ポリフェノールが若さの秘密!サビない体を作る7つの効果

polyphenol
ポリフェノールといえば赤ワイン!と連想される方も多いのではないでしょうか。実はポリフェノールは多くの食材に含まれており、柑橘類やお茶、大豆などなど、植物の光合成に伴って生成される植物の苦みや渋み、色の成分となる化合物の総称で、自然界には5000種類以上存在するといわれています。

特に、渋みや苦みの強いものや色の濃いものには豊富に含まれており、とても強力な抗酸化力をもっています。 身体をサビつかせる要因「活性酸素」。鉄が錆びるのと同様に、人間の体内や皮膚でも酸化が起こります。若々しい肌や体を維持したいと願う人にとっては大敵です。

活性酸素を除去する効果が高く、身体をサビから守ってくれるアンチエイジングの強い味方のポリフェノール。今回はそんなポリフェノールでサビない体を作る効果をお伝えしてきます。



ポリフェノールが若さの秘密!サビない体を作る7つの効果

効果1・目の酸化を抑えるアントシアニン!

主にブドウ、ブルーベリー、カシス、紫イモなどに含まれる青紫の天然色素。黒系や紫系の野菜や果物に多く含まれるポリフェノールです。 アントシアニンは世界中に400種類以上存在するといわれていて、その種類によって性質が異なってきますが、特に目に対する抗酸化作用が強く、疲れ目の予防と改善に効果的です。さらに毛細血管を活性化し、血液循環を良くする効果も期待できます

近年、紫外線によって、目からも酸化の影響を受けることが分かっています。紫外線を皮膚には当てずに、目に当てるだけで皮膚にシミができてしまったり、目の病気にもかかりやすくなります。 アントシアニンはそんな目に対するサビを取り除く効果があります。

ちなみに、渡り鳥が長期間空を飛び続けることができるのは、このアントシアニンを含むベリー系の果物をついばんでいるからともいえます。

効果2・イソフラボンは女性ホルモンと似ている働きをするポリフェノール!

大豆や豆乳、豆腐、葛などに多く含まれる成分です。女性ホルモンである「エストロゲン」と似ている働きをすることでも有名ですね。若々しい肌を維持する働きや、骨粗鬆症の予防、コレステロールを抑える役目や生活習慣病の予防にもつながるということで健康面でも注目されています。

ホルモンバランスの乱れから起きる発汗や倦怠感などの更年期障害の悩みを改善するためにも有効です。 また、がん細胞の増殖を抑制する働きもあるといわれており、特に乳がんや前立腺がんに対して予防効果があるとされています。

効果3・肌サビ抑えるエラグ酸!

イチゴやラズベリーなどベリー系に豊富に含まれるポリフェノールです。シミの元であるメラニン色素の生成を抑制する作用があるとこから、化粧品の成分としても使用され、シミやそばかすを抑える美白効果があるとされています。

また、血液中の酸化を抑える効果もあり、抗菌・抗ウイルス効果もあります。がん抑制効果も期待でき、まさにサビない体を作るのに必要なポリフェノールの一種でもあります。

効果4・体臭の酸化を抑えるタンニン!

皮膚から出る脂質が酸化すると嫌なにおいになり、体臭の原因になります。タンニンは主に渋柿、烏龍茶、コーヒー、紅茶、レンコンなどに含まれる苦み成分です。タンニンには消臭効果や毛穴を引き締める効果があるといわれており、匂いのサビを抑えるには効果的。 その他、肥満防止や、胃腸へのアルコール吸収抑制にも効果的です。

特に柿に含まれるタンニンは緑茶やワインと比べても消臭効果が高く、加齢臭対策やボディ用品などにもよく使用されています。 抗炎症効果があるため、花粉症やアレルギーの諸症状を和らげる効果も期待できます。 シミの原因でもあるメラニン色素の沈着を防ぐ効果もあるため、美白にもおすすめです。

効果5・血管のサビを抑えるルチン!

ルチン蕎麦やイチジク、柑橘系の食品に多く含まれています。ポリフェノールの一種ですが「ビタミンP」とも呼ばれることがあります。 毛細血管を強く丈夫にし、血流をスムーズにすることで、動脈硬化や高血圧、心臓疾患など生活習慣病予防に効果的に働きます。弾力が衰えた血管を再び弾力のある血管にすることで、血液循環にかかわる病気の予防や改善にも有効です。

効果6・脳のサビを抑えるフェルラ酸!

フェルラ酸は、米ぬか、米、麦、パイナップルなどの種子に多く含まれ、脳内の傷んだ細胞を修復し、保護する効果があります。そのためアルツハイマー病の症状改善にも効果が期待できるようです。 強い高酸化力があるため、脳だけでなく、体全体のアンチエイジング効果もあり、吸収も良いことなどから注目されています。

効果7・肝機能強化で、解毒効果を高めるクルクミン!

クルクミンウコンなどに含まれる黄色の色素成分です。 肝臓は人間の体内での最大の臓器でもあり、代謝と解毒という重要な役割を担う、いわば体内のリサイクル工場です。クルクミンはその肝臓の解毒機能を強化する作用や、胆汁の分泌を促進してくれます。「ウコン」入りのドリンクを飲むことで二日酔いを防ぐことができるのは肝機能を高めるクルクミンの効果からなのです。 クルクミンのもつ抗酸化作用は美肌にも有効に働き、体の肝心要の部分からしっかりとサビない体を作ってくれる力があります。

いかがでしたか。ポリフェノールは種類が多く、ここにあげた以上の数々の効果があると分かってきています。ポリフェノールに含まれる抗酸化作用は人に対する病気の予防や病気を改善するための効果が期待できるはずです。
もちろん、食物に含まれる物質ですので即効性があるわけでも、長時間の効果が期待できるわけでもありませんが、まずはこまめに摂取することで、毎日の生活で少しずつたまっていくサビを取り除けるよう、はじめてみてはいかかでしょうか。

まとめ

ポリフェノールが若さの秘密!サビない体を作る7つの効果

効果1・目の酸化を抑えるアントシアニン!
効果2・イソフラボンは女性ホルモンと似ている働きをするポリフェノール!
効果3・肌サビを抑えるエラグ酸!
効果4・体臭の酸化を抑えるタンニン!
効果5・血管のサビを抑えるルチン!
効果6・脳のサビを抑えるフェルラ酸!
効果7・肝機能強化で、解毒効果を高めるクルクミン!

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