虫歯の治療をする前に知っておきたい6つの治療法と費用

Tooth decay

歯が痛みだしてから歯医者さんに行って、高額な治療費と長期間の通院に驚いた事はありませんか?虫歯の治療は虫歯の大きさや数だけでなく、保険適用内で治療するかしないかによっても大きく費用が変わります。

必要の無い高額な自費治療にしてしまったり、費用を抑えようとして仕上がりが気に入らないなどのトラブルの無いように、虫歯の治療法と費用をしっかりと理解しておきましょう!



虫歯の治療をする前に知っておきたい6つの治療法と費用

治療法と費用1:虫歯の程度と治療法


虫歯治療は、虫歯の程度によって治療法や費用が異なります。まずは、保険適用内でできる基本的な虫歯治療と費用を確認しましょう!

<基本的な虫歯治療>

①虫歯を削ってレジンを詰める(小さい虫歯)

虫歯治療をした事のある人なら、ほとんどの人が経験していると思われる治療法です。虫歯部分を削って、歯の色に似たレジンで穴を塞ぎます。最後に歯の形にあわせて整えて、光を当ててレジンを固めるだけです。

レジンは年数が立つと黒く変色していく特徴がありますが、治療後は元の歯の色とほとんど同じ色なので、見た目も美しく、金属アレルギーを引き起こす心配もありません。小さい虫歯の場合は治療1回で済み、治療費の自己負担額は1500円くらいです。

②型を取り、削った穴を埋める(中程度の虫歯)

虫歯の進行が進んでいると、虫歯が大きくなっている分削った時の穴も大きくなっているので少し削って直接樹脂を詰めるだけでは済みません。最初に歯の型を取って、虫歯を削った穴にぴったりと合う物を作り、はめこみます。

穴を埋める材質は、保険適用の場合、金属かレジンになります。治療には最低2回以上の通院が必要で、治療費は2000〜1万円くらいです。

③歯に被せものをする(大きい虫歯や深い虫歯)

大きな虫歯や深い虫歯の場合、根幹治療をしたり、虫歯の箇所以外に歯の周囲も削った後、被せものをします。

はじめに一度型を取って、被せ物を作る時間がかかりますので、治療には複数回の通院が必要で、治療費は7000円〜2万3千円くらいです。

主な虫歯治療はこの3種類です。

この金額の他に、初診料600円と、再診料120円が必要となり、詰め物の種類を自費治療のものにすると金額が大きく変わります。小さい虫歯なら保険適用内でも治療の跡が目立たない仕上がりにする事ができます。

治療法と費用2:保険適用内治療と保険適用外治療の違い


虫歯の保険適用外治療は、小さな虫歯で5000円〜5万円、中程度の虫歯で1万円〜2万円、重度の虫歯だと5万円〜100万円くらいまでと、保険適用内の治療とは比べ物にならない程高額になる事もあります。この金額の差は、素材の違いだけではありません。

型を取る前に、糸で歯肉を抑圧して隙間の無い被せものを作れるようにしたり、型をとる際の材料も、より精密なものを使っています。その型を使って実際に被せるクラウンを作るのですが、この時にも、歯科技工士が顕微鏡で細部までしっかりと作る為、費用が高額になります。

虫歯の治療に行った時は、できるだけ保険適用内の治療にして費用を抑えたいと思ってしまいますが、虫歯の大きさや場所によっては、保険適用外の丁寧な治療をする事で、歯を長く、綺麗に持たせる事ができるようです。

治療法と費用3:保険適用外のコンポジットレジン


小さい虫歯から中程度の虫歯の場合には、コンポジットレジンを詰め物に選ぶ人が多いと思います。コンポジットレジンを詰め物に選べば、保険適用内で安価で綺麗に治療できると思うかもしれませんが、虫歯の程度と歯医者さんによっては保険適用外治療をすることがあります。

治療にかかる費用は、保険適用内で700円〜1000円程度、保険適用外で5000円〜3000円程度が相場です。保険適用内と保険適用外のレジンの質にはそこまでの違いが無い場合が多く、どこまでを保険適用内にするかという基準も曖昧だそうです。

