突然腕が上がらない!腕や肩の痛みを和らげる6つの対処法

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朝目覚めて伸びをしようとしたら、腕が上がらない…。そんな状態になると、とても不安になりますよね。

肩や腕の痛みの原因は、意外にも腕以外の所に不調がある場合が多く、肘や腰などが根本的な要因になっていることもあります。

そこで、今回は肩や腕の痛みを和らげるためのいざという時の対処法についてお伝えします!



突然腕が上がらない!腕や肩の痛みを和らげる6つの対処法

 

対処法1.肩や腕の痛みの原因とは?

肩や腕の痛みは、実はこれらの部位意外の所に原因があることが多く、同時に首や肘、腰にも痛みがあるなど他の場所の不調も併発していることがあります。

また、腕の痛みには痛風やリウマチ、感染症などが原因で起こることがあります。特に男性は痛風、女性はリウマチの可能性が高く、どちらも関節炎を起こす病気です。これらは症状が重いという特徴がありますので、ほんの少し動いただけでも、ひどい痛みを感じるようであれば、すぐに病院に行くことをおすすめします。

 

対処法2.腕の痛みの原因は主に2つあった!

肩や腕の痛みの原因は悪い姿勢から起こるものと、首の筋肉を神経が圧迫して起こるものの主に2つがあります。

●悪い姿勢から起こるもの

手を動かす神経は首の7つ骨の隙間から出ています。猫背や長時間のPC作業などで、悪い姿勢が続くと骨が不正列な並び方に変形して、神経を圧迫し腕の痛みを引き起こします。

●筋肉が神経を圧迫するもの

首から出ている神経は筋肉や骨の間を進んで、腕へとのびています。筋肉を必要以上に酷使すると、この通り道が狭くなり神経を圧迫して腕の痛みを引き起こします。この場合は 日常生活の中で多く行う動作が原因で発症します。

 

対処法3.冷・温湿布を使い分けて痛みを和らげる!

腕の痛みを和らげるアイテムと言えば湿布薬。湿布薬には冷やすものと温めるものがありますが、症状の状態によって使い分けることで、効果をしっかりと実感できます。

●冷湿布がオススメのタイミング

・腕の痛みがある場所に熱がある
・何もしていない状態でも痛みが続く
・腕を動かした後にしくしくとした痛みが続く
・痛みが辛く眠れない このような時には炎症や充血を起こしているので、冷湿布を使います。ただし、冷湿布を使うのは3~4日に留めます。もし、すぐ冷湿布を準備できない時は、保冷パックなどをタオルで包んだもので代用が可能です。

●温湿布がオススメのタイミング

・痛みはあまり感じないが腕が上がらない
・腕を動かそうとすると引っかかりがある
・我慢できる程度の鈍い痛みが続いている これらの状態は、筋肉が硬くなっている状態なので、温湿布を使い血行を良くして緊張をほぐしていきます。1~2週間程度は保温することを続けます。

 

対処法4.簡単なストレッチを適度に行う

ストレッチは、効率的に筋肉に血流や酸素を流すことが出来るため、痛みを徐々に和らげていくもはもってこいの方法です。

【すぐに出来る腕の痛みを和らげるストレッチ法】
①両手を上へあげてバンザイをする
②5~10秒ほどかけて、ゆっくりと元の姿勢に戻す
【眠る前におすすめの全身伸びストレッチ法】
仰向けに寝て肩幅程度に足を開き、両手は上にあげます。背伸びをする感じで、つま先から両手の先まで20秒間伸ばします。この動作を3~4回繰り返し行いましょう。
【首筋を伸ばして腕の痛みを取り去るストレッチ法】
①前後左右にゆっくりと首を曲げる
②両手を頭の後ろに回して、頭越しに右耳を掴みます。
③②の状態のまま、腕の重みを利用して、斜め前の方向に20秒間首を伸ばします。
この動作を左右各3~4回繰り返し行いましょう。

 

対処法5.筋肉のコリが神経を圧迫しているなら運動をする!

ある程度腕の痛みが治まってきた時には、硬くなった筋肉を運動でほぐしていくことで、再発しない回復を目指せます。運動で腕の痛みを解消するポイントは、関節の可動範囲を広げ柔軟性を高めることです。

腕の痛みを和らげるには、同じ姿勢を長時間つづけても体に歪みをださないインナーマッスルを鍛えることです。それはなぜかというと、インナーマッスルの役割は主に、関節が外れてしまわないように固定することだからです。

●インナーマッスルを効率的に鍛えれられる運動
ヨガ ・ピラティス ・水泳 ・ウォーキングなど

対処法6.すぐにでも痛みを抑えたい時にはツボ押しが有効

すぐにでも痛みを抑えたい時にはツボ押しがおすすめです。

●曲池(きょくち)
肘を曲げた時にできるシワの部分にあります。この部分を親指を使って強めに押していきます。腕の痛みを和らげる以外にも、肩こりや頭痛の解消にも効果があります。

曲池_手五里

●手五里(てのごり)
曲池から肩に向かて指3~4本分上にあります。この部分を親指を使って強めに押していきます。肘や腕の痛み、手先のしびれ解消にも効果があります。


 

さて、今回は腕が突然上がらなくなった時の緊急事態に使える対処方法についてお伝えしましたがいかがでしたでしょう。

腕に痛みがあると、通常の生活さえもままならなくなり、仕事や家事もスムーズに行えなくなるもの。腕の痛みの原因は主に悪い姿勢や筋肉が神経を圧迫するもの主に2つの原因があります。

腕の痛みがあらわれた時には、冷・温湿布をうまく使い分けて痛みを和らげたり、簡単なストレッチを行ったり、ツボ押しを実践してみましょう。

また、少し回復してきたら再発しないためにも適度な運動を行いインナーマッスルを鍛えることをおすすめします。 ぜひ、今回の対処法を参考にして、軽~く柔軟性のある腕を目指してください。

まとめ

突然腕が上がらなくなった時の腕や肩の痛みを和らげるには

<冷湿布を使うとき>
・腕の痛みがある場所に熱がある
・何もしていない状態でも痛みが続く場合

(ただし、冷湿布を使うのは3~4日)

<温湿布を使うタイミング>
・痛みはあまり感じないが腕が上がらない時
・腕を動かそうとすると引っかかりがあるとき
・我慢できる程度の鈍い痛みが続いている場合

【すぐに出来る腕の痛みを和らげるストレッチ法】
①両手を上へあげてバンザイをする
②5~10秒ほどかけて、ゆっくりと元の姿勢に戻す


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