アンチエイジングLife

肌荒れや乾燥肌をうるおいケアで健やか肌に変える5つのアプローチ


夏の紫外線や冬の乾燥、さらには春や秋に起こりがちなアレルギー症状など私たちの肌は1年中ダメージと戦っていますが、気を付けていないとすぐに肌荒れや乾燥などダメージを受けてしまいますよね。

肌のコンディションを保つために必要なアプローチ…それは「保湿」です!保湿は、肌の新陳代謝であるターンオーバーやダメージから守ってくれるバリア機能など肌の基本的働きを保つうえでも欠かせないケアなのです。

さらにスキンケアの中には保湿以外にも美白やエイジングケアなど様々な肌ケアがありますが、どんなケアをしていても保湿がきちんとしていないと美白もしわ・たるみなどのエイジングケアにも効果は期待できません。

出来ていると思っていても意外と落とし穴が多いうるおいケア…そこで今回は、肌荒れや乾燥肌をうるおいケアで健やか肌に変える5つのアプローチについてお伝えします!



肌荒れや乾燥肌をうるおいケアで健やか肌に変える5つのアプローチ

1.なぜ肌荒れや乾燥が起こるの?!肌のうるおいの仕組みを知ろう

私たちが乾燥を感じたり肌荒れを起こしてしまうのは肌の「角層」での出来事で、この角層は皮膚の最も外側にある表皮の中でも、さらに1番外側にあるラップ1枚ほどとも言われている厚さの層です。
角層には皮膚を乾燥から守る働きがあり、
・NMF(天然保湿因子)
・細胞間脂質
・皮脂
により肌の水分量が保たれています。
ところがこの3要素が紫外線や加齢、ターンオーバーの乱れなどにより壊れると角層の水分が減少し、乾燥を感じたり肌荒れを起こしてしまいます。

乾燥した肌は隙間が出来ている状態で紫外線や細菌などのダメージも入りやすく、乾燥が乾燥を呼び肌荒れにとどまらず皮膚炎を起こしてしまったり、水分を失った肌を守ろうと油分が分泌され毛穴を塞ぎニキビなどにつながることもよくあります。

保湿は肌荒れや乾燥肌を始め多くの肌トラブルを回避することができ、季節を通して大切なケアであることを心掛けて、トラブル肌へのアプローチを行いましょう!

2.肌に有効な保湿成分を知って、スキンケアでうるおいアプローチしよう!

肌荒れや乾燥肌を防ぐための日々のスキンケア、多くの保湿成分がある中でも最も効果的なアプローチができる成分は、実際に肌に存在し水分量を支えている成分のひとつでもあり、スクワランやホホバオイルなどの油性成分に続いて保湿力が高い成分である「セラミド」です!

セラミドは肌の水分量を保つ3要素のひとつ細胞間脂質の一種で、角層の構成成分の約50%も占めており、日々のスキンケアでもその成分をダイレクトに届けることができるのです。

セラミドより保湿力は少し弱いですがよく耳にするコラーゲンやヒアルロン酸なども保湿成分のうちのひとつで、保湿成分としての働き方も違うため、セラミドを配合しながらもさらに他の保湿成分もバランス良く配合しているアイテムを選んでアプローチしましょう!

3.洗い過ぎてはいませんか?クレンジングや洗顔を見直そう!

クレンジングや洗顔も日々のスキンケアの中の大切な1ステップですね。
しかしここで皮脂を落とし過ぎていると、肌の水分量を保つ3バランスのひとつ皮脂が不足してしまい、角層の乾燥や肌荒れにつながってしまいます。

洗顔やクレンジングで失われた3要素が回復するには数日~2週間もかかり、そのあとの化粧水やクリームなどですぐに補えるものではないのです!

洗顔やクレンジングから肌荒れや乾燥肌にアプローチするために、洗浄力が優しく保湿成分が配合されているものを使用し、洗顔はTゾーンを中心に頬や目元・口元は泡を滑らせる程度での優しさで大丈夫です。そしてすすぎは33℃~36℃のぬるま湯で丁寧に行い、タオルで拭く時もこすらず抑えるように拭きましょう!

