ニキビ跡の赤みを消して美肌美人になるための6つの方法
方法1.そもそも、ニキビとニキビ跡はどうしてできるの?
ニキビは、ふと気づいた時に突然できているというイメージがありますが、肌内で炎症を起こした結果、肌表面に出てきているのです。 この肌表面に出ていない時期に、ケアすることがとても大切なのです。
ーニキビができるまでー
①ニキビのでき始め
男性ホルモンや皮脂の分解産物の影響で、角質が角化以上をお起こし毛穴の出口を塞ぐ。
②白ニキビができる
毛穴が塞がると皮脂が毛穴の中に詰まり、それをエサとしてアクネ菌が増殖して炎症を起こす。
③炎症が起こる
毛穴の中や回りに白血球が集まり、アクネ菌を退治しようとする防御能力が働き始ることで炎症が起き、毛穴の周りまで赤くはれ上がります。
④ニキビ跡ができる
炎症が進むと、毛穴のバリアが壊れて炎症が広がることも…。炎症が強くなりすぎると、凹んで跡が残ったりします。 このように、ニキビ跡特有の陥没は、ニキビをつぶしたからできるのではないのです。 また、できやすい体質の人もいます。
方法2.ニキビ跡を薄くするお手入れ法
ニキビ跡には主に3つのタイプがあります。「赤みが残るタイプ」、「シミが残るタイプ」、「クレーターが残るタイプ」です。
●「赤みが残るタイプ」
ニキビが炎症を起こして赤みが出た後、ニキビが治っていても赤だけがいつまでも残ってしまうものです。中には10年ほども赤みが残ってしまうこともあります。 ケア法としては、ビタミンC誘導体を配合した化粧水を使ったり、イオン導入を行うことで、消し去ることができます。
●「シミが残るタイプ」
炎症性色素沈着によってシミができます。何年かかけること消えることもあれば、そのまま残ってしまうこともあります。 また、日焼けすることで消えにくくなるので、紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。また、美白化粧品を使うのもおすすめです。 短時間で解決したい場合は、美容クリニックなどで行っているピーリングを行うことで、早い改善を目指せます。
●「クレーターが残るタイプ」
クレーターができている場合は、毎日のスキンケアでの解決は難しいので、美容皮膚科などで受けられるピーリングや、レチノイン酸の塗り薬、レーザー治療などを受けることをおすすめします。
方法3.ニキビは上手に潰せば跡にならない?
よくニキビを潰すと跡ができやすいということを聞きますが、初期段階で芯の部分だけを上手に取り出すことができれば、跡になることもなくかえって早く改善することもあります。ただし、その際に注意するべきことが潰し方です。 お風呂上りなどの肌が柔らかく清潔な状態の時に行うことがポイントで、綿棒を2本使ってやさしく押し出します。
方法4. 肌のターンオーバー機能でニキビ跡の赤みを薄くする
肌のターンオーバー機能が正常に働いていれば、古くなった角質がはがれおちるため、ニキビ跡の赤みも同時に薄くし、そして消し去ることができます。 ターンオーバーをスムーズにするには、睡眠や、食事などを正すことが必要です。
方法5.質の高い睡眠で素肌美人になる
睡眠中に体内でどんなことが行われているかをご存じですか? 夜更かしをした翌日は体がだるかったり、偏頭痛を感じたりなどの経験をしたことがあると思いますが、この不調の原因は夜寝ている間に、肌や体の修復作業ができていないからなのです。
細胞の修復は血液を通して行われるのですが、日中は血液のほとんどが脳に集中しているため、肌や体まで栄養が生き渡りません。ですが、寝ることで血液は体の隅々まで行きわたるようになり、肌にも酸素や栄養が届くようになります。
また、眠り始めの3時間ほどで成長ホルモンの分泌が盛んになるのですが、この成長ホルモンによって肌内の細胞分裂が起こっています。 体全体の細胞の修復には6時間ほどはかかるので、睡眠時間が6時間以下になると肌アレや、ターンオーバーの滞りなどの影響が出てきます。 毎日の睡眠時間をしっかりと確保することで、ニキビ跡の赤みを消し去るスピードも速くなるのです。
方法6.ニキビ跡を消し去る食材
ニキビ跡を消し去る効果がある栄養素は、血行を良くして肌機能を活性化させる作用のあるビタミンEです。毎日の食事にプラスすることで、次第にニキビ跡の赤みが薄くなっていきます。
<ビタミンEを豊富に含む食材>
アーモンド
ツナ
たらこ
かぼちゃ
パプリカ
アボカド
ホウレンソウ
など
さて、ニキビ跡の赤みを消して美肌美人になるための6つの方法いかがでしたでした?まずは自分のニキビ跡のタイプを知り、それに合った適切な対策を行うことで、素肌をキレイにすることができます。また、ビタミンEを豊富に含む食材を積極的に摂ることで体の内側からのニキビ跡ケアができ、さらに細胞の修復がしっかりと行える6時間以上の質の高い睡眠を摂ることでより改善が早くなるだけでなく、ニキビができにくい肌作りも同時に実現できますよ。ぜひ、今回のニキビ跡の赤みを消して美肌美人になるための6つの方法を参考に、ピカピカツルツルの美肌を手に入れてくださいね。