今すぐチェック!若年性認知症を疑ったときの5つのチェックポイント

若年性認知症

私たちがいつまでも若々しくありたいとアンチエイジングについて考えるとき、ついスキンケアやダイエットなどにばかり意識が向きがちですが、「脳」が健康であることもクオリティオブライフの点からとても重要になってきます。

若年性認知症とは、脳の血管の出血や梗塞、アルツハイマーなどにより64歳以下で認知機能が衰える病気をいい、早ければ40代後半から症状が現れる人もいます。「私は大丈夫」と油断せずに少しでも疑われる症状が現れたら、早めに医療機関にかかることが大切です。

そこで、今回は、若年性認知症を疑ったときの5つのチェックポイントについてお伝えします。



今すぐチェック!若年性認知症を疑ったときの5つのチェックポイント

チェックポイント1: 若年性認知症に最も多い症状「物忘れ」

若年性認知症の約半数の人に見られるのが記憶障害、つまり「もの忘れ」です。 ついさっき聞いたことが思い出せなくて
・何度も同じことを聞いてしまう
・どこに物を置いたか忘れてしまう
・約束したことを忘れてしまう
などが良くみられる症状です。

始めのうちは、直前に起こったことを思い出せなくなるのですが、症状が進むと、自分の出身地や生年月日などのほか、過去におこったさまざまな体験などを思い出せなくなってきます

〔若年性認知症によくみられる物忘れの症状〕

 ・よくものを失くす
 ・人や物の名前が思い出せず「あれ」「これ」などの言葉が増える
 ・人と会う約束を忘れてしまう
 ・今までできた仕事のやり方がわからない
 ・買い物に出かけたが、何を買いに来たか忘れる

もし、上記のような若年性認知症の症状が気になりだしたら、カレンダーにその日の予定を書く、こまめにメモをとるなど、記録をとることにより衰えた記憶をカバーすることが大切です

チェックポイント2: 今の自分の状況がわからなくなることも!

今いる場所はどこなのか、どうやってこの場所に来たのか、今日は何日か、一緒にいるのは誰なのか、などが分からなくなりますが、これも若年性認知症に比較的早いうちから現れる症状です。

症状が進むと、外出したときに自分の居場所が分からなくなって迷子になったり、自分の家の中でさえどこに何があるか分からなくなったりします。今日が何日かわからなくなることは誰にでもあることですが、頻繁にわからなくなったり何月かもわからなかったりすると、若年性認知症の疑いがあります。

もしもの時のために、連絡先を書いたメモを持ち歩く、GPS機能の付いた携帯電話を持ち歩き、いつでも家族と連絡でき、また家族が自分の居場所を探せるための対策が有効です

チェックポイント3: 計画的に行動できなくなったら若年性認知症を疑う!

手順通りに料理を作る、いつもおこなっている仕事をこなす、毎月行っている電気代などを支払う、などの行動に支障が出るのが若年性認知症によくみられる症状です。片づける手順がわからなくなり部屋が散らかり放題になったり、車の運転では車線をはみ出す、ブレーキをかけるタイミングが遅く事故を起こしそうになったりするなど、深刻なことになりかねないため注意が必要です。

電気代などの支払いは銀行口座からの引き落としにするなど、できるだけ自ら行わなくてよい方法を選ぶことが大切です。自動車の運転は事故を起こすと取り返しがつかないので、免許証を返還し、バスやタクシーなどの公共の乗り物を利用するのも良いですね。

チェックポイント4: 会話に支障が出たら若年性認知症のサイン

若年性認知症になると、言いたいことをうまく言葉で表せなくなったり、相手の話してることの意味がつかめなくなったりする「失語」とよばれる症状が現れるため、コミュニケーションの取りづらさを感じるようになります。

〔「失語」のおもな症状〕

 ・ものの名前が思い出せない
 ・聞いた言葉が音として認識できない
 ・聞いた言葉を復唱できない
 ・言葉の数が少なくなる
 ・言葉を間違える
 ・会話が詰まる
 ・同じ話を繰り返す

若年性認知症の予防やリハビリのポイントは、「脳に刺激を与えること」です。

例えば、声を出して歌ったり読書したりする、簡単な計算をする、積極的に会話を楽しむ、などです。

会話に支障が出始めたからといって人とのコミュニケーションをとらないことは症状をさらに悪化させかねないので、自分の症状を理解してもらったうえで、積極的にコミュニケーションをとるようにしたいですね。

チェックポイント5: 最近、運動機能が衰えてきていない?

視覚からの情報をうまく処理できず空間認知能力が衰えるため、まっすぐ立てなくなって前傾したり、左右に揺れてしまったり、転倒しやすくなったり、また、歩行が困難になったりします。これらの症状は若年性認知症が発症したあとの症状のひとつですが、実は運動することが認知機能を向上させることが分かっています。

すこしきつめの運動や有酸素運動、たとえばウォーキングやジョギングを週に3回程度おこなうことで、日頃から体力と知力の両方を鍛えておきたいですね。


 

さて、今回は、若年性認知症のチェックポイントについてお伝えしましたが、いかがでしたか?

若年性認知症にかかって症状が進むと、人生を楽しめなくなるばかりでなく家族や周囲の人たちに悲しい思いをさせることにもなるため、少しでも心配な症状に気づいたら、早めに医療機関にかかることが大切です。早期発見すればリハビリにより進行を遅らせることができるので怖がらずに早めに受診し、ハッピーな人生をすごしましょう。

まとめ

今すぐチェック!若年性認知症を疑ったときの5つのチェックポイント

チェックポイント1: 若年性認知症に最も多い症状は「物忘れ」
チェックポイント2:今の自分の状況がわからなくなることもある
チェックポイント3:計画的に行動できなくなったら若年性認知症を疑う!
チェックポイント4:会話に支障が出たら若年性認知症のサイン
チェックポイント5:運動機能が衰えも症状のひとつ


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