Site icon アンチエイジングLife

脂漏性皮膚炎のケアと予防法☆長年の悩みから解放される5つの対策

脂漏性皮膚炎という、皮膚の病気をご存知ですか?

脂漏性湿疹と言われることもある皮膚の病気で、皮脂の分泌が多い頭皮・小鼻・おでこを中心に症状が見られます。頭皮が赤くなりそして痒みが増してきて、皮膚がフケのように剥けてきてしまうこともあれば、皮膚の摩擦が起きる部分のカサツキがひどくなってしまう場合もあります。

いずれにしても、肌の質も見た目も良くなくなってしまうということに、違いはありません。

やっと治ったと思ったら、また繰り返すというのも、脂漏性皮膚炎の特徴の1つです。特に大人になってから重症化すると大変な思いをされている人が、少なくありません。

そこで今回は、脂漏性皮膚炎の長年の悩みから解放されるための、5つの対策についてお伝えします。



脂漏性皮膚炎のケアと予防法☆長年の悩みから解放される5つの対策

1.やはり皮膚科が最善の方法?医薬品で治す

赤ちゃん~大人までかかる可能性がある、脂漏性皮膚炎。毛穴が未熟な上に、皮膚分泌な盛んな赤ちゃんは一時的に症状がひどくなる場合がありますが、ほとんどは成長と共に状態が良くなってきます。

厄介なのが、成人になってから脂漏性皮膚炎が重症化した場合です。一旦ひどくなってしまうと、薬を使用して治癒させても、何度も繰り返してしまうリスクがでてきます。

ですから、医師に相談のもと適切な医薬品を使用して、早めに治すことをオススメします。
基本的には炎症抑制効果のあるステロイド剤や、脂漏性皮膚炎の原因菌と言われるマラセチアが増えるのを抑える抗菌薬が使われます。

即効性を期待するのなら、やはり医薬品を使用するのが、一番の近道です。

2.洗顔のしすぎは止めよう

脂漏性皮膚炎の原因の1つに、カビの一種である「マラセチア」があります。常在菌なので常に皮膚に存在していますが、皮脂が過剰分泌した環境下で異常増殖をした際に排出される代謝物によって、皮膚が炎症を起こしてしまうのです。端的に言えば、皮脂が過剰に分泌される状況を作らなければ良いのです。そこで気を付けて頂きたいのが、洗顔方法です。

いわゆるゴシゴシ洗顔は、肌の健康を維持するために必要な皮脂まで洗い流してしまうので、過剰な皮脂分泌を促してしまいます。

そこで、一日に何度も洗顔をしないで、朝と昼の2回だけ。しかも、洗顔料はあえて夜のみの使用にしてみるなどの工夫が必要です。

3.ビタミンB群を取り入れて、肌の質を高めよう

脂漏性皮膚炎は皮膚の外側からだけでなく、皮膚の内側からもしっかりとケアをしていくことが大切です。予防するためには、ビタミンB2 を積極的に摂取することをオススメします。

ビタミンB2は、「発育のビタミン」と呼ばれています。皮膚だけではなく、髪の毛や爪の細胞の再生化をサポートする働きがある、ビタミンB2はいったいどのような食材から摂取することができるのでしょうか。

ビタミンB2が豊富な食材は、レバー・納豆・うなぎ・牛乳ですから、日々の食事メニューに積極的にプラスしていきましょう。レバーやうなぎを毎日食べることは難しいかもしれませんが、納豆や牛乳ならお手頃価格の食材ですし、食べやすいのでオススメです。

4.脂肪分の多い食事を控える

過剰な洗顔や外気温の上昇による汗などが原因で、皮脂分泌が過剰になってしまうので、体内に取り入れるものにも気を遣う必要があリます。

皮脂の過剰分泌を抑えて、脂漏性皮膚炎を予防したいのなら、できるだけ脂肪分の多い食事を控えることをオススメです。

例えば、コロッケ・カレー・カルビ肉・角煮・ホルモン・とんかつなどの脂肪分の多いメニューは体内に取り込む脂肪分が多いため、どうしても皮脂分泌を促してしまうのです。
そこで、調理法や食材そのものを変えてみましょう。コロッケやトンカツなどの揚げ物は少量の脂で焼いたり、肉も赤身肉を選ぶなどの工夫が大切です。

5.紫外線を避ける

紫外線を浴びると、メラニンを発生させて肌を黒くしてしまうだけではなく、皮膚に大きなダメージを与えます。ダメージを与えられた肌は軽い炎症を起こしている状態になり、乾燥しやすい肌質になってしまいます。

皮膚が乾燥しているほどに、皮膚を保護する役割がある皮膚膜が張りやすくなるので、皮膚が敏感になり、皮脂分泌が促されてしまうというわけです。ですから、紫外線は浴びないのが1番です。

日焼け止めを塗る・日傘を使う・飲む日焼け止めを服用するなどの日頃のケアを、心掛けるようにして下さい。


今回は、脂漏性皮膚炎のケアと予防の方法についてお伝えしましたが、いかがでしょう。
脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰分泌されてしまう状態が引き金となり、皮膚の赤み・痒み・乾燥・ただれなどを引き起こす皮膚の病気です。

罹ってしまったら仕方ないと諦めるのではなく、日頃から脂漏性皮膚炎にならないようにするための予防策や早く完治させるための方法があるわけですから、積極的にお試しになることをオススメします。

大人が脂漏性皮膚炎になると、長引く傾向がありますので、出来るだけ速やかに皮膚科を受診すると良いでしょう。医師に処方された医薬品を使用しながら、スキンケアや食事方法、紫外線対策などでダブルケアしていくと効果が感じやすいです。

まとめ

脂漏性皮膚炎の症状改善には、医薬品とホームケアのダブルがオススメ

即効性と効果が期待できる!医薬品を使う
ゴシゴシ洗顔は止めて、必要な皮脂は残す
ビタミンBは肌質を整えるのに重要
脂肪分の多い食事は控えよう
紫外線は乾燥と過剰な皮脂分泌のダブルパンチ


 

Exit mobile version