治療内容が保険治療の域を超えていると歯医者さんが判断すれば、保険適用外の高額な治療費になりますので、治療をする前に確認をした方がいいでしょう。

治療法と費用4:銀歯とセラミック


削った穴の大きさが大きかったり、歯全体に被せものをする場合、レジンでは強度が弱いため、他の素材を選ぶ必要が出てきます。その際に使われる素材は銀歯やセラミックが主流です。銀歯にする際の費用が、虫歯を削る費用なども含めての3000円〜5000円なのに対して、セラミックの場合は、部分的な詰め物で3万円〜5万円、オールセラミッククラウンで8万円〜15万円になります。

セラミックを選ぶ事のメリットは、見た目の美しさだけでなく、金属による歯茎の変色がない、セラミックの下で虫歯が広がる心配が少ない事です。デメリットとしては、陶器なので衝撃に弱く、欠ける可能性がある事ですが、最近では、強度のあるジルコニアセラミッククラウンというものもあります。

治療法と費用5:根管治療


虫歯が悪化していて、虫歯菌が歯の神経を冒してしまっているときは、歯の神経を抜く根管治療を行う必要性が出てきます。根幹治療は保険適用内だと1300円〜3000円、保険適用外だと10000円〜100000円が相場で、この他に、被せものの値段がかかります。神経治療の成功率は、ラバーダムという根管内への細菌の侵入を防ぐゴム製のコートを使うと90%ですが、使用しない場合50%と、かなり差が出てしまいます。

日本の根幹治療の保険点数はかなり低く、アメリカに比べると7分の1だそうで、ラバーダムを使うと歯医者さんは赤字になってしまう為、保険治療ではラバーダムを使用しないところがほとんどだそうです。ですので、根幹治療を必要とする虫歯の治療は、基本的には保険対象外で考えておいた方がいいでしょう。

また、神経治療を勧める事で収入につなげようとする悪徳な歯科医院もたまにあるようです。神経治療をした歯は将来的に抜歯をする可能性が高くなる事もありますので、本当に根幹治療をする必要があるかを見極める必要があります。

治療法と費用6:虫歯で抜けた歯の治療


重度の虫歯で抜歯をしなくてはならない場合や、虫歯によって歯が抜けてしまった場合、最もポピュラーなのが、ブリッジという治療法です。抜けた部分の義歯と両サイドの歯の被せものを一体化したものを作り、両サイドの歯を削って被せる方法です。

この方法は、銀歯を使用するなら保険治療内ででき、2万円〜4万円くらいですが、3本分が銀歯になるので見た目には結構目立ちます。費用はかかりますが、歯茎の健康や被せた銀歯から虫歯になる可能性を考えると、被せものだけ自費でセラミックにした方が良いかもしれません。

ブリッジ以外の方法で抜けた歯を治すとなると、部分入れ歯やインプラントがあります。部分入れ歯は、保険適用内だと1万5千円位でできますが、審美性や耐久性よりもコスト重視になり、機能性の面でも最低限のものになります。

また、一度保険適用内で部分入れ歯を作った場合、6ヶ月間は他の歯医者で作る事ができない事を頭に入れておいた方がいいでしょう。インプラントに関しては、一本あたり30万〜40万が相場と言われていますが、歯医者さんによっても、その人の口の中の状態によっても様々です。格安インプラントでトラブルになる事例も発生しているので、安易にインプラントにするのは考えた方が良いかもしれません。


今回お届けした「虫歯の治療をする前に知っておきたい6つの治療法と費用」はいかがでしたか?虫歯の治療は、虫歯が進行する につれて高額になり、通院期間も長くなります。進行してしまった虫歯は、自費治療の治療法でないと思い通りに治せない事もありますので、虫歯が大きくならないように、定期的に歯医者さんに行くようにしましょう!

まとめ

虫歯の治療をする前に知っておきたい6つの治療法と費用

治療法と費用1: 虫歯の程度と治療法
治療法と費用2: 保険治療と自費治療の違い
治療法と費用3: 保険適用外のコンポジットレジン
治療法と費用4: 銀歯とセラミック
治療法と費用5: 根管治療
治療法と費用6: 虫歯で抜けた歯の治療


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