洗顔やクレンジングを見直すだけでも肌コンディションに大きく影響するため、是非見落としがちな落とすスキンケアからも肌荒れにアプローチしてみてくださいね!

4.体の中からも肌荒れ、乾燥肌にアプローチ!健やか肌の食べ物は?

肌荒れや乾燥肌はダメージに弱く免疫力を失っている状態にあるため、体の中から強くすることが必要であり、肌にアプローチできる大切な栄養素としては肌や粘膜に働きかけるビタミンA、美白や保湿・アンチエイジングなどにも欠かせないビタミンC、そして身体の根本であるたんぱく質が理想です。

<ビタミンA>

肌や粘膜を正常に保つ働きがあり、ビタミンC同様に抗酸化作用もあります。
主に緑黄色野菜に含まれており、1日に100g摂取が理想です

<ビタミンC>

肌の抵抗力をつけ、抗酸化作用もあるため、様々なスキンケアに欠かせない栄養素です。
ビタミンCの食べ物と言えばレモンやパプリカ、じゃがいも、ブロッコリー、いちごやキウイがメジャーで、尿として排出されてしまうため、日々摂取を心掛けることが大切です。

<たんぱく質>

肌や髪もつくる身体の土台となる栄養素で、たんぱく質があってこそビタミンなどの栄養素も活きてきます!脂質の摂りすぎに気を付けて肉や魚、卵など積極的に摂りましょう。

肌荒れや乾燥肌などのトラブルは体内から改善することも大切ですので、これらのバランスにも気を付けて体の中からもアプローチしましょう。

5.成長ホルモンが分泌される睡眠で肌のコンディションを整えよう!

睡眠不足は頭や身体全体の不調につながるだけではなく、肌の不調にも大きく影響してしまうので、睡眠からも肌荒れアプローチしましょう!

睡眠と肌の関係がよく指摘されますが、なぜだか知っていますか?
実は眠りはじめの約3時間は成長ホルモンが分泌され、肌でも細胞分裂が起こることで肌が生まれ変わるのです。

さらに日中の活動時間帯は脳に血液が集中し、肌までは栄養が届きにくい状態にあります。睡眠は栄養や酸素を運ぶ血液を身体全体に流してくれるため、これらの理由から効果的睡眠は肌の健康にもつながるのです!

睡眠は肌へのアプローチだけではなく、脳や身体のコンディションも整え顔色、姿勢、代謝、精神面まで整う大切なケアタイムとなるので、是非見直してみましょう!


さて、肌荒れや乾燥肌をうるおいケアによって健やか肌に変えるアプローチ方法についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

肌荒れや乾燥肌はダメージに弱い状態にあり、毎日のスキンケアに加えて生活の土台から整えてあげることが大切です。

10代や20代は何も気にせず好き勝手に生活していても免疫も回復力もあり、肌荒れなんて気にしていなかったかもしれないですね。

しかし20代後半や30代からはどんどん代謝も落ちて気が付いたら肌荒れや乾燥が起きていたなんてことも…スキンケアはもちろん、日々の生活から肌へアプローチして健やかな肌に整えておきましょう!今の肌アプローチが数年後、数十年後のあなたの肌につながっていくのです。

まとめ

これだけは押さえておきたい!健やか肌に変えるアプローチ

・肌の水分量を保つ3要素、皮脂・細胞間脂質・NMF(天然保湿因子)のバランスを壊さないことが重要
・スキンケアにおいてはセラミドを中心に、保湿成分がバランス良く配合されているものを選ぶ
・洗顔やクレンジングを見直し、洗いすぎに気を付ける
・食事の栄養素バランスも健やかな肌をつくる土台であり、ビタミンA、ビタミンC、たんぱく質が重要
・たんぱく質は肌だけではなく身体全体の基本であり、ビタミンの働きの効率もアップしてくれる
・睡眠は眠り始めの約3時間に分泌される成長ホルモンが肌の生まれ変わりに大きく関わっている
・日中の活動時間に肌に届きにくい栄養素は睡眠時間に届き、肌コンディションを整えてくれる


 

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