そして、乾燥肌は皮脂や水分が少ないため、角質が肌を守ろうとして硬くなりシワができる…と言われているのです。ここではシワを作らないために、今日からできる肌対策をご紹介したいと思います。
乾燥肌はシワができやすい!?今日から始める7つの対策
対策その1 目尻に小ジワ!?それは乾燥肌の第一歩
肌が乾燥すると角質が硬くなり、それによって肌が柔らかさを失って小ジワが出来ます。目の周りは皮膚がとても薄いので余計に乾燥しやすいため、小ジワができやすいのです。これを放っておいたり、さらに加齢が伴うと深いシワになってしまいます。
乾燥が原因で、できはじめたと思ったら、すぐに保湿をしましょう。できたばかりの小ジワは、肌にしっかりと水分を補ってあげるだけでも十分に回復します!保湿の大切さが実感できるでしょう。
対策その2 乾燥肌の人ほど、洗顔と保湿はしっかりと!
乾燥肌になってしまったことで、肌が敏感になり、ちょっとした摩擦でもヒリヒリしたり、かゆみを伴ってしまったり。こうした事で、洗顔もおろそかになってしまいがち。刺激の少ない洗顔石鹸をしっかり泡立てて、ゴシゴシこすらずに泡を押し付けるような感じで、泡に汚れを吸着させる洗顔をしましょう。
肌の汚れをしっかり取るためには、十分なすすぎも必要です。冷たい水よりもぬるま湯の方が、毛穴も開いて汚れが落ちます。拭くときもこすらず、タオルで押さえるように水気をとったら、すぐに化粧水などで保湿をしましょう!
保湿はなによりもアンチエイジング効果があります。ヒアルロン酸やセラミド、ビタミンC・アミノ酸入りなどは乾燥を防ぎ、うるおいを浸透させ、美白も促します。でも、それらを初めて使う場合、乾燥肌がひどい人は、手首に塗って刺激がないかを確かめて(パッチテストして)から使って下さい。目元専用の保湿パックなどを試してみてもいいですね。
対策その3 乾燥肌の人は、日焼け止め対策を習慣づけよう
肌の正常な人は、外出時にUVケア化粧品などで紫外線対策をします。紫外線はシミ・シワの元…すなわち肌を老化させる元凶だからです。 ところが乾燥肌の人は、肌を荒らしたくないから日焼け止めクリームをつけるのでさえ躊躇(ちゅうちょ)してしまいがち。
ですが、乾燥肌の人ほど、紫外線対策をしないと、皮膚がデリケートになっているため、シワができやすいのです。 日焼け止めクリームが苦手な人は、
①つばの大きい帽子をかぶる
②日傘を使う
③大きめのサングラスをかける
④紫外線の強いお昼前後の外出を避ける
など、顔に直接日光を浴びないように、避ける対策を心がけましょう。
対策その4 精神的に老化してない!?顔の筋肉を鍛えよう!
乾燥肌でのダメージが進むと、角質が硬くなり弾力を失うことで、顔の筋肉も衰え、笑った時にできる小鼻から口元にかけての「ほうれい線」などが、癖として残ってしまいます。
これがいわゆる「表情ジワ」です。この顔の筋肉を老化させないために、表情筋(顔の筋肉)を活発に動かして鍛えることも重要です。 カサカサの乾燥肌を気にし過ぎて、人に会わずに電話やメールなどで用を済ませていませんか?それは逆効果で、返って顔の筋肉を衰えさす一因となってしまうのです。
笑い顔のみならず、怒った時も、悲しい時も、感情を顔に出し、筋肉全体を動かす事が、シワの予防にもなるのです。
対策その5 入浴でリラックス&マッサージ
肌が乾燥しているだけで、イライラしていませんか?乾燥している肌をうるおす事に最適なのが「入浴」です。炭酸成分・硫黄成分のある入浴剤は肌を刺激してしまうので避けて、保湿効果・スキンケア効果を謳(うた)った入浴剤を使いましょう。
自分の肌のにおいが気になる…という人は、ラベンダーやローズなどのアロマオイルを浴室に垂らしても、リラックスできるかも。自分に合った香りを探すことも、眉間に寄せたシワのストレス解消に繋がるかも知れません。充分に水分を保湿できる入浴タイムです。面倒くさがらずに、自分を解放するための時間と捉えて入浴を楽しみ、小ジワの出来た部分の顔マッサージをする時間として、確保しましょう。
対策その6 寝ている間も乾燥してる?! 寝具にも肌対策を
肌着もそうです。化繊は、摩擦で肌を傷つけたりするので、肌ざわりが良く、汗などの吸水性のよい綿や絹にして、常に清潔な状態でいるのがベスト。布団も太陽光に当てて干したあと、掃除機をかけてダニ駆除対策をしましょう。
冬場の電器毛布や電器カーペットも水分を奪ってしまいます。寝る前に温めておく程度に心がけましょう。肌の回復は、夜、寝ている間に行われています。安眠するために寝具にも十分気を使ってみましょう。
対策その7 肌の乾燥には、ビタミンCを確保しよう!
緑黄色野菜にはビタミンがたっぷり。ですが、冷たい野菜よりも、温野菜にして摂る方が、ビタミンは吸収されます。特に、ピーマン・カリフラワー・ブロッコリー・いちごには、肌細胞を活性化させるビタミンCが、鶏レバー・かぼちゃ・春菊には、かさつきを抑えるビタミンAが豊富に含まれています。肌乾燥が、アレルギーに伴うものなら、DHA・EPA・リノレン酸を含んだ、サンマ・いわし・あじなどの青魚が効果的です。
今回の乾燥肌はシワができやすい!?今日から始める7つの対策、いかがでしたでしょうか?乾燥肌だからと諦めずに、自分に自身を持ち、これらの対策をして自信を持つことが大切なのです。やってみよう!と、自分を鼓舞(こぶ)してみませんか?
まとめ
乾燥肌はシワができやすい!?今日から始める7つの対策
対策その1 目尻に小ジワ!?それは乾燥肌の第一歩
対策その2 乾燥肌の人ほど、洗顔と保湿はしっかりと!
対策その3 乾燥肌の人は、日焼け止め対策を習慣づけよう
対策その4 精神的に老化してない!?顔の筋肉を鍛えよう!
対策その5 スキンケアに必要な事は?リラックスしてストレスを発散しよう
対策その6 寝ている間も乾燥してる?! 寝具にも肌対策を
対策その7 肌の乾燥には、ビタミンCを確保しよう!