に入れましょう!
使い方は簡単で、化粧水に数滴入れてみたり、化粧水前のブースターオイルとしての使用が良いです!
メイクに響くほどの量や、顔がベトついたままでの日常生活は、反対に肌トラブルのもとになりますので使いすぎには注意しましょう。
効能3 実は毛穴ケアにも効果がある?!
毛穴詰まりと言うと、いちご鼻や角栓などが思い浮かぶと思いますが、実はこれもココナッツオイル一つで解決できてしまうのです!
ココナッツオイルがもつエモリエント効果により、固くなった毛穴を柔らかく、分子が小さいので毛穴の奥まで、高い抗酸化作用により、黒ずみや角栓を取り除いてくれます。
ケアの方法は、洗顔後のお顔(可能であればホットタオルで肌温度を上げて毛穴を開いておくとよりより)に、ココナッツオイル小さじ1杯ほどを馴染ませて、気になる部分を優しくクルクルと5分ほどマッサージしていきます。
一度でさっぱり綺麗になるわけではありませんが、何年も溜めていた毛穴詰まりは継続することにより肌も毛穴も柔らかくなり、徐々に毛穴詰まりも取り除いてくれます。
効能4 保湿だけではない!抗菌作用でニキビにも効果的!
ココナッツオイルに含まれる代表的な成分にはビタミンEともうひとつ「ラウリン酸」という不飽和脂肪酸も含まれています。
このラウリン酸というのは人間の皮脂に近い成分であり、さらには母乳にも含まれているため赤ちゃんでも口にするほど人体には馴染みのある成分なのです。
ラウリン酸には抗菌作用や抗炎症作用があり、バイ菌から肌を守ってくれたり、ニキビの元でもあるアクネ菌とも戦ってくれます。
さらには食べても体内の老廃物が排出されやすくなるため、ニキビや吹き出物ができにくい肌になるのです。
スキンケアとしての使用方法は乾燥防止と同じく、化粧水に数滴入れての使用や、化粧水前のブースターオイルとしての使用が適しています。
効能5 髪にも頭皮にも栄養抜群
分子が小さいために肌への浸透が良いとお伝えしたココナッツオイルですが、髪へも潤いや栄養を奥まで浸透させてくれるため、内側からも外側もケアしてくれます。
ココナッルオイルに含まれているビタミンEには血行促進効果もあるので、薄毛や脱毛にも効果が期待できるため、健康な髪へ導いてくれると同時に頭皮ケアまでもできる栄養素のひとつです。
髪への使用方法は、マッサージやパック、アウトバスケアとしてなどたくさんの使い方があります。
マッサージとして使用したい場合は、ココナッツオイル大匙3~5を手にとり頭皮をマッサージし、さらに髪の毛にも揉みこむようにオイルをつけ、15分から30分放置し、その後シャンプーで洗い流します。
放置している間にラップやホットタオルを巻くと、さらに効果アップが狙えます。
直接オイルをつけることに抵抗がある場合は、シャンプーやトリートメントに混ぜることから始めてみましょう!
アウトバスケアとして使用する場合は、タオルドライ後の髪の毛に数滴つけて延ばすメジャーな方法がベストです。
効能6 ココナッツオイルを選ぶポイント
スーパーやネットで簡単に手に入るようになったココナッツオイルですが、どれでもいいというわけではありません。そこで質の良いココナッツオイルを選べる3つのポイントをお伝えします!
「エクストラバージン」を選ぶ
オイルの中にもグレードがあり、1番質も香りも良いとされているのが「エクストラバージン」です。
抽出方法はどのような方法か?
ココナッツオイルのベストな抽出方法は、熱を一切加えずじっくりと時間をかけて、圧力をかけながらオイルと水分とミルクが混ざった原液がとれる低温圧搾方法です。
効率よく搾取するために加熱する方法や、遠心分離法と言ってオイル以外の成分が混ざる可能性のある抽出方法をしているブランドもあるので注意して見てみましょう!
オーガニック認証マークは必ずチェック
ココナッツオイルには独特の色や香りがあり、それを使いやすくするために薬品や添加物を加えているオイルもあります。
オーガニック認証を受けていればそのようなことはなく、特に海外のオーガニック基準は高いものなのでより一層安心です。
簡単なようで実は大切なポイントです。
抽出方法やグレードが違うだけで、添加物や薬品が加わった影響で、栄養価が下がったり身体に良くない成分が含まれてしまったりしてしまうので気を付けて表示を確認しましょう!
さて、保湿だけにとどまらないココナッツオイルの5つの美容効能と選ぶポイントについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
ココナッツオイルに抗菌作用やエモリエント効果があるなんて…とその効能の幅広さに驚きますね。
高い効果を出すにはどのようなココナッツオイルを使用するかも重要ですので、是非お伝えした選び方を参考により良いオイルを探してみてください。
食べて良し、塗って良し、外側からも内側からも美容効果の高いココナッツオイルで、全身ケアをしちゃいましょう!
まとめ
ココナッツオイルがもつマルチな美容効能
・ココナッツオイルに配合されているビタミンEにより余分なメラニン色素を排出、さらに高い保湿によるターンオーバーの促進で美白効果が生まれる
・人体に元々ある成分に近いラウリン酸は高い保湿力をもち、抗菌作用ももつためニキビケアもできる
・美容オイルの中でも分子の小さいオイルのため、肌の奥まで浸透する
・エモリエント効果により、毛穴を緩めて汚れを取り除いてくれる
・髪や頭皮への栄養も高く、ヘアパックを始め、頭皮マッサージやアウトバスケアとしても使える