内臓が活性化されれば、エネルギーを消費しやすくなり、代謝を上げられるので、ハードな運動やつらい食事制限をしなくても、理想の体型を保つことができるようになります。
「以前と変わらない量を食べているのに太りやすくなった」「いつもお腹が重たい感じがする」「脂肪が落ちにくくなった」「つい食べ過ぎてしまう」そんなことが思い当たる方に、内臓活性ダイエットはおすすめです。
今回は、何もしなくても理想の体型をキープできる、内臓活性ダイエットについてお伝えします。
内臓活性ダイエットで何もしなくても理想の体型をキープする方法
1.スパイスで体を温めて内臓活性ダイエット
まず、内臓活性ダイエットにおすすめなのが、体を温める効果の高いスパイス類を食事に取り入れることです。
体が冷えていると代謝が下がって痩せにくくなったり、胃腸の働きが低下してお通じの状態が悪くなることがあります。内臓の働きを高めて活性化させるには、温め効果の高いスパイス類が役立ちます。
スパイスには、女性に人気の高いしょうがや、デザートにも活用できる甘い香りのシナモン、キムチでおなじみの唐辛子、料理に広く利用できる胡椒、食欲を誘う香りのにんにくなどがあります。
寒い季節は鍋料理にしょうがや唐辛子を加えたり、シナモン入りのホットドリンクを飲む、いつものスープに胡椒やにんにくを加えるなど、温かいメニューにスパイスを加えることで、さらに内臓活性効果を高めるのがおすすめです。
2.たんぱく質をとって熱を作り出し代謝を上げる
次に内臓活性ダイエットにおすすめの食材は、たんぱく質です。
たんぱく質は筋肉を合成する他、消化吸収する際に胃腸で熱を作り出して体を温める効果があります。内臓活性ダイエットには、たんぱく質はとても大切な栄養素です。
たんぱく質をとるには、魚介類や、東洋医学で温め食材とされる鶏肉、赤身の牛肉や豚肉、卵、大豆製品、乳製品などがおすすめです。一方、油が多いバラ肉などは内臓活性ダイエットには向かないので控えましょう。
また、ナッツ類にもたんぱく質が含まれるので、おやつにナッツを食べるのも良い方法です。ダイエット中の女性はたんぱく質を控える傾向がありますが、たんぱく質が不足すると代謝が下がって痩せにくくなるので気をつけましょう。
3.発酵食品をとって内臓活性ダイエット
内臓活性ダイエットには、発酵食品もおすすめです。
発酵食品は、内臓の中でも「第二の脳」といわれるほど大切な働きをする腸を整える効果があります。あらゆる栄養素をとっても腸できちんと吸収されなければ、体に栄養を送り届けることができません。また、便秘はダイエットの大敵ですが、腸内細菌のバランスを整える発酵食品はお通じを良くするのにも有効です。
発酵食品には、味噌や納豆、漬物、キムチ、ヨーグルトなどがあります。これらを積極的に食事に取り入れましょう。
4.食物繊維をとって胃腸の調子を整える
腸の調子を整えて内臓活性ダイエットをするために、もうひとつ有効なのが食物繊維です。
食物繊維は腸のぜん動運動を促したり、便のかさを増すなど腸内環境を整えるのに大切な役割を果たしています。食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がありますが、普段から食べ過ぎやお腹の重たさを実感しているなら、水溶性食物繊維を意識してとるのがおすすめです。水溶性食物繊維は胃腸の負担が少ないため、胃腸をいたわりながら食物繊維をとることができます。
水溶性食物繊維が多いのは果物や海藻の他、大麦にもとてもたくさん含まれています。麦ごはんと漬物や、海藻のお味噌汁、ヨーグルトに果物を入れるなどすれば、食物繊維と発酵食品を同時にとることができます。
5.炭酸入浴で体を温めて内臓活性ダイエット
内臓活性ダイエットは食事の他に、入浴も効果的です。
入浴は、温かい湯船に浸かることで血行を促進し、全身を温めることができます。特に炭酸入浴剤を使った炭酸入浴は、さら湯よりも温浴効果が高く、早く体を温めることができるのでおすすめです。内臓の活性化だけでなく、肩こりや腰痛といった、冷えからくる不調の改善にも役立ちます。日頃シャワーだけで済ませている方や体の冷えを感じている方は、特に炭酸入浴効果を実感できると思います。
いかがでしたか?内臓の働きを高める内臓活性ダイエットには、体を温めるスパイスやたんぱく質、腸を元気にする発酵食品や食物繊維をとること、また、炭酸入浴で血行を促進することが効果的です。
食べ物で体を内側から温め、炭酸入浴で外側からも温めれば、内臓活性ダイエットはより効果を高められます。これらを習慣にして、ラクに理想の体型を維持できるようにしましょう。冷え症や冷えからくるさまざまな不調にも効果はテキメンです。
内臓活性ダイエットで何もしなくても理想の体型をキープする方法
方法1.スパイスで体を温めて内臓活性ダイエット
方法2.たんぱく質をとって熱を作り出し代謝を上げる
方法3.発酵食品をとって内臓活性ダイエット
方法4.食物繊維をとって胃腸の調子を整える
方法5.炭酸入浴で体を温めて内臓活性ダイエット